某学園祭でシェークスピアの「テンペスト」を観劇してきた。やはり、生のパフォーマンスはいい。パワーが感じられる。
ちなみに、これらの写真を小劇場の中で我が携帯の愛機、biblioで撮った。フラッシュなしでここまでとれて満足。いや、それ以上に携帯でとってもこれだけ見応えのある写真が撮れると言うことは、演出がどのシーンも一幅の絵になるように丁寧にされている証拠だ。
アリエルを三人で演じさせるという演出が良かった。三人が別々の舞台袖に散っていく動きを見ていると、アリエルが自在に動き回ってから消えていくのが感じられた。スピリッツの女子軍団もよかった。多人数の人体表現と歌でイッツ・ア・マジックだった。人のしぐさが産むパワーってすごい。
ちなみに、島の怪物、キャリバンがイケメンだったのはなかなか。ワインの一滴まですすろうとするシーンがよかったかな。
プロスペローの威厳もとても大学生には見えなかった。ゴンザーローの杖のつきかた、ステファノーの酔っ払い方もよかった。