HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「適者生存という石器時代の法則」

ロータリークラブは確かに秘密結社かもしれない。 ロータリークラブを設立したポール・ハリスはこのわれわれが住んでいる「弱肉強食の世界を支配する適者生存」という石器時代の法則に代わる「人間相互の問題を解決する法則」を発見せよとの遺言を会員に残し…

少年の日の読書

最近、ほとんどアルジャーノン状態で、本がすっかり読めなくなってしまった。ちょうど6年前、ブログを始めるまでは「もう読むべき本なんてないな」とすっかり、忙しさにかまけて読書の習慣を放棄してしまいそうだった昔に戻ってしまったようだ。*1アルジャ…

今日の炊飯器DEチーズケーキ

見た目はともかく味は好評だった。基本的には、材料をひたすらまぜて炊飯器に入れるだけ。炊飯器って偉大なクッカーなんだとわかった。これにフードプロセッサーでもあれば、もうチョー簡単!ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック プロフェッショナル M…

「残酷な天使のテーゼ」の歌詞はマザコン男のために

エヴァンゲリオンはほとんどしらない。それでも、カラオケで「残酷な天使のテーゼ」を歌うやつがいるから、このテーマ曲を歌える程度にはなった。この歌詞は女との恋をうたっていないと、カラオケで歌っているうちに気づいた。母子関係は壊されなければなら…

「人格の標準は如何」

渋沢栄一の「論語と算盤」をかなりゆっくりとだが読み続けている。論語と算盤 (角川ソフィア文庫)作者: 渋沢栄一出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2008/10/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (21件) を見る非常に高いとこ…

愛とは狂気

愛って狂気だなと。 2010-03-23 - finalventの日記 では、狂気とはなにか?狂気とは、その定義から言って、理性と合理性の反対にあるものだ。理性と合理性とは、自分の損になる行動はしないということだ。生存を求める行動の方向だ。人の理性と合理性がどこ…

手ぶらで海外、手ぶらでリゾート

調べてみる。成田ネタが続く。 *1 Error 404: Page not found 以前は、空港への宅配は送料以外に特別料金がかかってたはず。それと比べるとサービスが進化している。 *1:この画像を携帯から投稿した段階で、寝てしまった。不覚!

うさんぽのできる成田ゆめ牧場

仕事で成田ゆめ牧場さんにお邪魔した。かなり盛り上がったのだが、ここではちょっとまだ書けない。成功には成功するだけの理由があることは良くわかった。 成田ゆめ牧場:日本一オイシイ乳製品をつくる観光牧場へようこそ! 「うさんぽ」という言葉をはじめ…

「ルパンと魔女」

子どもたちと本屋にいった。子どものためでなく、自分のために買ってしまった。魔女とルパン 怪盗ルパン 文庫版第14巻作者: モーリスルブラン,南洋一郎,藤田新策,Maurice Leblanc出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2005/02メディア: 単行本この商品を含むブ…

新理系大学生にはmac airが最適解か?

今日は、うれしいことがあり、調子に乗ってはてなで質問してしまった。 理系大学生の方にお聞きしたいです。演習や課題に理想的なラップトップパソコンはずばりなんでしょうか?あるべきディスクやメモリーの容量、Wifiの使い勝手、そもそもマックか、Window…

一味足りなかったカレー

クックパッドのナンバーワンレシピなのに家人からは「一味たりない」と言われてしまった。それでも自分の作った料理は満足できるから不思議だ。実は、IHヒーターの火加減がよくつかめず、焦がしてしまった。レシピに弱火と書いてあるのだから、そもそも弱…

ネットブックを車に持ち込んで、テレマティクスの未来を感じた

今日、ドライブしながらふとスカイプで知人と会話してみた。SSDメモリーでHDDを使わないネットブックに、コア3Gで無線接続した。カメラとマイクのついたネットブックはほんとうに便利だ。 Wilcomのコア3Gを田舎で試してみた - HPO:機密日誌 これは…

支配、被支配

妥協とはなにかという議論になった。Wikipediaの通り一遍とうな解説。 妥協(だきょう)とは、何かの物事を進めるにあたって、関係する双方の意見が食い違い、そのままではそれ以上の進展が望めそうもないときに、いずれか一方が自身の意見を取り下げたり、…

街づくりをめぐる熱い語らい その2

今日も、昨日の続きのようなフリートーク・ディスカッション。めちゃめちゃ楽しかった。街に来てくださるお客様にファンになっていただいて、リピーターになっていただくことが大切だと良くわかった。滞在時間倍増計画も、結局はひとりひとりのお客様にいか…

街づくりをめぐる熱い語らい

藤崎慎一さんのお話を伺う会に参加した。とても、刺激を受けた。 404 Not Found ディズニーランドのリピーター率が97.5%というところから始まり、各地の成功事例をお話しいただいた。イベントで一過性のお客様にきていただくよりも、地元から燃え上がり…

音楽はものとものが触れ合うところから始まる

ダンサー・イン・ザ・ダークをはじめて見たとき、なんと救いのない映画だと絶望した。ずいぶんたってから、サウンドトラックを何度も聞いているうちに、これはセルマを演じたビョークの音楽の個人史なのではないかと気付いた。誘われて見入った映画館で、聴…

都市人口の大部分が仕事についていないローマ

やっぱり、ローマはベーシックインカムな帝国だった。 都市人口の大部分が仕事についていないローマでは、カエサルが2人の穀物担当官を置いて食料を無量(ママ)で分配したのを引き継いで、初代皇帝アウグストゥスが食料長官を常置し、輸送船の雇い入れ、穀…

「街」のつながりが歴史の基本

「文明ネットワークの世界史」を読み始める。めちゃめちゃ面白い。なぜこれまで読まなかったのか。文明ネットワークの世界史作者: 宮崎正勝出版社/メーカー: 原書房発売日: 2003/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る本書でいう「ネットワー…

HONESTY

ビリー・ジョエルがなぜ切なく歌うのか、最近わかる気がする。 If you search for tenderness it isn't hard to find. You can have the love you need to live. But if you look for truthfulness You might just as well be blind. It always seems to be …

論語と算盤と家訓

実は、曽祖父が作った家訓が我が家には伝わっている。これが、渋沢栄一翁の影響を受けているという話しは昔から聞いていた。実際に「論語と算盤」を読み始めてから、随所に共通の要素を見出した気がする。たとえば、うちの家訓には、こういう箇所がある。 富…

情報革命後も儲からないのはなぜか?

選択肢を広げるために情報革命の力を使ってしまったから。備忘に。あとは夜中に眠気をこらえて書くつもり。 パソコンが普及し、ネットがこれをつなげば、社会の生産性はあがるはずであった。しかし、生産性が高くなったという話しは聞かない。ITによって取り…

論語には清貧なんて書いてない

渋沢栄一翁によれば、孔子は利殖が罪悪だなんて言っていないという。ちょっと長いが引用。 宋の大儒たる朱子が、孟子の序に、「計を用い数を用いるは、仮令い功業を立て得るも、ただこれ人欲の私にして、聖賢の作処とは転地懸絶す」と説き、貨殖功利のことを…

ジャニス・ジョップリンの歌詞って

結構あからさまだな、いま聞いても。 You say that it’s over baby, Lord, You say that it’s over now, But still you hang around me, come on, Won’t you move over. You know that I need a man, honey Lord, You know that I need a man, But when I as…

クラウド時代のビデオ編集

手持ちのデジカメで録画したら、なぜか.movのQTフォーマットだった。Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) TZ7 ブラック DMC-TZ7-K出版社/メーカー: パナソニック発売日: 2009/03/06メディア: エレクトロニクス購入: 1人 クリック: 23回この商品を…

今日の1.5品

休みの日の恒例になりつつある今日の料理。スープ付きということで、+.5品。そもそも、手元にベーコンがあるからという発想だった。男の料理はスピードが命。ここまで40分! ナスとベーコンの温玉プレート by shouko ベーコンとキャベツのコンソメスー…

歴史と文化は地価をあげる

仕事がらいろいろな地域を訪問する。安定した地価の地域とは、なぜか歴史と文化があるところが多い。逆に、急速にベッドタウンとして成長した街は、廃るのも早いようで、賃貸マンションの入居率が急速に下がっているとか、住宅が売れないどころかローンの破…

お金が足りないんじゃなくて、成長産業が足りない

バンカーな方々とは日常良く話す。お話しを聞いていると、お金の調達はぜんぜん問題ないという。うらやましい話しだけど、資産と負債が私たちと銀行とでは逆なので仕方がない。いや、それで、お金じゃぼじゃぼだけど、貸し先がなくて困っているらしい。「短…

ブログって川原者の芝居みたいなもんでいい

昔々その昔、田中邦衛さんの話を聞くことがあった。たしかこういうことをおっしゃっていた。 芝居ってのは、昔から川原者と呼ばれる、社会の往来から外れたやつらがやってきた。社会の現実の中では、あまり意識されない、語られないものごとって結構ある。そ…

「存在の耐えられない重さ」

「人生は私にはとても重いのに、あなたにはごく軽いのね。私、その軽さに耐えられないの」 このセリフが、テレザの言葉か、サビナの言葉か、思い出せないくらい昔読んだきりだ。もちろん、「あなた」とはトマーシュのことだ。存在の耐えられない軽さ (池澤夏…

過去を思い出すようになるのは老化現象かな?

最近、過去を思い出す。特定の過去のシーンが繰り返し、繰り返し演じられている。音楽を聴きながら、車の運転をしながら、眠れぬ夜をすごしながら、同じシーンを何度も何度も半数してしまう。ブログという日記を書き続けていると、いかに自分が同じことしか…