HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

東峰神社に行ってきた

成田空港の敷地にある東峰神社に行ってきた。

壁にかこまれものものしい。

神社自体はひっそりとたたずんでいた。


もともとは民間航空のパイオニアであった伊藤音次郎が1937年(昭和12年)に津田沼町(現在の習志野市)の伊藤飛行機研究所内に空難者を祀るために建立した神社で、「航空神社」という神社名だった。戦後伊藤音次郎が成田市東峰地区に入植して農場主になると、1953年(昭和28年)11月23日航空神社も移設遷座され、「東峰神社」となった。

東峰神社 - Wikipedia

たしかに、「航空神社」とある。まるで、この地に空港ができることを約束したような組み合わせだ。

皇紀二千六百年」と書いた石碑も建っていた。いうまでもなく、零戦が採用された年だ。やはり、航空業界と縁がある。

ここが以前の反対派の闘争のシンボルであったとは信じられないほど静かだった。

東峰地区は、全国的にも激しいことで知られる成田空港建設反対運動の中でも特に、B滑走路延伸計画等に伴い最近に至るまで反対運動が活発に行われている地区である。また先述の通り、東峰神社はこの地区における反対運動を行う人々にとって運動の象徴ともされている。こうした背景もあり、一部過激派等による空港施設や敷地への破壊工作や不審者接近を防ぐため、非常に多数の制服、私服警官が常時付近を巡回しており、訪問者は度々職務質問を受けることとなる。このため、参拝に当たっては身分証を携帯して訪れるなどの注意を要する。

東峰神社 - Wikipedia

そういえば、ちょうど出てくるときに警備会社の車が出入口あたりに来ていた。私が参拝に行ったのも、モニターされていたんだな。

しかし、それほどの『聖地』ならもう少し雑草をぬくとか、手入れをしてはどうだろうか?ここまでしてこの神社を保存される運動をした方々がいらっしゃるはず。氏子であるなら、掃除や、参拝をするのが村の当たり前ではないか?保存運動だけしてほっておくのではあまりに片手落ち。

そもそも、神社は人が詣でで神様が喜んでくださるもの。祭神二宮尊徳翁も成田に縁が深い。成田山で21日間の断食をして開眼されたという。もっと、空港のしかるべき土地に動いていただいて、空港を利用される方が参拝できるようにしてはどうだろうか?