HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2018-01-01から1年間の記事一覧

経営のダウンサイド

ファイナンスとは考えてみれば株式という経営の結果に投資というコミットメントをする行為の分析であるので、ファイナンスの概念で経営のほとんどは説明可能だということになる。hpo.hatenablog.comスルガ銀行といえば、数々の金融危機を乗り越えてきた地銀…

RPAは働き方改革の鍵となりうるのか?

最近、IT関係の方とお話していて「Robotic Process Automation (RPA)」という言葉を初めて知った。以下、自分のお勉強のためのメモ。winactor.comちょっと気になるところを抜書きしておく。 www.youtube.com ERPを扱うのが大変であれば、解決策はERPをカスタ…

学習とはできなかったことができるようになること

学習とはなにか?大学時代の授業でずいぶん講義を聞いたように思うが、いまだにその本質がわからない。TED、植松電気の植松氏は、「できなかったことができるようになること」だとおっしゃっていた。hpo.hatenablog.comブログで植松氏はこう書いていらっしゃ…

「思うは招く」

TED札幌の植松氏の「トーク」に感激した。www.youtube.com学校の先生が夢をつぶすという現実は恐ろしい。いや、親の方がはるかに子供の夢をつぶしているのだろうけども。好きなことをつぶさせない子供の育て方がとても大事。「思うは招く」とは、植松氏のお…

(仮題)悲しきフーガ

昨日、ハラリ氏の「Homo Deus」とSF小説について書いた。スーパーAIが支配する世界がどのような形になるのか、ハラリ氏の「無用な大量の人々」の未来ではなく、すべての人が適切な職業に就ける未来はないかという対比で触れた。この「SF小説」とは私の中でい…

ハラリの未来と製造現場の生産性革命

昨日に続き、ユヴァル・ノア・ハラリのTED、TEDトークを見た。www.youtube.comwww.youtube.com「Homo Deus」はまだ本屋の立ち読みレベルなので、以下の私のハラリ氏の製造現場理解への懸念はすでに内容に含まれている可能性がある。ホモ・デウス 上: テクノ…

Homo Deusとベーシックインカム

コンビニでたまたまユヴァル・ノア・ハラリのDVDを見つけた。なかなか大著を読む余裕もないのでなんかの空き時間に見ようと買い込んだ。ホモ・デウスDVD BOOK ~全世界でベストセラー『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ最新作 (宝島社DVD BOOKシ…

パズルのピースがハマるとき

タレブが繰り返し、スーツケースの車輪がごく最近になるまで普及しないことを例にして、どれだけ専門家が原理原則を明らかにしても、発明発見、新たな商品開発の類はすべてが網羅されるわけではないと書いている。反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯…

世界の常識はお金を取って始めて予約

レストランのキャンセルが問題になっているという報道を複数みた。ガイドラインが設定されることは大歓迎。www.nikkei.comレストランだけでなく、ホテルの無断キャンセルも大きな問題。 ホテルや旅館との宿泊予約は冒頭にも書いたとおり「契約」です。 宿泊…

性的なものへの忌避が理解できない

まったくこの方に同意。anond.hatelabo.jpというか、自分などは「過剰に性的なもの」にかなり小さいころから触れていたと想うのだが、それで人生の道を誤ったとは想えない。「性的なもの」を忌避する気持ちが私には分からない。「性的なもの」によって生物と…

アップサイド、ダウンサイド

「反脆弱性」をだらだらと読んでいる。多くの知恵に溢れた書物なのだが、いかんせん長い・・・。とはいえ、ファイナンスの実践と伝統的な家庭環境にはぐくまれた人生を生き抜くための知恵は深い。タレブの話しでものの見方が変わったのは、物事にはアップサ…

祖先崇拝と神信仰

なんとはなしに、現代日本において概念的純粋さの高いものほど崇高であるかのように扱われている時代があった。例えば、キリスト教の信仰は、日本土着の葬式仏教や、「なにがおわすとはしらねども」式の神道よりも、上級であるかのように受け止められがちだ…

うま味

村田吉弘さんのご講演を聴く機会に恵まれた。以前からテレビなどでは拝見し、ぜひお話しをお聞きしたいと想っていた方だった。期待以上のお話しをいただき、大変感激した。お話しの中で、和食以外の世界的な料理はすべて油が入っていると。そして、足し算で…

「不正免震ダンパー用いた工事中物件、国交省が条件付きで仮使用認める通知」

予想より早く国交省が仮使用を認める決定をした。tech.nikkeibp.co.jpこの問題を引き起こした人たちに「なんてことをしてくれたんだ!」と詰め寄りたい気持ちは尽きない。hpo.hatenablog.comちなみに、逆に仮使用を認めないとすると、その建物の「使用」の根…

恋人と寝る時の注意

以下、知人の話し。床を共にするなら心から信頼できる誠実な相手としろと。 数年前、ずいぶん昔から知っている女性と久しぶりに会って意気投合してつきあい始めた。共通の知人も多いし、現況での利害関係もないし、かなり盛り上がった。で、何度か夜を共にし…

数学を好きになった原点は小学時代の父との思い出

これみて、自分が小学生だったころの父親とのやりとりを思い出した。togetter.comこれ、独自で小学生の頃、気づいた。少なくとも40年前からそうでしたよ。最近ではなく元々です。日本の単位が4桁(万、億、…)で英語の単位が3桁(サウザンド、ミリオン、…)…

「ゴルフと人生における真の試練」

ゴルフのショットがめちゃめちゃで落ち込んでいる中入った茶屋に掲げてあった。人生に「魔」は多い。森の中、谷の底、はたまた山の上など、次のショットができなくなるような「ラフ」にはまらないように、はまらないように気をつけていても、ついついはまっ…

免震・制振部材のデータ偽装はすでに国際問題

数日前、台湾の友人とFacebookで話しをした。テレビ電話の質が非常に高くて、距離を感じさせなかった。列車事故の後だったので、日本製の列車が事故を起こして恥ずかしい、申し訳ない気持ちだと言ったら、「気にするな」と言ってくれた。news.livedoor.com*1…

「禅とオートバイ修理技術」をひさしぶりに

「反脆弱性」をつらつらと読んでいる。あまり進まない。最近の読書量の減少は目を覆うばかりだ。#反脆弱性 読んでると、ギリシャ哲学が本当に語っているのは何かという論調に聞こえてくる。「禅とオートバイ修理技術」久しぶりに読みたくなってる。— ひでき …

巌流島

上陸した。よくこんな潮の流れの激しいところで試合をする気になったなと。 かつてはすぐ隣に岩礁があり、難所として恐れられていた。豊臣秀吉も名護屋から大坂への帰路の途中でここで乗船が座礁転覆し毛利水軍によって助けられたといわれている。このとき船…

巌流島

上陸した。よくこんな潮の流れの激しいところで試合をする気になったなと。 かつてはすぐ隣に岩礁があり、難所として恐れられていた。豊臣秀吉も名護屋から大坂への帰路の途中でここで乗船が座礁転覆し毛利水軍によって助けられたといわれている。このとき船…

渋滞と脆さ

タレブが渋滞について書いているところが興味深かった。#反脆弱性 で西成活裕先生に読んで欲しい箇所。渋滞学とブラック・スワンが見事に繋がっている。 pic.twitter.com/01ysOO1lzQ— ひでき (@hidekih) October 8, 2018これはまさに渋滞学につながる話し。h…

Google PhotoのAI

よく仕組みはわかっていないのだが、時々Google Photoアプリの通知が来る。なんだと思って開けると、ずいぶん懐かしい写真が見事に加工されて出てくる。このオリジナルは割と変哲のないカラー写真だった。一瞬写真家が撮ったような加工がされてくる。あるい…

女は謎

女性に「女は女にとっても謎、だけど魅力的」と言ってもらえると、とても安心する。男性にとっても女性にとっても「女」は謎に満ちた「異なる者」=「異性」。女自身にとっても女は謎。その謎をもっとも多様に纏っているように見えるのは若い女性。表象にな…

饗宴と男子萌えの大切さ

「饗宴」を読み始めた。なんとAmazon読み放題で無料!饗宴 (光文社古典新訳文庫)作者: プラトン出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/11/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る現存する最古の同性愛、LGBT擁護論だと私は思っている。人にとっての…

料理は楽しい!

最近、時間の使い方が芳しくなかったが、料理を再開して、ああ、これだと納得している。料理を再開した。時間の使い方として充実したものを感じる。クックパッド通りに作っているだけだが、味付けで失敗がない。 pic.twitter.com/6bKX1EkqDS— ひでき (@hidek…

少子高齢社会における「常識」、「人権」とは?

この記事には驚きを覚えた。maga9.jp記事を書かれた雨宮氏は貧困問題の専門家らしい。 雨宮 処凛(あまみや かりん、1975年1月27日 - )は、作家、政治活動家。当初は「ミニスカ右翼」と呼ばれた[1]右翼活動家だったが、後に「ゴスロリ作家」を称する[2]左派…

梅郷

なかなかまわれない名門コースで回らせていただいた。感謝!www.youtube.com随所にプロのトーナメント開催の「跡」を感じた。もちろんレギュラーティーからなので、難易度は比べ物にはならないがなんとはなしに気分はもりあがった。ちなみに、練習場がめちゃ…

街への想いのプレゼンテーション

「公私混同」の話を書いた。ブログ・ウェブ界隈との「公私混同」、「相転移」により確実に自分で変わったと思うのはプレゼンテーション能力。hpo.hatenablog.com昔は人に話をするのに、「私はこれを調べた、これを考えた、これを調べた、こうまとめた、こう…

開高健の墓

北鎌倉の円覚寺さんを訪ねて、たまたま開高健の墓を見つけた。奥さんとお嬢さんの名前と共に墓誌に刻まれていた。どなたが供えたのか、トリスの瓶があった。残念ながら、墓そのものは撮影禁止となっていたので、墓のあたりの風景。taknakayama.hatenablog.co…