HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

世界の常識はお金を取って始めて予約

レストランのキャンセルが問題になっているという報道を複数みた。ガイドラインが設定されることは大歓迎。

www.nikkei.com

レストランだけでなく、ホテルの無断キャンセルも大きな問題。

ホテルや旅館との宿泊予約は冒頭にも書いたとおり「契約」です。
宿泊施設も、お客様から予約があると部屋を確保しておく必要もるため、突然のキャンセルにより急な空室がでて、本来なら予約が入ったかもしれない部屋が空室になる機会損失になります。

また、旅館などなら食材の仕入れなども行います。数日前ならまだしも前日等のケースだと食材ロスのリスクも高まります。

こうしたことから、ホテルや旅館としてはキャンセル料はもらえるのであればもらいたいというのが本音といえます。その一方で払ってもらえないという状況も大きいようです。

ホテルや旅館予約のキャンセル料の仕組み。支払い義務や払わないとどうなる? | Money Lifehack

私の知る限り、海外のホテルのほとんどは、キャンセル料金がそれぞれのポリシーに従って必ず発生する。例えば、Expediaの海外ホテルの予約サイトを見てもらうと、「予約」にはクレジットカードの登録が必ず必須だし、キャンセル料の取り決めが明示される。

www.expedia.co.jp

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繁忙期においては、実際にデポジットと言われる手付金のようなものを支払わないと予約できないことさえある。「キャンセル」するとはは上記のサイトにあるように、「契約」のキャンセルであるので違約金が発生してしかるべきだ。しかし、「高信頼社会」で、誰も悪い人がいないという性善説の日本では、この理屈が徹らない。

レストランの予約からでも、ぜひキャンセル料金が一定の期日からは発生するのだということが常識になってほしい。