HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

人間万事塞翁が丙午を身をもって経験する

今日、あることのひとつの方向性が示された。これから半年、その方向に邁進していかなければならない。この一歩は世界一般市場から見ればあまりに小さい一歩だが、私にとっては非常に大きな一歩だと思っている。

そして、この一歩を踏み出したのは、いまから半年前のこの街での不幸なできごとがあったからだ。そして、私がこの街の不幸の収拾に乗り出したのは、祭りにのめり込んだからだ。そうでなければ正直、「ああ、そう、できるだけ協力するからね」、とほぼ第三者の距離に終始したに違いない。なぜ祭りにのめり込んで、収拾の当事者に名乗りを上げたかと言えば、ちょうどいまから一年前の個人的な不幸なできごとがあったからだ。

街の力をあわせてこの不幸の収拾に走り始められたことも深く深く感謝したい気持ちでいっぱいだ。

不思議なものだ。禍福はあざなえる縄のごとし。一年前には不幸のどん底だと思っていたことは、私にとって大きな一歩を踏み出す原動力となっている。人間万事塞翁が丙午だ。