HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

葉子さんの活躍

不思議なくらい「葉子」さんとご縁がある。イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/01/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (77件) を見るイノセント・ゲリラの祝…

戦争と平和 : 国破れても

ベトナムを見ていると戦争ってなんだったのだろうとつくづく思う。*1 あれだけ激しく戦って追い出した米国、韓国の企業が街にはあふれている。支配国であったフランスの遺産もいたるところに見られる。それでも、そこに悲惨な歴史があったことは消え去っては…

ベトナムとカンボジアの印象

非常に偏った見方かもしれないが、歴史と文化が根づいているかどうかが、ベトナムとカンボジアの盛衰の差を分けているように感じた。カンボジアの田舎の学校に寄付に行った時の印象が強すぎるのかもしれない。カンボジアの現地人ガイドさんの「教育の負の連…

赤い星と戦車

ホーチミン市で、1975年4月30日に戦争を終わらせた戦車を見た。開高健が描いたベトナム戦争の国にいることが信じられなかった。死んだ米兵の眼にハエがとまったのがこの国なのだということが信じられなかった。輝ける闇 (新潮文庫)作者: 開高健出版社…

天空の城ラピュタとアンコール遺構

昨日見てきたバンテアイスレイという遺構を見ていて、ラピュタを思い出した。遺構が大木に覆われていく姿を見るのは、とても不思議な感覚であった。 宮崎駿さんは、アンコール遺跡を参考にしたのではないか?と思わせられた。天空の城ラピュタ [DVD]出版社/…

アンコール遺跡群

朝から一日すっかり堪能させていただいた。あまりに膨大なので、詳しくは帰国してからまとめる・・・、多分。朝日のアンコールワット寺院から一日が始まった。深く感謝もうしあげたいのは、アンコール・トムの遺構修復現場をご案内いただいたMさん。まだ学…

ラッフルズホテル

ラッフルズホテルがカンボジアにあるとは知らなかった。まだ読んでいないが、村上龍がいかにも描きそうな退廃的なホテルライフをこの名前に重ねていた。ラッフルズホテル (集英社文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 集英社発売日: 1992/07/17メディア: 文庫 …

ハロン湾と鍾乳洞

今日は、これからカンボジアへ移動。ネット環境がどうなるかわからないので、一応昨日のハロン湾の様子をアップしておく。ソースが見つからないのだが、確か007シリーズの「ドクター・ノオ」のロケ地に使われたと記憶する。 007 ドクター・ノオ - Wikiped…

カブトガニを食べた

以下、人によっては衝撃的な画像があるので、お気をつけください。 007の(たぶん)「ドクター・ノー」で有名なハロン湾に行ってきた。鍾乳洞だの、パイレーツ・オブ・カリビアン並のジャンク船だのいろいろブログネタ山盛りだったのだが、やっぱりこれし…

ベトナム着

無事ホテルにチェックイン。空港からして無線LANがつながる。ネット環境は申し分ない。当地でも日誌は書き続けられそう。

成田空港ブランドショップ街

すごい。出国手続き先がこんなになってるって知らなかった。 ネットカフェもばっちり。 では、行ってきます。

かの国ベトナム

明日から一週間ほど出かける。で、ちょっと調べてみた。以下、Wikipediaから引用。 ベトナム - Wikipedia 「1941年 - タイ王国とフランス(ヴィシー政権)が交戦。日本政府による仲裁。直後に日米開戦、太平洋戦争勃発。」 古くは阿倍仲麻呂らにさかのぼるほ…

鳥インフルエンザと山火事

ニュースを見ていたら、アジア各地で家禽にワクチンを打つようになって、鳥インフルエンザに感染しても、症状がでなくなったために、渡り鳥を通して各地に感染が広がっているといっていた。これはくだんのこまめに消化する山火事が大規模火災を産む原理と同…

作曲家になってみる

ピアノも弾けないし、ラッパも吹けない。ギターに手を出したもののFコードは押さえられない。 アップル社は人生をエンターテイメントにしてくれる - HPO:機密日誌 たまたま、ぶくまを見ていた。たまたま、ひまだった。たまたま、だじゃれを飛ばしていた。 あ…

「美しい隣人」の仲間由紀恵がヤバい

滅多にテレビのドラマなど見ないのだが、「美しい隣人」にはハマった。 Not Found | 関西テレビ放送 KTV いや、ほんとうに半端なく仲間由紀恵さんが演じる「紗希」がこわい。女の計算高い理性とぎりぎりの狂気のはざまが背筋が寒くなるほど表現されている。…

「虐殺器官」はネットワークSF

最初はなんてスプラッターな小説だと抵抗があったが、途中から一気に読んだ。虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (512件) を見る社会網有向…

「デフレの正体」と我が闘争

すばらしい本だ。結局、日本の生産性、生産力がそれでなくとも過剰なのに、人口の動態によりこれから急速に消費が減って行くために内需不足から様々な問題が起こって行くのだと言うことがよくわかった。デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテー…

中村隆俊さんの「素直な心」の教え

職場で「月刊 朝礼」という本を朝礼のテキストで使っている。毎日一話ずつ職場で参考になる話しが載っている。これを司会が読み、二人ずつ感想を言うことになっている。毎回とても勉強になる。 読めば今日から人生が変わる。お陰さまで30年『月刊朝礼』の…

「関所資本主義」

衝撃的だった。結局、経済の要の誰もが通らなければいけない「道」を押さえて「関所」を作ることができた企業だけが「利潤」をあげられるのだと。ま、そもそも経済学には「残余」はあっても「利潤」はないってとこからおかしい。経済学の船出 ―創発の海へ作…

yye

「やさしい・やさしい・エロい」の略なのだそうだ。曰わく、女にもてる三条件。 やさしいが二つ重なってるじゃないかとご指摘いただいた。これを言い出したのは女性なので彼女の身になって答えてみる。最初の「やさしい」は当たりのやわらかさだろう。第一印…

女を捨てた男

id:finalventさんの言葉がストレートに突き刺さった。 僕は女を捨てた男は信じない。小泉さんは人として嫌い。 http://twitter.com/#!/finalvent/status/35161880934752256 この言葉で自分がなにをしたかが鮮明に浮かんだ。もう忘れたと想ってた。想いたかっ…

稲田朋美さんの講演会

地元で開催された。大変感激した。内容的には、基本的にご著書に書かれていたこと。私は日本を守りたい作者: 稲田朋美出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2010/06/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (14件) を見るたまたま南…

インテリの価値

夏目漱石を漫然とiPod touchで読んでいる。こんなにすばらしい小説を、こんなに手軽に読めるなんて、青空文庫ばんざい!と叫びたくなる。 「あらゆる冒険は酒に始まるんです。そうして女に終るんです...あなたなんざあ、失礼ながら、まだ学校を出たばかりで…

安冨歩先生がドラッカーの『マネジメント』を読んだら

私はごく穏やかな人格だと自認しているのだが、安冨先生といい、タレブ氏といい、私の大好きな方々はどうしてここまで過激に徹底的に既存の学問体系を批判するのだろう。経済学の船出 ―創発の海へ作者: 安冨歩出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010…

貨幣がもたらす自由と徳

第二章まで来た。安冨先生の宝刀、「ハラスメント」がきらりとひかって、網野歴史学を切っている。経済学の船出 ―創発の海へ作者: 安冨歩出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/11/25メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (23件) …

「経済学の船出」

安冨歩先生の新刊を読み始める。経済学の船出 ―創発の海へ作者: 安冨歩出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/11/25メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (23件) を見るいきなり最初の章でマルクスの経済学にかたをつけている。胸…

小倉百人一首

漫画形式で書かれているので、非常に分かりやすかった。改めて情熱的な歌があるのだなとつくづく。歌人たちのつながりも少し見えてきた。百人一首 (まんがで読破)作者: バラエティアートワークス,藤原定家出版社/メーカー: イーストプレス発売日: 2011/01メ…

子ども手当支給の裏での扶養控除廃止は国家的詐欺だ!

かなりお怒りモード。どこにこの国家的な詐欺に対する怒りをぶつけたらいいのだろうか?先日の会社での会議での一幕。 「今月分の支給給から子どもに対する扶養控除が廃止されるため、みなさんの手取りが減ります。会計士さんによると子ども手当を支給するた…

地元の三重塔には格別の思い入れがある。見慣れてきたせいか、地元の塔が一番バランスがよく感じる。「塔」とはもともとお釈迦様の仏舎利をおさめるストゥーパを意味するのだそうだ。東京タワーに行くのに「わざわざおやすみの時までぼくの供養にいかなくと…