HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2022-01-01から1年間の記事一覧

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トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」があまりに素敵だったので、休みの日にamazonプライムでミッションインポッシブルシリーズを見てしまった。topgunmovie.jpwww.amazon.co.jpトム・クルーズはなんと一作目からプロデューサーも務めている。「ト…

マザーハウス:裸でも生きる2

大好きなマザーハウスの山口絵理子代表の本も二冊目。一冊目のなんでも体当たり感からすると、ずっと経営者に成長されているのがすごい。裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社+α文庫)作者:山口絵理子講談社Amazon一冊目の感想はど…

「戦国人物伝 北条早雲」

自分の人生の参考にするために遅咲きの偉人はいないか探している。衰えていく知的スタミナ、少なくなっていく時間の中でとりあえず北条早雲を読んでみた。戦国人物伝 北条早雲 (コミック版日本の歴史)作者:薫, 静霞,健志, 中島ポプラ社Amazon解説を読むと、…

「物語 ウクライナの歴史」 後半

前回に引き続き、「物語 ウクライナの歴史」の感想文。マゼッパは18世紀初頭に失意のうちに亡くなったと。そして、ウクライナ東部はロシアに併合され、西部はオーストリアに支配されていたのが18世紀から19世紀に渡る120年の状況。物語 ウクライナ…

「物語 ウクライナの歴史」 前半

ロシアの侵略が続く中、書店の店先で見つけて読み始めた。ロシアは何度もウクライナを侵略している歴史に改めて驚いている。物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)作者:黒川祐次中央公論新社Amazonちょうど読み始めた頃にNHKでも取り上げら…

蟹は脱皮する

「蟹は脱皮する」、こんな単純なことがわかっていなかった。ある方に言っていただき自分の決定的な課題に気づいた。以前、こう書いた。 組織の創業者は、自分が働き安いように組織をデザインする。「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」とはよくいったものだ。分相応…

マネーショート 世紀の空売り THE BIG SHORT Inside the Doomesday Machine

たまたま人から進められて映画「マネーショート(現代 The Big Short)」を見た。背景がわからないまま見ると、これは単に金融関係者が怒鳴り合っているだけのドラマに見えたのではないだろうか?映画の中で一番鍵となるCDSとCDO等の説明もほとんどなかった…

「日本人のための第一次世界大戦」 その1

書店で見つけて読み始めた。今回のウクライナへのロシア侵攻と重ね合わせて考えると、大変示唆することが大きい。日本人のための第一次世界大戦史 (角川ソフィア文庫)作者:板谷 敏彦KADOKAWAAmazon例えば、プーチン大統領が3月8日にわざわざなんで国際婦人…

読み、書き、課題遂行能力

自分にとってのビッグイベントが先日終わった。今回、多くの会社をまたいだ組織横断で実施されるイベントだった。組織文化も違えば、働く場所もまちまちな方々の密な協力が必要であった。準備期間中は、コロナ禍でなかなか顔をあわせての打ち合わせすら厳し…

一切衆生悉有仏性:「道元正法眼蔵 100分de名著」

凡で鈍で怠惰な私には、いつまでたっても悟りは来そうもない。それでも、仏教の学び、特に正法眼蔵にはいくつになってもトライし続けるだろう。今回も何回目かのその時節。NHK「100分de名著」ブックス 道元 正法眼蔵 わからないことがわかるというこ…

「コロナ後のエアライン」

なんとはなしに新型コロナウイルス感染症蔓延下における航空業界について理解しているつもりであった。しかし、本書を読んで改めてその危機的な状況を思い知らされた。コロナ後のエアライン作者:鳥海 高太朗宝島社Amazon本書に描かれる状況は2021年3月までの…

「臆病者のための株入門」

前回、「投資」について安易に書きすぎたと反省。正直、「臆病者」の私は単体・現物の株は最小限として海外株式市場のインデックスへの「積み立て」型の投資を考えている。hpo.hatenablog.com臆病者のための株入門作者:橘 玲文藝春秋Amazon散々、「ブラック…

指導者を鍛える「道元禅」の研究

以前、著者の田里亦無先生とか細いご縁があった。しばらく前にご縁が切れてしまった。坐禅は私の中で止まったままだった。12月に入って無性に田里先生のご本を再読したくなり探して読み始めた。指導者を鍛える「道元禅」の研究―"見えない時代"をどう乗り切る…