後で調べる。
いまはただただ眠い。
要はこのグラフ。
404 Not Found : 財務省
先進国はどこでも社会保障関係、つまりは健康保険や福祉関係の予算が増えてしまうのは分かる。しかし、中央政府の社会保障が23兆円に到達するのに、公共事業費が4兆円*1に満たないというのはバランスがあまりにもくずれているのではないだろうか?
社会保障はその先の経済につながらない。死に行く年寄りをみとることは大切なことだが、口は悪いが死人はそれ以上お金を使わない。仕事をしない。公共事業なら原材料の供給業者、輸入業者、あるいはそうでなければ仕事にありつけなかったかもしれない人びとの所得につながる。そして、それらの所得は飲食であれ、住居であれ、ほとんど支出されて新たな経済を産む。乗数が高い投資になる。
それでなくとも、福祉支出は一歩間違えば人のプライドを失わせる。アダム・スミスも言っているように必要なのは仕事だ。
アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書)
- 作者: 堂目卓生
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
- 購入: 8人 クリック: 169回
- この商品を含むブログ (113件) を見る
*1:09年度の政府系支出額12兆円に「国の機関」分の30.4%をかけた数字