HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

アドラーは常識人:自分が変わらなければ人生は変わらない

「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気」を読んだ。喪失感から抜け出しつつある現在の私が読むべき本であった。嫌われる勇気作者:岸見 一郎,古賀 史健発売日: 2013/12/16メディア: Kindle版幸せになる勇気作者:岸見 一郎,古賀 史健発売日: 2016/02/26メディア:…

結婚とありえたかもしれない別の現在

テッド・チャンの新しい短編集、「息吹」を読了した。今の私の「状況」への見方を変えさせるインパクトがあった。息吹作者:テッド チャン発売日: 2019/12/04メディア: Kindle版収録されたいずれの作品も自分の決定的な運命とはなにかに対峙する物語だと私に…

「あなたの体は9割が細菌」

私達の存在はいかに自分が考えている「自分」ではないかが伝わった。あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた (河出文庫)作者:アランナ・コリン発売日: 2021/03/19メディア: Kindle版思考力が低空飛行していてなかなかブログのエントリーを書け…

「クララとお日さま」

一気に読んだ。どきどきしながら読んだ。カズオ・イシグロ作品初読了。クララとお日さま作者:カズオ イシグロ発売日: 2021/03/02メディア: Kindle版インタビューに心惹かれた。インタビューの感想エントリー後、すぐにAmazonから購入した。hpo.hatenablog.co…

クイーンズ・ギャンビット:女性のもろさ

このブログを書き始めて何度も経験した来たことがある。なぜ人生のこのタイミングでこの作品に出会うのかと。これまでも、運命的な出会いをいくつもの作品に感じてきた。今も「クイーンズ・ギャンビット」を一週間ほど前から見始めたことの符号に戦慄してい…

自由と規律

今頃「ヴィジョナリーカンパニー」、ジム・コリンズにはまっている。ここにカズオ・イシグロの問いの答えがあるように私には思える。toyokeizai.netイシグロの指摘はまさに現代社会の本質をついている。 それでも私たちは、真実がきちんと伝わるすべをなんと…

資本主義のダークサイド:生ワクチンと不活化ワクチン、mRNAワクチン

@J_Sato さんのご指摘に恐れおののいている。J_Satoさんが紹介してくだったTEDによると生ワクチンはヒト本来の「生命力」としか言いようのない力を引き出し、アフリカの研究において幼児の死亡率を明らかに下げいてるのだと。一方、不活化ワクチンは単独のウ…

「情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 」

ある方から勧められて読んだ。山本七平のフィリピン戦と本書の堀栄三氏の書くフィリピン戦では180度違う印象。情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 (文春文庫)作者:堀 栄三発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版言うまでもなく、インテリでありなが…

エノテカさんのワインブック

自粛、自炊生活のためにエノテカさんでワインを買ってきた。家飲み用なのでお店の手前に置いてある3本5,000円に目を引かれた。店に入って見ていると、ついつい奥の方の3本一万円の棚に足が向いてしまう。さりとて、冷蔵ケースの中の一本数万円のワイ…

建築家の饒舌

隈研吾氏の「自然な建築」読了。先日、隈研吾さんのカドカワミュージアムを拝見してきた。この建物は岩山まるまる一つを崩してまで材を選んで作ったと聞く。なんとも建設屋泣かせの外壁だと思っていた。本書を読んで、なにを意図されているかが理解できた。…

新型コロナの最大の禍は人の依存心を肯定すること

こんなことを書いてもお前は緊急事態宣言下で何を言ってるんだと言われるでしょう。私は幼い頃から家庭で「福祉を期待してはだめだ、公を期待してはだめだ。福祉に期待すると依存心は増大していくばかり。だから自立自尊で生きていけ」と教育されて育ちまし…

War Robotsにハマる

たまたまSNSで知人が親子でいわゆる「生き残りゲーム」を始めたというエントリーを見た。年末年始は割と時間があったので、自分でも出来そうなゲームを探して始めた。 play.google.com 実際のバトルよりも、セットアップとか、グレードアップに時間が掛かる…

「安楽死を遂げるまで」

医療関係の知人が「衝撃的」だったというので読んだ。「安楽死」、「尊厳死」が欧米では受け入れられてもなぜ日本では拒絶されるのかが伝わった。 安楽死を遂げるまで 作者:宮下洋一 発売日: 2018/01/05 メディア: Kindle版 夢と現実を一緒にするなと言われ…

進撃の巨人 33巻 ネタバレあり

初期のシリーズからすれば信じられないくらい先の先にの地平に来てしまっている。「進撃の巨人」は実は次々に「壁」を超えていく作品なのではないかと。進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)作者:諫山創発売日: 2021/01/08メディア: Kindle版最…

「おらおらでひとりいぐも」

映画が話題だったので、本屋で買ってきた。正直、あまり期待してなかった。しかし、本書には女性の人生一個分があますことなく描かれていた。いや、もっとかもしれない。すごい小説だった。おらおらでひとりいぐも (河出文庫)作者:若竹千佐子発売日: 2020/06…

ローカルジャーナリストガイド

藤代さんにお願いして、購入させていただいた。大変興味深く拝読させていただいた。ありがとうございます!jcej.hatenablog.com「ローカル」であっても守るべきこと、伝わる文章の書き方は同じかなと。取材、ファクトチェック、ストーリー、編集等だ。ただ、…

子供達は未来

永江一石さんのツイートに「子供たちは未来」とコメントした。コメントの後に、谷本真由美さんの「世界のニュースを日本人は何も知らない」を読んでいて幼児教育の大切さについての一文が目に飛び込んできた。 ヘックマン教授の書書『幼児教育の経済学』(東…

鬼滅の刃 無限列車編 映画版 (ネタバレあり)

大晦日だというのに映画を見に行ってしまった。煉󠄁獄杏寿郎の生き方に共感するとともに、自分の過去を思い出してしまった。kimetsu.comもう今さらあらすじだの、作品紹介でもないほど有名な本作なので自分のツボにはまったところだけ。杏寿郎が母親から「強…

テンペスト 原作とテレビ版

琉球王国の滅亡、琉球処分に至る激動の沖縄が見事に描かれていた。原作版では候文、英語、和歌から琉球の「琉歌」などが見事に組み合わさっている。源氏物語に匹敵する総合文学を形成していると言えるのではないだろう?これらはすべて池上永一さんが書かれ…

ユーミンのAnniversaryが聞こえる

なぜかユーミンのAnniversaryが私の頭の中でリフレインして続けている。なぜなのだろうか? この曲は死の床の中のパートナーを歌ったものだと直観した。以前の記事にそれを裏づける動画をリンクした。残っているようなのは幸運。 高齢者の方であっても、パー…

宮坂昌之先生の「新型コロナ 7つの謎」読了

もう随分前に読み終わっていた。さらには最近の私の「主戦場」であるツイッターにはポイントを載せていた。ただ、仕事とプライベートで忙しく、ブログに載せられないままだった。新型コロナ 7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体 (ブルーバックス)作…

「信長の原理」

小説としても一気読みする面白さだった。さらに、歴史的公証などほとんど博士論文を読んでいるくらいの勢いで戦国時代の流れが理解できた。信長の原理作者:垣根 涼介発売日: 2018/08/31メディア: 単行本「光秀の定理」と表裏をなす本作。「定理」は数学だっ…

命の源

夢を見た。 彼女とは息が合うわけではなかったが、仕事の関係がありパートナーとなった。二人でアフリカに旅行するのが夢でお金を貯めて、数年がかりで実現させた。大きな視界いっぱい広がる縦穴のある台地のホテルに泊まった。各部屋にテラスが付属していて…

頭の整理がゴルフには大事

相変わらずスコアは全くまとまらないが、ショットは少しづつよくはなってきているように思える。以前、コーチをしていただいた方の話が今頃になって身体でわかってきたような気がする。いや、本当に「気がする」だけなのは自覚している。逆を言えば、これは…

「ポーの一族 秘密の花園」

いつのまにか萩尾望都先生が新刊を書かれていた。ポーの一族 秘密の花園(1) (フラワーコミックススペシャル)作者:萩尾望都発売日: 2020/11/13メディア: Kindle版「春の夢」、「ユニコーン」とほぼ現代にまで至る物語が語られたので、過去の「空白」、「ラ…

「空母いぶき Great Game」2巻

なかなかの迫力。いよいよ戦闘開始かと? 空母いぶきGREAT GAME(2) (ビッグコミックス) 作者:かわぐちかいじ,八木勝大,潮匡人,惠谷治 発売日: 2020/10/30 メディア: Kindle版 北極海がこれから大変なことになるのだろう。「発見」を全世界に発表するとい…

「ニキ」

なかなかショッキングな小説だった。当初は本当に単なるやばい小説かと思ったがこれはこれで一つの成長の過程なのだと。 ニキ 作者:夏木志朋 発売日: 2020/09/18 メディア: Kindle版 そもそもこの小説が「ポプラ社小説新人賞」を取ってることが一つのネタバ…

「一枚の地図」戦略と戦術

基本的なことを知ってるつもりで実行できてなかったことを思い知らされた。 迷えるリーダーがいますぐ持つべき1枚の未来地図 作者:横田伊佐男 発売日: 2020/04/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) hpo.hatenablog.com 戦略は、経営に対して責任を負える人…

「もはや老人はいらない!」

タイトルは「もはや老人ホームはいらない」であるべきでは?筆者は、施設の運営を十分に経験しておられる高齢者の意思、個別性を重視するお立場なので、「老人はいらない」とは一言も主張しておられない。もはや老人はいらない!作者:小嶋 勝利発売日: 2020/0…

校了

随分以前に予告していた「本を書く!」プロジェクトが先日校了した。hpo.hatenablog.comと、自分で確認して唖然としたのは、「そんなに前だったっけ?」ということ。ちょっと長すぎ。新型コロナウイルス騒ぎの真っ最中はなかなか筆が進まなかったが、休み休…