なんでもシュミレーションしておくのが大事だとAmazonプライムで小松左京の「復活の日」を見た。
#AmazonPrimeVideo で #復活の日 英語名"Virus"というこの映画は冷戦の最中遺伝子操作による生物兵器がイタリアのミラノで発症し、イタリア風邪としてパンデミックが起こり、医療崩壊、軍隊出動と #新型コロナウィルス #パンデミック の今見るには勇気が要るシーンばかり。 https://t.co/jRHZwIUWVy
— ひでき (@hidekih) 2020年3月21日
個人的には、若き日の「アダマ提督」、エドワード・ジェームズ・オルモスの出演に気づけたのが嬉しかったし、草刈正雄の若き日のりりしさにも好感を持った。
小松左京すごいなと改めて想うのは、ミラノでパンデミックが発症し、イタリアから医療崩壊していく流れ。この映画の中のMM-88ウィルスは全人類、全動物にかかるという恐ろしいものなので、赤ちゃんを抱いたお母さん達が病院に殺到していくシーンにはリアリティを強く感じた。日本国内のシーンでも、大量に感染者が発生すると医療関係者から二次感染していく。医療崩壊とはこうした起こるのだと。
10人は、25日までに患者や医療従事者15人の感染が確認されている台東区にある永寿総合病院の関係者で、3人は新宿区の慶應義塾大学病院に入院している患者で、永寿総合病院から転院した人と同じ病室に入院していたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351461000.html
また、政治リーダーに感染していく流れも描写されていた。米国大統領が「イタリア首相が死んだ」とホットラインを受けるシーンは国すらも伝染病で崩壊しうるのだと。
とはいえ、あくまで映画なのでどうかと想うシーンもたくさんある。原作を機会があれば読んでみたい。小松左京先生の先見性には半世紀近く経っても目を見張るばかり。この方のおっしゃるとおり。
小松左京先生の先見性は『日本沈没』『復活の日』『見知らぬ明日』に明らかだけど、失業者が「追放刑」という餓死を迫られる『日本アパッチ族』、国家が巨大な株式会社であり国民は経済単位に過ぎない「終りなき負債」、切り捨てた弱者から大企業が全て吸い上げる「カマガサキ二〇一三年」もお忘れなく
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) 2020年3月26日
- 作者:小松 左京
- 発売日: 2018/08/24
- メディア: 文庫
ちなみにこれを見たすぐ後に、二週間程度の外出禁止もしくは自分自身の感染に備えて常備のお米、乾麺に加えておもち、カップ麺、パスタ等最低限の食料品を買ってきた。