HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ザ・セル

相当異常な映画だと思い敢えて視てこなかった。たまたま、某所でハイボールを飲みながら視てしまった。衝撃的だった。

ザ・セル [DVD]

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何が衝撃的かって、異常な場面、異常な映像に、異常でありながら美しい映像だと、不覚ながら、魅せられてしまったことだ。2000年の映画だからCGとかはあまり使われていないはずだが、大変インパクトのある映像が随所にあった。多くの異常な映像は、犯罪者の心理空間の表現なのだが、ひとつひとつに強い必然性があることが感じられた。「異常」というのは、こちら側から眺めた時からでは理解できないということで、そのこころに寄り添えばなぜそうなったのかが理解できる、らしい。そして、私の中には犯罪者の異常性に共鳴するものが確実に存在するのだと。