会社独立論

万協製薬の松浦信男社長の講演を聞いた。残念ながら、ご自慢の歌は時間の関係で聞き逃してしまったが。

人に必要とされる会社をつくる

「地域から必要とされる会社だから、会社は生き残れる」
「地域と密着した企業であれば、行財政がどうなっても独立していられる」

夕張の行政のたそがれと、JA単位農協と花畑牧場の隆盛を見て以来の疑問が自分の中でひとつの解決を見た。

国の借金は国の借金にすぎない。国が沈没すれば、国民もまた沈没するかというとそうではない。

「いまの小学生が成りたい職業はなんですか？公務員、医者、警察官、みんな税金で飯を食っている職業ばかりじゃないですか。税金を使う職業より、税金をたくさんはらう企業の方がえらい。私の夢は小学生が成りたい職業のナンバーワンを、中小企業経営者にすることです」

まったくそのとおりと拍手喝采を送った。