前回のCoffee Inc 2の記事のアップから一週間あまり、ものすごい時間をこのゲームに費やしてしまった気がする。初期のボラの激しい時代をなんとか生き抜き、現在2028年年末。資産630百万USドル、キャッシュ1,244百万USドル、時価総額4.2十億USドルというとこ…
はてぶの評判を見て、早速やってみた。結局、なにをやってもボラティリティは止められないところ、そして、CxOが全く報告連絡相談なしに仕事をすすめるところが実にリアルだった。news.denfaminicogamer.jpCoffee Inc 2Side Labs LLCゲーム¥300apps.apple.co…
なんともインパクトのあるタイトルだなと。本屋で見つけて読んだ。聖書にも出てくる古代の徴税人の話しから始まり、最新最大の脱税、パナマ文書まで一気に読ませる内容だった。決して脱税指南の本ではない。脱税の世界史 (宝島SUGOI文庫)作者:大村大次郎宝島…
中国の現代史がよく理解できた。後半は繰り返しが多い論述だが中国が生来もつ危険性がよく理解できた。真実の中国史【1949-2013】作者:黄文雄ビジネス社Amazon前半で詳述される現代史は、著者の黄氏が実体験として経験してきた中での言説なので迫力がある。…
2004年1月13日にはてなを始めたので、とうとう20年になる。と、思ったらはてなは2004年の4月に始めたらしい!hpo.hatenablog.com1月13日はココログだった。hidekih.cocolog-nifty.comいまでは、ほとんどエントリーすることもなくなってしまった。以前はほぼ…
営利ではない、ある団体のお役をやらせていただき、無事満了できた。近しい方々が祝福の言葉を送ってくださっているのがなにより嬉しい。最後の日のパーティーの少し前から、任期中に団体のリーダーのチームとしてみんなでやってきたこと、リーダー一人ひと…
50代も後半戦であるにも関わらず、今頃人間関係の基本に悩まされている。職場ではそれなりの地位なので、いろいろと部下に対しての意思決定をしなければならない。そうした中で自分の決断が元で割と職場での危機を招いてしまった。しかし、その背景には職場…
幸せなSF読み、少女漫画好きだった少年時代にしばし帰還した。以前録画していた「100分de名著」を今更見た。www.nhk.or.jp更に、書籍を読んで、萩尾望都さんのロングインタビューを読んで初めて萩尾作品の根底にある想いに近づけた。別冊NHK100分de名著 時を…
トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」があまりに素敵だったので、休みの日にamazonプライムでミッションインポッシブルシリーズを見てしまった。topgunmovie.jpwww.amazon.co.jpトム・クルーズはなんと一作目からプロデューサーも務めている。「ト…
大好きなマザーハウスの山口絵理子代表の本も二冊目。一冊目のなんでも体当たり感からすると、ずっと経営者に成長されているのがすごい。裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社+α文庫)作者:山口絵理子講談社Amazon一冊目の感想はど…
自分の人生の参考にするために遅咲きの偉人はいないか探している。衰えていく知的スタミナ、少なくなっていく時間の中でとりあえず北条早雲を読んでみた。戦国人物伝 北条早雲 (コミック版日本の歴史)作者:薫, 静霞,健志, 中島ポプラ社Amazon解説を読むと、…
前回に引き続き、「物語 ウクライナの歴史」の感想文。マゼッパは18世紀初頭に失意のうちに亡くなったと。そして、ウクライナ東部はロシアに併合され、西部はオーストリアに支配されていたのが18世紀から19世紀に渡る120年の状況。物語 ウクライナ…
ロシアの侵略が続く中、書店の店先で見つけて読み始めた。ロシアは何度もウクライナを侵略している歴史に改めて驚いている。物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)作者:黒川祐次中央公論新社Amazonちょうど読み始めた頃にNHKでも取り上げら…
「蟹は脱皮する」、こんな単純なことがわかっていなかった。ある方に言っていただき自分の決定的な課題に気づいた。以前、こう書いた。 組織の創業者は、自分が働き安いように組織をデザインする。「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」とはよくいったものだ。分相応…
たまたま人から進められて映画「マネーショート(現代 The Big Short)」を見た。背景がわからないまま見ると、これは単に金融関係者が怒鳴り合っているだけのドラマに見えたのではないだろうか?映画の中で一番鍵となるCDSとCDO等の説明もほとんどなかった…
書店で見つけて読み始めた。今回のウクライナへのロシア侵攻と重ね合わせて考えると、大変示唆することが大きい。日本人のための第一次世界大戦史 (角川ソフィア文庫)作者:板谷 敏彦KADOKAWAAmazon例えば、プーチン大統領が3月8日にわざわざなんで国際婦人…
自分にとってのビッグイベントが先日終わった。今回、多くの会社をまたいだ組織横断で実施されるイベントだった。組織文化も違えば、働く場所もまちまちな方々の密な協力が必要であった。準備期間中は、コロナ禍でなかなか顔をあわせての打ち合わせすら厳し…
凡で鈍で怠惰な私には、いつまでたっても悟りは来そうもない。それでも、仏教の学び、特に正法眼蔵にはいくつになってもトライし続けるだろう。今回も何回目かのその時節。NHK「100分de名著」ブックス 道元 正法眼蔵 わからないことがわかるというこ…
なんとはなしに新型コロナウイルス感染症蔓延下における航空業界について理解しているつもりであった。しかし、本書を読んで改めてその危機的な状況を思い知らされた。コロナ後のエアライン作者:鳥海 高太朗宝島社Amazon本書に描かれる状況は2021年3月までの…
前回、「投資」について安易に書きすぎたと反省。正直、「臆病者」の私は単体・現物の株は最小限として海外株式市場のインデックスへの「積み立て」型の投資を考えている。hpo.hatenablog.com臆病者のための株入門作者:橘 玲文藝春秋Amazon散々、「ブラック…
以前、著者の田里亦無先生とか細いご縁があった。しばらく前にご縁が切れてしまった。坐禅は私の中で止まったままだった。12月に入って無性に田里先生のご本を再読したくなり探して読み始めた。指導者を鍛える「道元禅」の研究―"見えない時代"をどう乗り切る…
先祖の言葉に従って現役で働いている限りは投資にお金と時間をつぎ込むことはすまいと想ってきた。しかし、まわりを見渡すと「知」を確実に投資につなげている方々があまりにたくさんいらっしゃる。ちょっと、勉強してみよう、少しだけ投資してみようという…
ユヴァル・ハラリ氏は「サピエンス全史」の頃から人類は「虚構」の上に歴史を築いてきたと主張されてきた。本書において人生の「意味」すらも否定され、人間の自由意志など生化学的プロセスに過ぎないと。そして、この虚構の自由意志こそが人間の苦しみの原…
アマンはいつぞやインドネシアを訪れた時からいつかは行きたいと想ってきた。ちょうどよい本を本屋でみつけて読み始めた。まさか、アマンの成立、歴史に日本人がこんなに関係しているとは知らなかった。「アマン伝説」、インドネシアでいつぞや外側だけ見た…
白隠禅師の日めくりをときおり眺めている。いろいろ浮世の悩みはつきない中、「南無地獄大菩薩」の書が私に迫ってくるように感じた。 南無地獄大菩薩 白隠「南無地獄大菩薩」とジョン・レノン「イマジン」 - 足立区綾瀬美術館 annex 余談から入るが、なんと…
しばらく前に橘玲さんの「無理ゲー社会」を読み終わった。表紙の「才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア」が本書のテーマを余すことなく表現している。無理ゲー社会(小学館新書)作者:橘玲小学館Amazon本書の中で重要キーワード…
なぜ新型コロナウイルス感染症(以下、コロナとする)が急減したか専門家は説得力のある議論ができていないように思える。私にはダンカン・ワッツの言う通り燃やし方の問題ではなく、燃えやすさ、燃え広がる側の問題であるために「燃え尽きて」しまえばそこ…
多分、興行的には苦戦するのだと想った。それでも、私には十分に共感を生む映画だった。www.youtube.comそもそも、エターナルズ、七千年にわたって人類を見守ってきた神のような存在が10人だというのが多すぎる。「アヴェンジャーズ」のように一人、また一…
ここのところ、猛烈に恋愛小説が読みたかった。ツイッターの広告のちょっとした恋愛漫画ですらぐいぐい読んでしまってた自分がいた。どうしようもない恋愛への渇きは五十代にもなって身体も衰えているのに変わらないらしい。錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)作者…
「あの」ダンカン・ワッツが書いたネットワーク思考からの社会に関する思考。本ブログのようだと書いてしまえば、あまりに不遜になるが複雑科学、ネットワーク思考から現代社会の諸問題に切り込むスタイルは「あり」なのだと。偶然の科学作者:ダンカン ワッ…