HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

人生のファーストショット

アンダーアベレージゴルファーとして、ゴルフをやっていてつくづく思うのは、最初のドライバーショットでそのホールの苦労具合が決まってしまうことだ。山に打ち込めば、そもそもボールを探すので苦労する。体力も使う。池に打ち込めば、ルールが多少は変わったとは言え、罰金を払う。谷底から先が見えないショットをすることにもなる。フェアウェイに落ちてさえば、左足あがり、つま先さがりなど、足元の状態でチョロをしたりもする。これって、人生そのものだなと親になって思う。自分の時にはわからなかったが、子どもたちを見ていてどんなファーストショットをして人生に漕ぎ出すのかでたぶんその人生の成功と苦労の比率が大きく変わることになるのだろうと。

それでも、ゴルフというゲームが偉大なのはどんなに初心者でも、ダブルパー、トリプルバーでも、必ず上がれる。人生というゲームもそれぞれのカップが存在し、必ずあがれる。さっとバーディーで上がってしまう人は羨ましく、妬ましくすら感じてしまうこともあるが、自分の人生なので自分のペースでもくもくとプレーをしていくしかない。ミスショットはたくさんあるが。

そんな中、昨日ゴルフ場で見たこのポスターに心打たれた。

よく調べて応援できないか考えたい。

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