ようやく、「日本と世界を揺り動かす物凄いこと」を読了した。

- 作者: 増田悦佐
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アメリカはリーマンを含めて富裕層バンザイ!な国なので、長い目で見たら必ず破綻する。
ヨーロッパ諸国は、船にたとえれば「ユーロ」というロープで、船同士を必要以上に硬くゆわいてしまったので、一隻が沈没するときにすべてが沈没する体制になってしまっている。
中国人民解放軍が軍拡しているのは、対外的な政策のためではなく、足下の反乱を鎮圧するため。
しかし、日本はデフレであっても、円高であっても、国のリーダーが無能であっても、すばらしい国であり続ける。
こんな悪夢のような、そして夢のような話が信じられるだろうか?これは書いた増田悦佐さんとはどういう方か?
増田 悦佐(ますだ えつすけ、1949年1月 - )は、日本の証券アナリスト、評論家。ニューヨーク州立大学助教授、HSBC証券シニア・アナリスト、JPモルガンシニア・アナリスト等を経て、ジパング・ホールディングスシニア・アナリスト。米国で大学教員を務めたのち、日本に帰国して証券アナリストに転じるという珍しいキャリアを持っている。
増田悦佐 - Wikipedia
現職は、「ジパング・ホールディングスシニア・アナリスト」。って、どんな会社?
株式会社ジパングは、東京都渋谷区に本社を置く日本で唯一の金専門鉱山会社。
ジパング (東京都) - Wikipedia
創業者・代表取締役社長は、投機家の松藤民輔である。
うーん、とうなってしまった。牛之宮のお仲間企業だと。
まさに増田さん自身のレトリックを借りれば、これらの主張は金の価値を高めるためなのだと考えるとつじつまがある。世界の経済の抱えるリスクを強調すればするほど、「有事の金」といわれる金への投資を喚起し、価格上昇につながるからだ。ま、実際ここのところ金の価格は急上昇していたが。ま、あと国内株か。
ま、でも、積ん読してた松藤民輔さんの「反転する世界を読む技術」も読んでみることにしよう。

反転する世界を読む技術 ぼくの超投資勉強法 (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 松藤民輔
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