HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

落合元監督は自分を手放している

ご講演を聴いた。講演自体が、「俺流」で聴衆を試していた。すごいひとだ。

采配

采配

俺は野球の仕事に命をかけている。監督の名前で儲けていない。監督なんてえらくない。

「試合に勝つ。勝って、応援に来てくれたお客さまに満足して帰ってもらう。俺はそれしか考えていない。」と断言していた。名誉も邪魔、欲も邪魔。失敗しても選手を責めたりは絶対にしない。

言葉の端々に、もう自分を手放してしまって、だからこその野球監督の仕事に命がけ、いや、命がけだったのだということが伝わった。

もっとすごい話しもいっぱいあったのだが、聴衆にチャレンジングな講演に参加するか、40万部売れたという本を買って読むべきなので、この辺にしておく。