HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「最強の経済学者 ミルトン・フリードマン」を読み始める。

「選択の自由」は、テレビ番組の方がさきでしたね、失礼しました。 ミルトン・フリードマンの著作、また著作を元にしたテレビドキュメンタリー。逆でした。1980年のテレビドキュメンタリーと番組を元にしたミルトン・フリードマンの著作 選択の自由 - は…

Panem et Circenses

「小麦法」って英語かラテン語でなんというのだろうか?昨日から探しているのにない!確か最初に提案したのはガイウス・クラッススのはずなんだけど、記述がない。 After a few years of political peace in Rome, in 123 BC, Gaius was elected for the tri…

「選択の自由」とは「小さな政府」

「負の所得税」が「選択の自由」なのは受ける側にどれだけ働くかの選択肢を与えることになるからだと悟った。つーか、フリードマンにとって「負の所得税」は福祉というよりも政府に対する自由を獲得するための手段なのだと私は思う。現在、あらゆる技術と熟…

るみなす (再掲)

操作を誤って削除してしまったので、here we go again!「万物理論」を思わせる。 ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 80回この商品を含むブロ…

Friedman on Youtube

id:nightintunisiaさんに言われてフリードマンを勉強しようとおもった。でも、本は難しすぎるしと思い、YouTubeで検索したら出てくる、出てくる。なかなかのコレクション。英語は専門語も多くて半分もわからないけど、聞いてて痛快な感じがする。「Greed」発…

ものづくりに価値はないのか?

ネットで書くと軽く「そうなんだよ、あたりまえじゃないか」という声が帰ってくるだろうけど、自らに問いたい、問わずにいられない。先日の成人の日にNHKの「スーパー職人大集合!」という番組をみた。 NHKの「スーパー職人大集合! 〜技能五輪に挑んだ若者…

「負の所得税」

経済の専門家でもなんでもないので誤訳しまくりにしかならないがチャレンジしてみる。 元ネタ ワーキングプアを救済する方法 @ 池田信夫 blog [拙訳] In economics, a negative income tax (abbreviated NIT) is a method of tax reform that has been discu…

「人生にコールド負けはない2」読了

正直、感動した。考えて、考えて、毅然と行動することが大事なのだと知った。google:タック川本こういうことはできるのかな? タック川本さん <a href=[google:タック川本]>タック川本さん</a>人生にコールド負けはない作者: タックカワモト出版社/メーカー: すばる舎発売日: 2001/05メディア…

「本来は2万2000円」と日経

なにかもう腹が立ってたまらない。 道路のムダが止らない。9342kmの高速道路も全面着工と報じられ、第二東名も破格の建設費を投じて着々と工事が進んでいる。ムダな道路を造らないはずだった小泉首相の道路公団改革とは何だったのか―――それは器を作っ…

「非線形科学」を読了する

べき乗則、相転移、熱力学、生態学、ネットワーク、パターン、カントール、渡辺慧先生の短い時間・長い時間などがいっぺんにつながった。非線形科学 (集英社新書 408G)作者: 蔵本由紀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/09/14メディア: 新書購入: 7人 クリ…

世代を分けて政策を考える

選挙のシステム考えるのも大事だけど、じゃあ政策として年寄りと対抗する若者は何を主張すべきか考えるのことが大事では? 税制 : 相続税 税率の累進性を思いっきりあげて、国の借金を返済に使う。古代ローマでも相続税はとても大事な税だったと聞く。その…

市場には山や谷や川が必要だ

見た時から気になっていた記事。 この円高の引き金をひいたのは、突然の「キャリー・トレード」巻き戻しだ。 遠くはニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アイスランド、そしてイギリスにまで及ぶ利息の高い国から、国内の方が安全とばかりに、投…

「えーっ、国が変わっていくなんて聞いてないよ!」

つくづく思うのだが、いろいろな改革だとか変革とか言いながら、どっちへ国が行こうとしているのかさっぱりわからないということが根本的な不安を産んでいるのではないだろうか?米国からの構造協議でいわれたままにやるならやるでいい。しかし、その結果ど…

道州制の本意って「規制」を競わせることだった

「官製不況」もとうとう国際デビューを果たしたそうでなによりです。 The world’s second-biggest economy may be teetering on the brink of what the Japanese call kansei fukyo, a “recession brought about by government policy error”, that has crus…

建設業界の今後

東洋経済の「ゼネコン現場崩壊」という記事は少々ショックだった。 SUMMARY 熾烈なダンピング競争が吹き荒れ、事故が多発。デベロッパーなどにも利益を削られる。苦境のゼネコン現場を徹底取材。 404エラー 指定されたファイルが見つかりませんでした(File …

「寝ながら学べる構造主義」を読了した

実に興味深い事柄がいっぱいあった。まだ解釈や感想をまとめるほどじぶんの中で落ちていないが、ぴんと来たところを抜き書きしておく。寝ながら学べる構造主義 (文春新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/06メディア: 新書購入: 43人 ク…

首相が揮発油税の税率を維持すると明言したらしい

深く失望。 国内のフツーの人間にとっては暫定税率をどうするかという判断の方が影響が大きいわけだ。 そういえばなんで第三次石油ショックとかいわなんだろ? - HPO:機密日誌 暫定税率を維持するとしても、せめて全面的に地方に移管するとかできないのかね…

社会人とはなにか?

聞かれたので、考えている。 「社会人」とは一体どのようなものでしょうか? 人材育成とは高いレベルの仕事ぶりを見せること - HPO:機密日誌 定義は存在する。wikipediaを見ると職業を持っているという側面が協調されている。 社会人(しゃかいじん)とは、…

「寝ながら学べる構造主義」を読始める

出だしからよい。寝ながら学べる構造主義 (文春新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/06メディア: 新書購入: 43人 クリック: 418回この商品を含むブログ (335件) を見る その「答えられない問い」、時間とは何か、死とは何か、性とは何か…

人材育成とは高いレベルの仕事ぶりを見せること

この前のNHKの番組を見てからやはり仕事ぶりを見せることが最高の人材育成なのだと実感する。先日、社会人になった最初の会社の昔の同期と仕事で会った。「○○社で勉強させてもらったことはいまも応用が利いているよ。そのまま仕事していよ。」と話す自分がい…

ボーカリストが著しく気持ちがいい件

以下、知らないひとからの伝聞と言うことで。 車を運転しながら、携帯をネックストラップで首にぶら下げ、USB充電式FMトランスミッターでカーステレオに流し、「ボーカリスト」で歌い、ついでにBluetoothのハンズフリーで通話もできた。コードがカラミまく…

ブログを始めた日を一日勘違いしていた。

あはは。昨日が4年目の日だったんだね。いつのまにか通り過ぎていた。4年間というのは私にとって意味のある期間だ。不思議なくらい4年間がひとくぎりになっている。前の会社にいたのも4年間だった。この12年間においても4年毎日にひとつの区切りであ…

Reality Bites, but Story Feeds.

正しい英語かすらわからないけど、自分でフレーズが気に入ってしまった。リアリティ・バイツ [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2006/04/01メディア: DVDこの商品を含むブログ (16件) を見る

それでも資産はべき分布する

このレポートがおもしろかった。 家計金融資産 1,400 兆円の分析 -金融資産の質、量及び分布の状況- (中略)1,400兆円はGDPの3年分近くに相当し、政府負債残高を大きく上回る膨大な数字である。しかし、人口で割った場合、赤ん坊からお年寄りまで、1人あ…

ネット上で書くことの矛盾

ネットで私が何を言ってもリアルを変えられないことは4年も続けて実感する。希望を捨てたわけではないのだが、リアルでなすべきことを犠牲にしてまでネットでの言論に力を消耗すべきではない。また、評価されることに中毒している共通一次世代の私が書くこ…

気がつくと4年

14日でめでたく4周年を迎えることになる。なんども書いててしつこいけど、その前のNiftyのホームページから数えるとたぶん10年。さいしょのFTPのアーカイブを開いたのが93年だからあしかけ15年。ホームページ、ネット関連で費やした時間と向上し…

ウゴウゴルーガってゴウゴウガール?

あまりに常識だったか?放送終了から十年以上たった今日初めて気付いた。 DVDボックスのライナーノートによれば、タイトルの「ウゴウゴルーガ」は往年の大橋巨泉が当時の「ゴーゴーガール」を指した業界調のフレーズが由来であり、制作当時流行した「イケイ…

「チベット死者の書」

ヒストリー・チャンネルでみた。 Science Books - The Psychedelic Experience: A Manual Based on the Tibetan Book of the Dead (Citadel Underground) 死ぬ前にも、死んだ後にも恐れがもっとも人の邪魔をする。アマゾンにもあるかな?The Psychedelic Exp…

携帯って便利

車で充電しながら音楽きけちゃう。本当は車側にミニプラグとかあればPRINCETONのFMトランスミッターも要らない。音質はものによって本当は違うのだろうが、携帯側にイコライザーだの付いているせいか、全額気にならない。多少のバーストノイズは車で走って…

同じ本を読んでいるというのは純粋に喜びだ

「本で楽しいのは、食べてるシーンだよね。登場人物が食べているものってすごくおいしそう。」 「ふーん。」 「結局、そういう意味で一番好きなのは『霧の向こうの不思議な街』だな。」霧のむこうのふしぎな町 新装版 (講談社文庫)作者: 柏葉幸子,竹川功三郎…