HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

街づくりをめぐる熱い語らい その2

今日も、昨日の続きのようなフリートーク・ディスカッション。めちゃめちゃ楽しかった。

街に来てくださるお客様にファンになっていただいて、リピーターになっていただくことが大切だと良くわかった。滞在時間倍増計画も、結局はひとりひとりのお客様にいかにファンになっていただくかに尽きるのだと思う。

それにしても、ストーリーという目で街を見ると、そのタネがいっぱいあることがわかる。ほんとうに恵まれた街をふるさととしているんだなと、つくづく。

私のミッションを一言で言えば、「街中を楽しく、あちこちによりたくなるデパ地下状態にする」ということだ。

不思議なくらい「B級グルメ」の話からでも、施設の利便性向上の話をしても、ストーリーにそったツアープログラムの話をしても、街の成り立ちや、そこに住まう人々の歴史にもどっていく。昨日、ジンギスカンと書いてしまったので、書けば、この地域には実は満州からの引き上げの方々が多く住んでいらっしゃる。家庭にもジンギスカンのなべを持っていたり、小さくともジンギスカンのお店が点在していたりする。施設に反対の方々の歴史もやはり街の歴史だ。そして、それは、戦争の直後にまでさかのぼる。であればこそ、その結果としてのツアーや、体験プログラムにもぜひ参加していただくのがあたりまえなのだと気づいた。

いや、今後が楽しみだ。