HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

シルヴェット

諸事情あってまた川村美術館に行ってきた。山口勝弘先生の追悼展はシンプルな展示で、先生の実験的な側面は十分には伝えきれない内容ではあったが、作品はは素晴らしかった。

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http://kawamura-museum.dic.co.jp/application/files/8815/6384/3599/viewpoint_release.pdf

artazamino.jp
*1

さて、小学生の頃に家にあった美術全集で出会って以来、恋をしてしまった「シルヴェット」嬢との逢う瀬を楽しんできた。

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http://norimakihayate.hatenablog.com/entry/2019/01/29/093840

ピカソ シルヴェットとの邂逅 - norimakihayateの日記

kokai.jp

で、つい思い余って話しかけてしまった。

失礼をお許しください、id:finalventさん。

*1:私の浅い理解の中では山口勝弘先生は、筑波大学におけるメディア・アート、「つくば系アーティスト」を生む土壌を作ってくださった方だと理解している。しかし、ウェブの上には作品があまり出てこないのが実に残念。明和電機を始め、筑波大学からはサイバーなアーティストが生まれているのは偶然ではないと私は考えている。www.tsukuba.ac.jp

ロボットレストラン

tripadvisorでの評価が高かったので、インバウンドの方々はなにを求めているのか体験するのに一度行きたいと想っていた。たまたま時間ができて、なおかつ当日朝に席を調べたら空きがあったので、行って来た。

photos.app.goo.gl

いや、楽しかった。キッチュというのだろうか、戦隊もののニセモノ感が実にいい。ビートとダンスも秋葉原のアングラアイドル的なのがいい。出てくる「ロボット」も最先端のAIではなく、単なるリモコン操作なのも実に日本的。そもそも、新宿歌舞伎町のどまんなかでこれだけのショーを実行していることだけでも、日本的だと思える。とにかく入れ替え、出し入れがよくぞここまでコンパクトに考えられているなと。

tripadvisorの評価を見直すと酷評されているコメントがあるが、繰り返すがそのニセモノ感じを味わうために日本に来たのではないのと言い返したくなる。楽しんでいる人達はニセモノ感じも含めて評価している。ようは日本のノリなのだ。

www.tripadvisor.jp

日本はたぶん聖徳太子の昔から、海外からの文化を取り入れ貧乏ながらも少しでもマネをしながら文化を熟成させてきた。ニセモノ感のコンプレックスは今に始まったことではない。その文化的消化活動だとみれば、このショーは大成功だと思うし、仕掛け人の方のお話しをぜひ聞いてみたいと私は思った。

って、なんなくあった。

田中氏: アンソニー・ボーディン氏が訪れたのが最大のきっかけですね。アンソニー・ボーディン氏という世界的にも有名な辛口のコメンテーターがいます。日本で言う所のマツコ・デラックスさんみたいな方ですね。その方が「ジャニス・ジョプリンを見た時以来の衝撃だ!」「今までの人生で見た中で、一番のショーだ!」と大絶賛していただけました。

【独占告白】ロボットレストラン『最初は色物ショー扱いで嫌われ者だった』…その苦難の道と”転機”とは | 訪日ラボ

東京だとこういう有名人の目にとまる確立が高いのはアドバンテージだと。


■追記

知らなかった・・・。灯台下暗しもいいところ。お恥ずかしい限り。

www.youtube.com

フリクリ

めっちゃ面白かった。

ja.m.wikipedia.org

Amazonプライム神!

Amazon.co.jp: フリクリを観る | Prime Video

リアルタイム感想。

 

 このアニメって少年の旅立ちの構造という意味では「エヴァ」(テレビアニメ版)とそっくりなんだけど。いわゆる「セカイ系」というのだろうか?

hpo.hatenablog.com

「仏にわが身をゆだねよ 歎異抄」

釈徹宗さんの「維摩経」がとてもわかりやすかったので、これまた以前から読みあぐねていた「歎異抄」を拝読した。

初めて歎異抄を従来の仏教の中に位置づけられるのだと理解できた。そう、まだ「南無阿弥陀仏」を「理解」というしかないレベル。以前、勝新太郎さんだったか、若山富三郎さんだったか、映画の中であるやくざ者が放蕩の果てに困窮し、二昼夜に渡ってひたすら南無阿弥陀仏を唱え続けるというシーンがあった。そうすると、ただ阿弥陀如来様が自分の方に迫ってくるのを感じたという。映画の中だが、私の中では他力本願というと、この光景がずっと焼き付いている。

本書を読んで初めて体系的に他力本願、親鸞の教えに触れることができた。また、実に体系的に釈師が書いてくださっているので、私がここでなにを書くより本書を読めとなる。それでも、あえて先さきのためにメモをしておきたい箇所は、本書の最後で繰り返される第4条と第5条。あえて、釈師の現代語訳を載せる。まずは第5条。

「この世界においては、どれだけ愛おしい、不憫である、と思っても、思い通りに救うことはできない。だから、聖道門の慈悲は完璧ではない。ゆえに、他力念仏の道を歩むことこそ、完遂してく大慈悲心なのである」

悟れることのない、罪業そのものの自分。どれだけ親を思い、子を思い、人に慈悲をそそごうとしても、相手を救うことはできない自分。人としていかに正しく生きていこうとしても、道をそれてしまう自分。親鸞のような人物ですら「自分には真実の心などない。ニセモノでありウソ偽りのこの身なので清浄な心などない」と。五十を過ぎたいま、恥の多い人生を送ってきた、いや、いまも送っている自分にはああ、そうなのだと痛感する。

更に第4条がすごい。

「いそいで浄土と成って、まずは縁ある存在から救っていくべきである(まづ有縁を度すべきなり)」

親鸞は浄土へ往って、浄土から還ってくる、往相回向還相回向なのだと解いていると本書で釈師は教えてくれている。お盆を迎えた今、まさに往相回向還相回向を実感する。いや、これは邪道な読み方か。いかに自分が救われない身であるかを実感し、自分を小さくするのが仏道なのだと自分に言い聞かせこの恥の多い人生をそれでも生きていきたい。

カッコウの卵

「うちのウェブサイトが開きません」と連絡があったのは、金曜日の18時過ぎ。慌てて自社サイトを見ると、確かにアクセスできない。メールにはレンタルサーバー会社からのメール。「不正アクセスがあったようなので停止します」うんぬんと。しかし、すでに18時を過ぎてサーバー会社とは連絡がとれず。当然、ウェブ製作をお願いした会社もお盆休み。それでも、ウェブ上ではクリティカルな情報は一切載せていないし、メールを含む業務系は一切切り離しているし、そもそも会社案内の電子版程度のサイトだし、週末は予定があったので、とりあえず2日ほど放置してしまった。

月曜日に改めて調査を始めた。私の知識は「カッコウはコンピュータに卵を産む」あたりしかないので、改めて手をつけるにもウェブで調べながらいろいろやってみた。

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 上 (草思社文庫)

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 上 (草思社文庫)

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 下 (草思社文庫)

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 下 (草思社文庫)

FTPのプログラムすら入れてなくてあわてて探す始末。

Commander One - file manager

Commander One - file manager

  • Electronic Team, Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料

ログを調べてみると、どうもPHP関連でいじられた模様。a.php、sehlsos.phpというファイルが明らかに不正に作成されていた。FTPはIP接続制限しているので、そんな簡単には入られないはず。不思議でならない。とりあえず、あやしげなファイルをいくつか削除して連休明けで開いたレンタルサーバー会社に問い合わせをした。しかし、「全数をチェックしないとだめ」とつれない返事。

全数調査は元のウェブ構成ファイルがないとDIFF等で比較できない。製作会社とは連絡がとれないままなので、とにかくできることを始めた。なにせ素人なので、ウェブで調べながら右往左往。いろいろいじっているうち、MacでちゃんとFTPの口からVolumesにマウントできることを知り、シェルでいじれることを「発見」した。さらに、findコマンドを発見。ルートで"find html -mtime -14"して、この二週間で更新されたファイルを一覧してみた。すると、どうもWordpress用のPHPのデータをいろいろいじられたらしい跡がでてきた。しかし、なぜかそれらのファイルがFTPアプリからも、シェルからも削除できない。PHPに詳しい人にぜひ教えて欲しいのだが、PHPのデータベースで作られたファイルだから削除、変更できないのだろうか?

途方に暮れて再度レンタルサーバー会社に状況をメールした上で電話すると、「お客様、バックアップを元に戻す方法をご存じですか?」と。早く言ってよ!!!言われた通り明らかに不正アクセスのないバックアップデータから再現して、確認してもらってウェブの公開を再開してもらった。

まだ根本的な対策が取れているわけではないが、かなり勉強になった。ミッションクリティカルなサイトも別に管理に関わっているので、そちらを含めてウェブの安全対策はよくよくチェックしておきたい。

筋肉はすべてを解決する

欧米に寝たきり老人が少ないのは筋肉の量の違いだと聞いた。真剣筋トレしようと思ったり。ずっと、日本にばかり寝たきり老人が多いのは、日本の過保護な医療、介護の問題だと想っていた。

通常の理解では欧米との介護の体制、法制度の違いかなと。 

 

欧米に寝たきり老人はいない

https://blog.goo.ne.jp/geekobayashi/e/54cee2b73a4c89188d52ac640ee09631 

ぐぐると「サルコペニア」という言葉が出てきた。

yomidr.yomiuri.co.jp

 街中でよく欧米人が男女ともに私の身長くらいあるのじゃないかというリュックサックを背負い、更に1mくらいはあるバッグを持っていたるする。筋肉量が違うと加齢した時の健康度が違うというのは確かだろう。

ちょっとよくよく今のうちから筋肉量を増やす必要性を強く感じた。

魚沼の里、三度目

数年ぶりに魚沼の里に伺ってきた。足かけ10年、断続的に通っていることになる。

hpo.hatenablog.com

hpo.hatenablog.com

www.uonuma-no-sato.jp

もう素晴らしいのひと言。お邪魔させていただく度に進化をつづけていらっしゃる。順調なご社業の上に新たな酒文化の提案のテーマパークと言える。






南雲社長のこだわり、想いが随所に伝わる。

next.rikunabi.com

ワイナリーや、こうした八海山さんの取り組みを見ると、まさに価値がゼロに近い土地や、場所を1に変えそして、100にも、1000にもしていらっしゃるご努力を感じる。そして、それはそのまま街づくりの本質なのだと強く想う。自分のどんなことであっても、ゼロを1に変える努力、そして1を3でも、5にでも育てる継続的な努力の必要性を強く感じる。