HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2010-01-01から1年間の記事一覧

紅白歌合戦の背景が4Dアニメーションに見えるんだが?

紅白で大道具のどんでんがえしを今までのところ見ていない。多分最後までないのじゃないか。確証はないが、ほとんど4Dアニメーションですませているように見える。*1ラルフローレンの4Dアニメーションくらいしか知識がないが、紅白の舞台でリアルの背景と…

三角関係が恋愛小説の基本か?

「ノルウェイの森」が「100%の恋愛小説」になるためには、ワタナベと直子と緑の三人の関係に焦点をしぼらざるを得なかった。いや、三角関係どころか、映画ではその必然性にいたる理由の説明もなく、ワタナベは直子や緑以外の女たちと寝ているので、きっ…

映画版「ノルウェイの森」を見てきた。

小説で読んだときには、ワタナベの視点でしか読めなかった。直子も、緑も、レイコさんも、ハツミさんも、問題を抱えながらも、男を許す存在であったように受け止めた。この映画では、怒ったり、男性にたいする要求をそのままストレートに表現する女性たちと…

PUK一発解除!

昨日のブログを書いた時点ではPINコードの設定をあやまったHW−01のPUKロック解除は一日がかりだと思っていた。この年末の忙しい時にこまったものだと想っていた。 mopera? PUK? - HPO機密日誌 ところが、ところがだ!近くのドコモショップにいくとものの5…

mopera? PUK?

電気屋さんで、ドコモの新しい無線ルーター、HW-01を買うと端末料金無料&PC三万円引きだよというキャンペーンを見て、脊椎反射で購入を決めてしまった。なにせいままでつかってきた3Gコアが定額なのに対し、どこのWifiルーターサービスだと実質1500円…

「羽田空港」

たまってた資料を読み始めた。イカロスMOOKの「羽田空港 新生『東京国際空港』テイクオフ!」は空港関係者必読だ。羽田空港 (日本のエアポート01)出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2010/11/05メディア: ムック購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブ…

大きさ

やっぱり大きいからいいというものでもない。適切な大きさはある。これがまたやってみないとわからないから、仕事が楽しくてやめられない。

右と左

今朝なれないことをして、左手の親指をちょろっとけがした。たいした傷ではなかったのだが、ぎざぎざの歯のパン切り包丁で傷つけたので血が止まらずに難儀した。ちなみに親指の根元の赤いものはたまたま手近にあったので止血に使った赤いリボン。血がにじん…

アダム・スミス、ジャレド・ダイアモンド、マット・リドリー

「アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界」で展開されたアダム・スミスの主張を人類十万年の歴史の中で検証していったのが、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」とマット・リドリーの「繁栄」ではないだろうか。アダム・スミス―『道徳感…

スクラップ・アンド・ビルド

昔の街並みを見ていくと火事が大きな役割を果たしているのがよく分かる。山火事と同じで、災害にあった当人にはとてつもない不幸には違いないのだが、長い目で見れば街の新陳代謝には必要だ。古いものは解体され、建て直される。あるいは、将来のための余地…

人間万事塞翁が丙午を身をもって経験する

今日、あることのひとつの方向性が示された。これから半年、その方向に邁進していかなければならない。この一歩は世界一般市場から見ればあまりに小さい一歩だが、私にとっては非常に大きな一歩だと思っている。そして、この一歩を踏み出したのは、いまから…

Space Battleship ヤマトに涙した

昨日つぶやきまくった。以下、再構成してみたい。時間がなくて完璧からほど遠いけど、あとはあとで。 Space Battleship ヤマト に山崎貴監督の想いを感じた件 - Togetterまとめ Space Battleship ヤマト、見てきた。実によかった。日本映画で話しが破綻して…

「世界のびっくり空港」にほんとうにびっくり

世界はひろい。ヌーディストビーチに風を起こして着陸する空港もあれば、飛行機の見本市状態の空港もある。ホントにある!!世界のビックリ空港探訪記作者: チャーリィ古庄出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2010/07/31メディア: 単行本(ソフトカバー) …

建築基準法のご先祖様はハムラビ法典

世界最古の建築に関する法律は、なんとなんとハムラビ法典なんだそうだ。 若し、建築家が人のために家を建て、その工事が堅固でなく、建てた家が倒壊し、家の主人を死に至らしめたときは、建築家は死刑に処せられる。若し、主人の子供を死に至らしめたときは…

悲しい映画

カウンターで男三人並んで、悲しい映画ってどんなのある?って話題で盛り上がった。 アメリカン・ジゴロ : 結構ラストが悲しい。つーか、最後まで見てらんない。 ニューヨークの秋 : おじさんたちが大好きな映画。 道 : 白黒だけど、なんというか泣ける。…

ブログを書く責任

たったいま先日ちょろっとお試ししてきたラーメン屋さんから帰ってきた。 ラーメン屋さんで「えっと、ラーメン屋さんのラーメン好き(な方)は(変わりラーメンばかりのこの店で)どうしているの?」ということで議論になった。いや、実は普通のラーメンもお…

「建設投資の乗数」

後で調べる。いまはただただ眠い。 要はこのグラフ。 404 Not Found : 財務省 先進国はどこでも社会保障関係、つまりは健康保険や福祉関係の予算が増えてしまうのは分かる。しかし、中央政府の社会保障が23兆円に到達するのに、公共事業費が4兆円*1に満た…

クアトロフォルマッジオなつけ麺

むちゃむちゃおいしいラーメン屋が成田にできた。その名は、「伍心」。場所はタバーンさんと同じ敷地内。大きな地図で見る新規開店にたまたま入ってしまった。なにが驚いたって、味噌つけ麺頼んだのに、濃厚なチーズ味のつけ麺だったこと。あらためてメニュ…

「やどんしゅじゃかおじゃごはん 」

鹿児島の方とお会いした。西郷隆盛の銅像が開幕されたときに未亡人が「うちの人はこんな顔じゃなかった」とつぶやいたそうだ。それを鹿児島弁でいうと「やどんしゅじゃかおじゃごはん 」というのだと聞いた。私の日本語のヒアリングがどれだけ正しいかは保証…

ブラックスワンとプレゼンテーションとアイロンと私

ブラックスワンの補稿、「強さと脆さ」を再読した。「ブラックスワン」そのものよりもタレブの思考が分かりやすく述べてある。「あの」リーマンショックを生き延びたばかりか、一生を何回かなんの苦労もなく過ごせるほどの資産を形成することに成功した人の…

「デセプション・ポイント」

あまりにダン・ブラウンの「デセプション・ポイント」なリアルの展開にびっくりしている。 NASAの「宇宙生物学上の新発見」は「リンの代わりにヒ素を利用する細菌を発見」だった | スラッシュドット・ジャパン サイエンス NASAの「ヒ素で生きる細菌」に疑問…

インセプション・ポイント

夢を見た。母校のボート部が全日本の決勝にあがったから応援に来いと。いや、そんなはずはあるまいこれは夢に違いないと夢の中で考えた。そうこうしているうちに、ほんとうに目が覚めた。暗い寝床の中でやけにリアルな夢だったなと、考えていた。いつまでも…

田園風景

所用があって、ある集落のほぼ全世帯を訪問してきた。日本の美しい田園風景だった。それでも、高齢化、少子化ということはこういうことなのかと、思い知らされた。誰も住まなくなった家。90をすぎて独居の家。若い世帯が出て行ってしまった家。半日いたの…

Thriller

某所でフルバージョンを初めて見た。よくできた特撮だった。ILM?オープニングで「ぼくの彼女になって」という部分があるのを知らなかった。男はどこか「普通じゃないんだ」という部分があった。今は...どうなんだろう。 マイケル・ジャクソンのスリラーP…

北総サイダー

半世紀成田にいて初めてじっくり飲んだ。これは成田の名物にすべきだ。340mlというのもちょうどよい。ちょっと怪しげな英文もまたよし。地サイダー。 【楽天市場】ソフトドリンク > 北総サイダー:蔵元グルメ鍋屋源五右衛門

最高の戦略の本質とは戦いそのものを省略すること

昔は、男たるもの「公」(おおやけ)の仕事をすることが人生の意義であった。お役人の最高峰になることが、オリエンタルな世界の中では最高の生き方であったのだ。士大夫という働き方だね。で、その士大夫の組織の単位がいまでも「財務省」とか、「国土交通…

「経済学が問題なのではなく経済学教育、人の問題」

タレブの問題意識が経済学者に伝わらないのは、経済学の方々には金融工学も、統計論も、価値判断に関する尺度構成の原則も教育されていないからではないかと思えてならない。強さと脆さ作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛出版社/メーカー: ダイヤモン…

スタートアップ企業は雨後の筍のごとし

ここのところ、新しく始めた会社がごくうまくいっているという話しをよく聞く。 Blogger Alliance | 404 Not Found 【グルーポン-GROUPON】- 会社情報 ま、ちょっとよくよく見てくと不安になる部分はあるはある。それにしても、これだけ経営ノウハウが公開さ…

「情熱・熱意・執念の経営」

経営者がやるべきことはたくさんある。商売のやり方を常に考え続けなければならないし、お金の心配もしなくてはいけない。品質管理を誤れば、謝りに歩かなくてはならないし、人事制度の設計だって他に頼める人もいない。中でも、社員のモチベーションをいか…

三四郎再び、あるいは電子書籍がくれた切なさ

前回読んだときの記憶がないとはどういうことだろう。まるで新しい小説を読むように読んだ。もう高校生のころから何度読んだかわからないはずなのに。三四郎 (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1948/10/27メディア: 文庫購入: 6人 ク…