HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

若い二人

私の子どもと同い年の同僚が結婚した。いわゆるできちゃった婚だ。だが、二人とも実に落ちついていて、頼もしさを感じる。お二人のご両親の育て方がよかったのだろう。ちなみに、会社の扶養家族の申告をしらべて、で子どもの数を確かめてもらった。十才以下…

書籍で人物眼を養えるか?

山本七平の「指導力」は、他方人物眼について書かれた書籍だとも言える。大宗と趙晋のやりとり、司馬光の王安石評価、宋名臣言行録には、人材登用の是非、人物眼のヒントがちりばめられている。 太祖は即位したころ、お忍びで出歩き、民間の様子を伺った。ま…

繁栄こそが試練

「宋名臣言行録」について書かれた山本七平の「指導力」を読んだ。衝撃を受けている。どんなに合理的な改革であっても、必ずしも善ではないと。実は、繁栄こそが試練であると示されているからだ。自分を王安石に例えるのはあまりに不遜である。しかし、組織…

会社独立論

万協製薬の松浦信男社長の講演を聞いた。残念ながら、ご自慢の歌は時間の関係で聞き逃してしまったが。人に必要とされる会社をつくる作者: 松浦信男出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2012/07/29メディア: 単行本 クリック: 1回この…

ワールドイズマイン

まさか、この言葉をここで見るとは思わなかった。昨日は、ディズニーシーで「タワー・オブ・テラー」の内部ツアーをツイットで知った。 ディズニーシーのタワーオブテラー内部見学ツアーがある。案内できるキャストさんがいるか聞いてみればOK。所要時間は30…

鏡の中の己れ

家族とディズニーシーへ行ってきた。タワー・オブ・テラーの内部ツアーや、ビッグバンドビートのクリスマスバージョン、カラー・オブ・クリスマスのクリスマスツリーなど、話題にことかかない「旅」だった。 私の中で、一番新たな発見があったのは、ファンタ…

東峰神社に行ってきた

成田空港の敷地にある東峰神社に行ってきた。壁にかこまれものものしい。神社自体はひっそりとたたずんでいた。 もともとは民間航空のパイオニアであった伊藤音次郎が1937年(昭和12年)に津田沼町(現在の習志野市)の伊藤飛行機研究所内に空難者を祀るため…

バトルシップ

もうご都合主義の極致。米海軍と海上自衛隊が協力してエイリアンと立ち向かう。ネイビーへのご招待映画。バトルシップ [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2012/09/05メディア: DVD クリック: 19回この商品を含むブログ (27件) を見るバ…

iMacのメモリ交換にトライしてみた

今朝は、早く起きて楽しみにしていた愛機、iMacのメモリ換装にトライしてみた。これらのサイトが参考になった。 iMac:メモリの取り外し方法と取り付け方法 imacメモリ交換の動画 ツイットしながらやってみた。 iMacのメモリー交換をやってみた - Togetterま…

宋の名臣たち

山本七平の「指導力」を読み始める。指導力―「宋名臣言行録」の読み方 (日経ビジネス人文庫)作者: 山本七平出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見るいやあ、なまなまし…

のぼうの城

視てきた。非常に面白かった。野村萬斎さんの魅力爆発だった。 映画「のぼうの城」オフィシャルサイト ネタバレはしたくないのだが、田楽のシーンの振り付けは野村萬斎さん自身のふりつけだと聞いて非常に納得。そこには、なににもこだわらないリーダーの在…

落合元監督は自分を手放している

ご講演を聴いた。講演自体が、「俺流」で聴衆を試していた。すごいひとだ。采配作者: 落合博満出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 21人 クリック: 445回この商品を含むブログ (113件) を見る 俺は野球…

マウンテンライオンのインストール

アップグレードした。「ディスクが壊れているからインストールできないよ」という画面が出たときは一瞬失望したが、さすがMac、ほぼ問題なく成功できた。一瞬パニックした。ディスクを修復しようとして、アプリケーションのユーティリティーのディスクユーテ…

坐禅とは私を手放すこと

経営を学ぼうと経営の本を読んでも、リーダーシップ論を読んでも、陽明学をひもとこうとしても、如何なるセミナーに出ようと、究極の結論はひとつ、私を手放すことだ。ドラッカーが経営で一番大事だとした真摯さ、integrityも欲と怒りと迷いを手放すこと以外…

「ただ坐る」にはただ坐ることが書いてある

坐り方をチェックするために、坐禅儀を読み直そうかと想っていた。矢先に、極東ブログで本書が紹介されていた。これは良書。ただ坐る?生きる自信が湧く 一日15分座禅? (光文社新書)作者: ネルケ無方出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/08/17メディア: Ki…

看取り

本書に描かれた花田少年の活躍こそ、死の看取りだ。花田少年史 (1) (アッパーズKC (170))作者: 一色まこと出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/10/03メディア: コミック クリック: 63回この商品を含むブログ (12件) を見る花田少年史 (2) (アッパーズKC (17…

大量死時代

森光子さんの死が案外ショックだった。 森 光子(もり みつこ、本名:村上 美津(むらかみ みつ)、1920年(大正9年)5月9日 - 2012年(平成24年)11月10日[1])は、日本の女優、歌手。 森光子 - Wikipedia 高齢化社会とは、大量死時代だという予感はずいぶ…

「雨の午後はヤバイぜ」はヤバイぜ

HULUで久しぶりにルパン三世の1stを視た。選んだのは第六話、「雨の午後はヤバイぜ」。 http://www.hulu.jp/lupin-the-third-part-1 この話しは、えらく格好がいい。雨のアンニュイさが全編に漂っている。特にラストシーンの峰不二子の入浴シーンは、子ども…

禅宗から孔孟の教えを視ると?

陽明学とは、孔孟の教えを禅宗の境地から見たときの言説だ。「伝習録」を読み続けている。まだ上巻だからかもしれないが、非常に抽象的な議論が多い。これを山田方谷や、河井継之助はどう読み取って自分の生き方、藩政に生かしたのだろうか?表面的かもしれ…

フラメンコ、タンゴ、ダンス

やはりラテンのダンスは情熱的。黒木メイサがフラメンコのレッスンの途中で自分の中からあふれくるものみたいなことを言っている。なにか伝わるものがある。ラテン、内からあふれ出てくるものを踊るという意味では、やはりタンゴ、タンゴ、タンゴ。映画、「…

毛沢東の矛盾論とべき乗則

毛沢東が書いた「矛盾論」によれば、社会主義運動とは永遠に続くのだと。そして、ありとあらゆる矛盾の中にこそ唯物論、弁証法が存在し運動しつづけるのだと。これはマルクス主義というより、中国伝統の「タオ」ではないだろうか? 事物の矛盾の法則、すなわ…

ザ・セル

相当異常な映画だと思い敢えて視てこなかった。たまたま、某所でハイボールを飲みながら視てしまった。衝撃的だった。ザ・セル [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2002/08/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (35件) を…

May_Romaさんの主婦の年金発言をめぐる冒険

いやいや、面白かった。いや、面白かったというと罰があたるかな。 May_Romaさんの主婦の年金発言をめぐる冒険 - Togetterまとめ 個人的には主婦の年金三号被保険者制度は、再度働き出したときに合計25年で自分の保険もらえるということがポイントだと想っ…

迷路のような小径

古い町には、細いほそい小径がたくさんある。下手をすると幅一間、1.8mもないのじゃないかと想えるほど。たぶん、街の人以外は迷路にしか見えないだろう。建物の建てかえも容易ではない。この小径を何度も歩いている。健康づくり、街づくりで、ある方と…

伝習録を読み始める

これはかなり面白い。溝口さんの訳がよいのだろうか。伝習録 (中公クラシックス)作者: 王陽明,溝口雄三出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/09メディア: 新書購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る 溝口雄三 - Wikipedia 大学を…

街づくり

詳しくは帰ってから。最近、猫も杓子も街づくりと。逆に言えば、それだけ地方都市で、はたまた一部の中央でも、街の崩壊が進んでいると。少子高齢社会の大量死とはこういうことかと実感する。基本、べき則なので地方の周辺、中央の周辺など、ありとあらゆる…

結婚制度

結婚とはなにか?この哲学的とも言える問いには歯が立たない。結婚制度とはなにか?ちょっとした経験から、これは少しは答えられそう。身勝手で、くっついたり、離れたりする男と女から、子どもを守るために、結婚制度はあると。そのために、「貞操の義務」…

「死生学」

こういう学問分野があることを初めて知った。 死生学 - Wikipedia 私の「死」に対する考え方は3つの段階に分けられます。変化というより発展して いったように思います。 第1段階は妹の死、祖父の死、戦争による友人たちの死を体験したときです。 第2段階で…

リーダーシップとはフォロワーがいるからリーダー

リーダーとはリードする人、人を率いる人、よって指導者と。チアーリーディングが「応援指導」というがごとし。人数ではなく自分についてきてくれる人、フォロワーがいるから、リーダーなのだと。フォロワーシップがあるからリーダーシップなのだと。なぜつ…

ライフワーク

今日、ある方に自分の「街づくり/健康づくり」の構想の話しをした。自分の「構想」の中では最重要人物な方だ。「ひでき君、これは今日の、明日のの話しじゃなく、5年10年かけて実現すべきだ。実現できたらあなたのライフワークになるね。」といっていた…