HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

お金が足りないんじゃなくて、成長産業が足りない

バンカーな方々とは日常良く話す。

お話しを聞いていると、お金の調達はぜんぜん問題ないという。うらやましい話しだけど、資産と負債が私たちと銀行とでは逆なので仕方がない。いや、それで、お金じゃぼじゃぼだけど、貸し先がなくて困っているらしい。

「短資」とかいうのだろうか、なんでもオーバーナイトの金利が限りなくゼロに近くなっているらしい。日銀がアクションを起こすより先に、すでにもうじゃぼじゃぼだとか。リフレとか、日銀の量的緩和とか言う方々がいらっしゃるけど、そういうのって、借り手がいなければいくら元でお金の量を増やしても先で需要が細くなっていれば、たとえばコール市場みたいなとこでお金がじゃぼじゃぼして終わりではないだろうか?量的緩和とインフレ率って必ずしも直線的な関係ではないような気がする。

こんなマイナーブログなので、いつも疑問に思って来たことをここで書いてしまおう。

もっと言えば、リフレが正しいとしても、常に成長を続けていてはいけないのだと最近おもった。

節目としての不況が必要だと。インフレーションが永久に続けば、必要な資源が不要のものにまで配分されてしまう。経済成長率はそれで高まっても、人々の幸せにほんとうに必要な産業に資源がいかなくなる

http://twitter.com/kenjikatsu/status/9765253585

ハッピー・プロジェクトのその後から言えば、人間圏の成長がつづけば、自然資源はあっとうまに消耗されつくしてしまうことを知った。

id:BigLoveさんとのコメントのやりとりの中で書いたが、とりあえず天文学的な大きさの事項建造物がいまのところみつかっていないことと、他の異星人の訪問をいまだ受けていないことを考え合わせると、知的生物には必ずどこかで成長の限度を迎えるのだろうという見解です。

で、あれば、でるるだけ、自然環境、人間圏外を大切にすべきではないか?

例によってまとまっていないし、コール市場の統計もみつからないが、とりあえず眠くて仕方ないので、寝る。


■参照

寝る寸前にTwitterで流れてきてた。