HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日野原先生の最期のインタビュー

先日、105才で亡くなられた日野原先生の生前のインタビューをNHKで見た。ほんの一瞬だけだったが、大変印象的だった。インタビューの中で、「病になって、おろおろすること以外、何もできない自分を発見した。いくつになっても人と向き合って生きてると日…

保守の守りの選挙に必要なこと

今回の「前原乱心」がはからずも、民進党の事実上の解党を生んだ。結果、小池「女王様」の選択により旧民進党の候補者の選択が進むことになる。これは、中韓寄りの「リベラル」政治家が抹殺を意味する。このまま選挙戦が進めば、自民党と希望の党と公明党で…

パンドラム

例によってAmazonプライムで見た。面白かった。SF的ガジェットがいっぱい。6万人収容の宇宙船の雰囲気も好き。パンドラム (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見るハインラインの古典的SF、「宇宙の孤児」を思い出した…

弾丸よりも、ミサイルよりもツイット

最近、トランプ大統領偉いなって思うのは、前代未聞の北朝鮮から各国政府への「公開書簡」まで引き出したこと。www.nikkei.com「公開書簡」は、北朝鮮の断末魔というか、「僕らはアメリカちゃんに交渉の席について欲しくて、駄々こねてただけなのに、アメリ…

花様年華

たまたまAmazonプライムで見た。休みの日の時間調整で、寝床でiPhoneで見始めた。 期待していていなかっただけに、マギー・チャンのチャイナドレス、トニー・レオンの優柔不断さんに不意打ちされた。 https://twitter.com/nielsenhoriuti/status/82064796721…

総選挙のマーケティング化

以下、政策論争、主義主張のぶつかり合いとしての選挙ではなく、過去から見たトレンドから考えるいわばマーケティング的発想から今回の選挙を考えてみたい。過去をふりかえれば、現在の状況の原点となるのは、1990年代前半となる。もっとピンポイントで言え…

AirMeasure AR

おもったよりも早くiPhone8が届いた。早速移行手続きを始めた。クラウドを様々な形で使っているので、移行自体はあっという間に終わった。あまりのスムーズさに変化が感じられないほどだ。www.apple.com改めて8の特徴を探すと、AR(拡張現実)だと出てくる…

「雄と雌の数をめぐる不思議」を読み始める

「赤の女王」の翻訳者である長谷川真理子さん自身がすぐれた研究者であることを知った。雄と雌の数をめぐる不思議 (中公文庫)作者: 長谷川真理子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2…

SFとしてのファイアーボール

本作品はSFとして完璧だ。短いアニメーションフィルムであり、かわされる会話はどこかおかしい。すれちがってばかりだ。しかし、ここに至る状況、歴史の流れは考え抜かれている。"SF is Fabulous."なのだ。 いかにも遠い未来、ありふれた惑星にて___。世…

電気自動車、EVが変える企業構造

全く門外漢の私だが、EV車が普及、メジャーになっていくと地域社会の構造をも変えかねないと聞いて、関心を持ってみている。このPRESIDENT誌の対談記事は得るものが多い。president.jppresident.jpある自動車にお詳しい方のご意見を拝聴した。その方のご意見…

北朝鮮と開戦前の日本

自分の言うのもなんだが、私はばり保守だ。わたしゃ驚きました。本当に驚いた。RT @hidekih: トランプ大統領の国連の演説のお話しですね。米国大統領が拉致問題を明確に発言したのは、よい兆候ですね。 https://t.co/fTdyr4XMdX— めいろま「不寛容社会 」発…

「平時には将を養い、戦時には兵を養う」

亡くなった父が、「平時には将を養い、戦時には兵を養う」と話していた。何度か出典を探してきたのだが、まだ分からない。ただ、今回ぐぐってみて、もしかして、「平時養兵少、戰時用兵多(平時には兵を少なく養い、戦時には兵を多く用いる)」という意味で…

センス8 シーズン1

なかなか面白かった。最後まで来て8人が本当につながった。「共感性」こそ、人類に本当に必要ななにかなのかもしれない。www.netflix.comyoutu.be我々の祖先が他の動物から見れば圧倒的な進歩を果たした社会的な要因は分業だ。現在にいたるも、いかにセグメ…

「ダンケルク」

見てきた。ああ、英国はここまで追い込まれていたのだと。wwws.warnerbros.co.jp ダンケルクの戦い(ダンケルクのたたかい、仏: Bataille de Dunkerque, 英: Battle of Dunkirk)は、第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻…

絆はめぐる

先日、ある会合があり、ある方と久しぶりにあった。私とは昔からのご縁のある方だ。家族ぐるみのつきあいでもある。たまたま懇親会で話している時に、私の学生時代の部活の話となった。「もしかして、Sさん知っている?」聞かれた。その方は部活の大先輩であ…

「心理学的発想と経営的発想」

このタイトルで、某所でお話をさせていただくことになっていた。結構前からこのタイトルについて考え続け、プレゼンの準備をまじめにやった。しかし、直前でタイトルと内容を大幅に変更することになった。もったいないので、一応ここにおいておく。心理学で…

「人口減少時代の土地問題」を読んで

大変、興味深い問題提起であった。人口減少時代の土地問題 - 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ (中公新書)作者: 吉原祥子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/07/19メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る所有者不明不動産の…

気まぐれ経営者とサンプリング

多くの企業グループを見ていると、創業者もしくはカリスマといっていい経営者が意思決定をしている間は大きく成長していくが、サラリーマン企業になっていくとどこかでなにかがおかしくなっていき、絶対安心と思われていた企業が衰退していく。なぜなのだろ…

「赤の女王」が人類を自己家畜化

いまや、人間の次に繁栄している種は家畜化された動物達だと言っていいだろう。マット・リドレーは豊富な例を「赤の女王」の中で引いていた。赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者:マット・リドレー発売日: 2014/10/24メディア: 文…

赤の女王は流行がお好き

もう少しだけ「赤の女王」の話題。マット・リドレーがしきりに「不思議だ」と語っていたのが、女性のファッション。ファッションには服装だけでなく、体型の好みも含まれる。赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マット・リドレ…

因果律と救済

大変尊敬申し上げている方のご講話を聞いた。ご講話の中で繰り返し「因果律」について話をされた。この方自体が素晴らしい経営者で人格者であり、また聴衆の方々も実績をあげている経営者や、すぐれた会社の社員という幸運を実感している人々なので違和感な…

赤の女王はなぜ近親相姦を禁忌したか?

ちょうど、マット・リドレーの「赤の女王」が佳境に達している時に、近親相姦についてのエントリーがあがっていた。正直、言いたいことはわかるという気持ちになる。anond.hatelabo.jp赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マット…

北朝鮮の160キロトンの原子爆弾

北朝鮮の核実験は相当恐ろしい結果であった。前後をtogetterでまとめた。togetter.comなにより恐ろしいのは、160キロトンの水爆かもしれない原子爆弾を金正恩が自ら示した核弾頭ほど小型化に成功しているかもしれないということだ。www.bbc.com これだけ…

男と女の性的嗜好の差の淵源

一般的な鳥と人間の性が似ているとマット・リドレーは言う。どちらも、多くの雌雄、男女によって構成される群れ、社会で生きながらも、一夫一婦制となっていると。人間とは遺伝的にはごく近いはずの類人猿たちの雌雄の性は非常に多様だ。そして、類人猿の性…

「ライフ」に載った南京における日本軍の行動

id:houjiTさん、id:ss-vtさん、からぶくまでコメントをいただいた。きちんと、お答えすべきだと考える。LIFE January 10, 1938 - HPO:機密日誌5分ほどFAQを調べただけで反証取れたので置いときますね 「虐殺を示す写真」https://goo.gl/wE36FU 「欧米の報道…

マジで女は産みたくなったら子供を産める

前からそうなのかなと想っていたが、女子が本気になったら子供を産める。好きでない男よりも、好きな男の子供を選択的に産むことすらできるらしい。赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マット・リドレー,長谷川眞理子出版社/メ…

民泊の消防設備

民泊に関するエントリーがはてブの上位に上がってた。fudousan-kyokasho.comこの中ではあまりに民泊にした時に必要となる設備について簡単に書いてあった。実際には適正な設備をするためには、1世帯あたり数十万円から場合によっては百万円超えのコストが必…

托卵四割

相変わらずリアルで「赤の女王」読んでる。ようやく人間の男と女の果てしないかけっこ競争のところまで来た。俄然、興味が出てきた。人間の生殖行動を考える上で、「一夫多妻」ではないが、「同じグループに複数のオスがいる」生物種として、鳥類が参考にな…

ギリシアへの旅 〜国立考古学博物館

ガイドさんに恵まれて、大変勉強になった。生涯の内で絶対訪れるべき博物館。なぜ学生時代の卒業旅行でここを訪れなかったのか、今更ながら意味不明なほど。togetter.com

ギリシアへの旅 〜日本とギリシャ

さすがに間もなく日本に帰る。昨日(現地時間)は、アテネの街を散策した。ストリートアートというのだろうか、シャッターへの芸術的な落書きが目だった。シャッターが閉まった店が多いという証左でもある。 ギリシャギリシャギリシャギリシャギリシャは国際…