40をとうにすぎた今、ようやく月下騎士団、id:suzukikeiichiさんの気持ちがわかるようになった。
昨日の朝
トーストを食べて
子供に言った
パパは帰らないよ
外は寒く
吐く息は白いよ
いつか贈るよ 小さな手袋
きみはわがままをそれで包み込め
一生いまのパパの気持ちが分からなくていいから
書こうと思えば、いくらでもこの想いについて書ける。論理的に展開することも、多くの書物から引用することも、モデルを作ってエクセルでシミュレートすることすらできるかもしれない。
しかし、慶一さんのこの歌詞でもう十二分に言い尽くされている。
そう、30を過ぎた男なんて、なにを投げ出しても惜しくない。投げ出すか、投げ出さないかのぎりぎりの線で戦っている。いつ投げ出そうかと思っているがために真剣なのだ。