HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「ゴルフと人生における真の試練」

ゴルフのショットがめちゃめちゃで落ち込んでいる中入った茶屋に掲げてあった。

人生に「魔」は多い。森の中、谷の底、はたまた山の上など、次のショットができなくなるような「ラフ」にはまらないように、はまらないように気をつけていても、ついついはまってしまう。人生のラフとはなにか考えだしたらいくらでも出てきそうな気がする。ああ、そういえばと自分自身もさることながら、いろいろな理由で働き続けられなくなる人々も見てきた。深い「ラフ」だ。

そういうラフに入ったときは、もう一打捨てるつもりで、とにかく脱出するショットを打てとあるプロゴルファーが教えてくれた。素人ほど、自分の力量をはるかに超えた前向きのショットをしたがるのだと。脱出ショットは横向きでも、後ろ向きでもいい。とにかくフェアウェイにもどすショットが必要なのだと。人生も同じかもしれない。