HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒトにとって承認とはその生存の根幹にかかわる一大事

なんかまるで昨日のtwitterでのつぶやきをそのまま文章にしてくださったような感じがする。id:marco11さんのつっこみまで含めて。 これは人間が社会を形成するようになって以来のテーマではあるし、これまで様々な社会的工夫がなされてきた訳で、問題が顕在…

「べき乗病」

SWさんから「べき乗病」と読んでいただいた。そう、たぶん私はべき乗病なのだろう。なにを見ても、読んでも、べき乗則を連想してしまう。特に最近は読む本、読む本、みんなべき乗則につなげてしまう。禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン作者: ベノ…

マンキュー、サンキュー!

「マンキュー経済学(マクロ編)」を読んだ。大変ためになった。マンキュー経済学〈2〉マクロ編作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,小川英治,中馬宏之,石川城太,地主敏樹出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2005/09メディア: 単行…

インダストリアの三角塔

絶対デザイナーさんは同世代で「未来少年コナン」のファンに違いない。ちなみにオリジナル。ちなみにちなみに。 Capital Mark Tower : タワーデザイン

貨幣の崩壊はべき分布する

読了。非常におもしろい。フラクタルという自然界の複雑さを記述する考え方は、やはり金融崩壊についても応用可能であると。しかも、マンデルブロ博士の業績のごく初期から応用されていたことを知った。禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン作者: ベ…

作文

つられてなにも考えずにただ書いてみた。 しかし、彼は彼女と生涯をかけてつき合いきることを覚悟した。やがて、彼は彼女との生活に疲れ果て、すべてに失望していった。ただ、わずかな希望を彼は自分の生活の中に見出した。だって、彼は彼女を愛していたから…

「だっからね」

沖縄帰りの方とご一緒してる。 「なんくるないさー」 その方いわく、このふたことが出たら沖縄の方はそれ以上「つめない」ことがあたりまえなのだそうだ。ものすごく沖縄の生活をエンジョイされていることが伝わってきた。

「投資リッチの告白」読んだぉ!

先日、著者のジョニー上条さんにたまたまお会いした。かつ、共通の知人がいることがあっさりわかり、やはり世界はせまいと実感した。投資リッチの告白 (光文社ペーパーバックスBusiness)作者: 上条詩郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/06/21メディア: …

「禁断の市場」の乱丁?

p.194の図表のタイトルと1行目がぬけてるっぽい。禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン作者: ベノワ・B・マンデルブロ,リチャード・L・ハドソン,高安秀樹,雨宮絵理,高安美佐子,冨永義治,山崎和子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/06/06…

「禁断の市場」読み始めたお

これまた初めてマンデルブロに触れる。禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン作者: ベノワ・B・マンデルブロ,リチャード・L・ハドソン,高安秀樹,雨宮絵理,高安美佐子,冨永義治,山崎和子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/06/06メディア: …

「さらば財務省!」を読んだ

いんやぁ、おもしろかった。さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白作者: 高橋洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/19メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 545回この商品を含むブログ (146件) を見る私はちょっとひねくれていて、答えがそこ…

建築基準法改正から1年

別のところで書いたからこれ以上かかない。まだこれからうちの業界に襲ってくるであろう法律と規制の改変の嵐に翻弄されそうな予感。でも、あらためてなんのために、誰のために自分は仕事をするのか気づけた気がする。あまりにシンプルであまりに当たり前な…

法の下の平等とは原則に適合しない法律の改廃を求められること

人口減少の時代は法律減少の時代であるべき。人口も活動も減っていくのであれば、法律や規制も減るのが道理ではないか?日本の国の法律体系の原則に合わない法律は改廃すべき。「財務省」とかいうときの「省」とは「省く」ことが原義だとか。日本の政治、お…

元気を与えてくれる本

あとで読む。 隆慶一郎とは - はてなキーワード 「花の慶次郎」に原作があったとは知らなかった。確かに従来の歴史観を壊している作品であったのかもしれない。やはり網野善彦はすごい人だった。 あまりに大雑把な議論だが、人が商品に対して「ほしい」と感…

ryoクンが好き!

ryoクンの歌を聞いているとこころが震える。歌なんて、恋愛なんて、もう卒業だと思っていた。この年で初音ミクなんて、恥ずかしい。いっぱい聞いてみたけど、どの歌でもどきどきするわけじゃない。ryoクンの歌にだけ...痛いくらいに伝わってくる。 きみを…

思い出せないと思っていると思い出せない、思い出せないということを忘れてしまうと思い出せる

なんか夕方ネタを考えていたのだけれど、忘れてしまった。ほんとうにさっきまで覚えていたはずなのに、忘れてしまったと漠然と思っていると思い出せないものだ。夕方米国人とお話をする。日本の不動産ローンは、20年しかもたないのに30年のローンをつけ…

国債はなぜ利払いをしなければならないのか?

国債とは、実は貨幣だ。国が国債の価値を保証している*1のなら、その価値を国の庇護のもとにいる国民も企業も否定することはできない。それって、通貨の発行権*2そのものではないか?ならばなぜ国債の利払いをしなければならないのか?これからは、若者の希…

お金は焼けて滅びても人は滅びない

なぜ河井継之助が改革の手始めとして藩札を焼いたのかずっと不思議だった。昨日国債について調べてみて国債の多くは金融機関や郵貯、かんぽなどが持っていると知った。要はお金と借金とは両建てなのだ。借金が消えればお金も消える。*1 Money_As_Debt 「お金…

国債を持っているのは誰なんだろう?

国が借金をいっぱい抱えているから大変なのか?経済学はとんとうといので、よくわからない。 国や地方公共団体がいま現在抱えている借金なんて、相続税でもなんでも税率をあげて、一方でほんの少し徳政令でも出せば、相殺可能であろう。どうせ、相殺するほど…

「現実でも一人 ネットでも一人」

ここのところ、とても孤独な感じがして、見捨てられたような、さびしいような、悲しいような、ああせきをして一人みたいな、こみあげてくるものがおさえられなかった。せいぜい、それを飲み込むのでせいいっぱいいだった。だけど、なんかうまくいえないのだ…

「日本は中国の一省になってもいいと思うんですよね」

あるお役人さまがおっしゃったそうな。なんでもお役人の中では日本はすでに終わっているので主権をもたない属国になったほうが面倒くさくなくてよいという認識が広がっているのだそうだ。そういう認識を持つお役人が日本の統治機関のすくなくとも一部を構成…

極相林としてのブロゴスフィア

日付がずれていっている。山のような仕事とあることに最近トライしていることでブログを書く時間がなくなってきているという健康的な理由がひとつ。もうひとつ、どうも最近ブログを書く気がしなくなってきているという根本的な問題がある。どうも最近ブロゴ…

「アイドルを知らないのは、人生の歓びの半分を知らないということだよ」

まだ純真な学部生だった頃、研究生で残っていたアイドルマニアな先輩に言われた。学生のころは、ほとんどテレビも見なかったし、こう見えても運動部であったので、アイドルなんかはまったく目に入らなかった。ましてや、紙の中にしかいない異性には全く興味…

「正しい頑張り」方

マキャベリズムではないのだが、統治の正当性が保証されている国であれば、目先の倫理観や公平性よりも全体の繁栄が優先されるべき。国益とはなにかという議論が全くなされない国は異常だ。民主主義とは手続きの問題であり、保証され得ない統治権のかっこう…

カミングアウト?

やばい、やばすぎる。「初音ミク」に、この年になってこういうのにはまると思っていなかった。また、「ワールドイズマイン」の歌詞がすばらしい。「ツンデレ」ということばの意味もやっとわかった。そして、たどりついたのがこれ。http://www.butsu-yoku.com…

「首相だっていち公務員をクビにできないんだよ」

数年前にある政治家な方からそう聞いた。憲法何条とか調べたけど忘れた。民間では労働慣行がどうのと言われても、実質いつ失職するか分からない。palさんのエントリーを朝から拝見して、鬱になった。転職しようかな....■追記トラバをいただいていたのを…

White Trash Beautiful

世代を重ねておばかになっていっているのは、日本だけではない。確実にこれまで半世紀以上に渡って日本を支えてきた方々は老い、それを後継すべき我々の力不足は明確になってきている。しかし、それは日本に限ったことではない。YouTubeで米国人のおばかさを…

「発想の未来:コモンズの命運はつながった世界にある」

読み始めた。実におもしろい。こんな本が7年も前に出ていたなんて、世界は眠っていたのか?コモンズ作者: ローレンス・レッシグ,山形浩生出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2002/11/30メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 53回この商品を含むブログ (105件) …

建築基準法をめぐる冒険

改正1年経過を前に動きがいろいろあるようだ。 国土交通省は2日、3階建て以下で一定の基準を満たす鉄骨造りの建築物に限り、建築計画が関連法令などに適合しているかをチェックする建築確認審査の一部を省略することを決めた。 基準を満たした建物は適合性…

高まるインフレ気運、減速するお金、群れを分ける法律言語

これはびっくり。最近、新聞記事がすぐに消えてしまうので、引用しとく*1。 国土交通省は公共工事の発注後に資材が急に値上がりした場合に、建設業者に支払う工事代を上乗せする「単品スライド条項」を適用する方針を固めた。鋼材価格が急騰しているためだ。…