HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の二品

今日は、休みの日だと油断してすっかり寝坊してしまった...、二回も。朝は会合に遅れたし、夕方は夕食を作るのがすっかり遅れてしまった。で、できあがったのがこれ。うーん、料理の写真も難しいねぇ。ひとつもおいしそうに撮れない。例によってクックパ…

ベーシックインカムは細部に神宿る

id:Jota_Shimazakiさんからいただいたコメントのお返事を書いて力つきてしまったので、今日はそれをここに転機してエントリーとしたい。 (1)失業保険や生活保護の不親切さ(古代ローマの)小麦法の特徴が家長が炎天下でもえんえんと列にならばないと小麦…

「小さな声でいいから話してごらん」

先日のこんのひとみさんのライブで、「くまのこうちょうせんせい」のモデルとなられた大瀬校長が「ストレスはこわい」とおっしゃっていたと知った。 「ありがとう、ありがとう」 〜 こんのひとみさんのライブ 〜 - HPO:機密日誌 また、こんのさんは「みなさ…

ベーシックインカムの施行はローマに習うべき

昨日のエントリーに、コメントやぶくまやTweetsをいただき、ベーシックインカムも施行の詳細によりずいぶん意味が変わってくると教えていただいた。考えてみれば、ローマ時代のベーシックインカムにあたる小麦法は、前143年からしばらくは安定的に実施さ…

もう一度いう、ベーシックインカムなんてやったら家族は崩壊する

ジョンソン大統領の高福祉政策が家族を崩壊させた話しはすでに書いた。 リンドン・ジョンソン大統領とベーシック・インカム - HPO:機密日誌 例えば、ある地域では75歳を境に単身世帯の比率が10%も跳ね上がっているのだそうだ。なぜかわかる?私は見当も…

遺言と介護

とってもためになるお勉強会に出た。いや、皮肉でなく実感を込めて介護の話しを聞けた。仕事がらこれまで介護のセミナーはたくさん参加し、話しを聞いてきた。今回は利用者側からの話しとして聞けたのがよかった。とてもよく伝わった。特に胸につきささった…

Heartscape

木住野佳子のピアノを聴いていると、こころが洗われていくようだ。ハートスケープ-オリジナルアーティスト: 木住野佳子出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/03/23メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見…

長命は信頼社会を産み、短命は変化に適応する

長命がさまざまな問題を生じることに非常にジレンマを感じている。・簡単なシミュレーションにより、子どもを産めなくなってからの寿命が長いと社会的リソース分配が老人に偏り、社会全体が絶滅する確立が増す。 → 寿命が長くなると絶滅しやすくなる? Popul…

15分で読む「貨幣の複雑性」

リフレや地域通貨、あるいはブラックスワンが普通に話題になる今日、改めて、安冨先生の考えを思う。貨幣の複雑性―生成と崩壊の理論作者: 安冨歩出版社/メーカー: 創文社発売日: 2000/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件)…

超高齢社会への対応とはふるさと作りにほかならない

某所で秋山弘子先生の講演を聴いた。 Object not found! いつのまにか東大に「高齢社会総合研究機構」が設立されたのだそうだ。秋山先生はそこで研究を進めておられる。 本機構では、世界最長寿国であるがゆえに他の国々に先駆けて顕在化している高齢社会の…

北原照久邸とHow Buildings Learn

今日、お会いした方から北原邸のお話しを聞いた。日本で唯一の船着場のある家なのだそうだ。 TVなんでも鑑定団の 北原照久 さんの自宅へ行きました。:サン・アスリート株式会社 なんでも鑑定団 北原照久さんの自宅へ|家具インテリア会社社長の独り祭。 Pow…

土地の価格が下落すれば、建物の投資が増え、楽しくなる

先日、何人かの金融機関の方とお話しする機会があった。都心や一部の高級住宅地は別として、驚くべきことに地価が安い地域の方が建物そのものにお金をかける傾向があるとおっしゃっていた。確かに、現在の金融システムでは、年収と現在の年齢でほぼ借りられ…

信長の将と兵は近代の国民軍であったか?

「鬼と人と」読了。鬼と人と―信長と光秀 (下巻) (PHP文庫)作者: 堺屋太一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1993/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見るナポレオンに先駆けること200年あまり、農民兵ではなく銭で兵…

手形という信頼通貨

斉藤先生のお話で、手形が出てきてまさに蒙を啓かれた。つーか、地域とか、信頼とかについてライトニングトークしたつもりだったのに、参加された方の感想をブログなどで読ませていただくと、私の話しのテーマは「手形」であったという印象だったようだ。 裏…

不信の増幅

「鬼と人と」を読んでいる。信長を扱ったとは思えないほど、たんたんとした小説だ。鬼と人と―信長と光秀 (上巻) (PHP文庫)作者: 堺屋太一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1993/05メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る信長と光…

レイヤード : 多層的現実への入り口

今日は、ハッピープロジェクトの勉強会で文字通り多士済々で興味深かった。id:hiroetteさんが、「つぶやき」のまとめを作ってくださっている。 お金の未来、僕らの未来 勉強会 2010/02/13 - Togetterまとめ お金をめぐるさまざまな側面について議論ができた…

「お金の総量は、人に許された時間の総量に等しい」

なんとか、仮説を証明して、明日のプレゼンにつなげたいのだが、眠くて眠くて。どこかから小人さんが来て、完成させといてくれないかな。 未来と過去の時間~ デフレは年寄りのため、インフレは若者のため ~ - Google ドライブ

Buzzはネット界隈に鳴り響くBuzzerにはならない

ちょっと期待して使いはじめたものの、Google Buzzは流行しないだろうというのが私の印象。もっとも、Twitterを昔々使い始めたころも、こんなのは流行しないだろうというのが私の予測だったから当てにはならない。 恐い 一応、それなりにリアルと連動する形…

はてなダイアリー2000日

今日はもう疲れたので寝る。ブログをそもそも始めなかったら、このエネルギーはどこに向かっていたのだろうか?すこしは、リアルの状況はましになっていただろうか?別の楽しみを見出していたのだろうか?「もし」には意味は本来ない。ただ、明日へと、明日…

「ありがとう、ありがとう」 〜 こんのひとみさんのライブ 〜

今日は、こんのひとみさんのご講演、というよりもライブに参加させていただいた。こんのさんの子どもたちへの想いに共鳴した。ただただ、涙、涙、涙だった。 こんのひとみ - Wikipedia こんな話しをされた。いまはもう、故人となられた大瀬敏昭校長先生に小…

200 Years Housing Project

今日は、住宅に関していろいろヒントをいただいて、考えた。 今日、最大の気づきは、実は土地が上がるものだと言う神話により、土地にお金が吸い取られていることだ。土地がこれ以上価格があがらないものだと、腹に落とせば理解できる。

「いつか贈るよ、小さな手袋」

40をとうにすぎた今、ようやく月下騎士団、id:suzukikeiichiさんの気持ちがわかるようになった。 昨日の朝 トーストを食べて 子供に言った パパは帰らないよ 外は寒く 吐く息は白いよ いつか贈るよ 小さな手袋 きみはわがままをそれで包み込め 一生いまの…

地域まるごとで成田空港

某会議を傍聴させていただいた。つぶやいてよかったか不明。さしさわりあれば、あとで削除するかも。 Narita Airport Growth Strategy - Togetterまとめ

道州制と地域通貨

道州制のように中央政府の機能を最小限とし、自分たちで自分たちのことを決める風が今後必要だ。しかし、べき乗則的な効果ですべては中央へという傾向は止まらない。考えてみれば、道州毎に地域通貨を導入すればよい。ちょっと前まで藩札と金銀、米がそれぞ…

デフレは老人のため、(穏やかな)インフレは若者のため

ひとつひとつはネットで散見していたように思うが、ここまでまとまった議論として読むと大変説得力がある。デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)作者: 上念司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/01/16メディア: 新書購入: 5人 クリック: 344回この商品…

夏、夏、夏

この前、クレモンティーヌの「夏 l'ete」を聞きとろうとして、「つぶやいて」いたら、「ご乱心?」といわれてしまった。 Dans la maison de nos vacances dans ce village de mon enfance tout recommence quand vient l'ete, l'ete c'est la fete de l'ete,…

女という人生最大のトレードオフ

「フリー!」を読んで初めて「トレードオフ」とはなにかを理解できた。実に端的なたとえだ。 女とはとても一緒に暮らせない。しかし、女がいなくては生きていけない。 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明…

「シッダールタ」

私の人生の転換を迎えた今日、「シッダールタ」を読めたことをid:finalventさんに感謝したい。シッダールタ (新潮文庫)作者: ヘッセ,高橋健二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1959/05/04メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 45回この商品を含むブログ (118件)…