前からそうなのかなと想っていたが、女子が本気になったら子供を産める。好きでない男よりも、好きな男の子供を選択的に産むことすらできるらしい。
赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: マット・リドレー,長谷川眞理子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 文庫
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この友人の言葉の重さと真実に改めて驚く。
「女が本気になったら、必ず子どもは産めるものよ」永年の友人は軽くそう言って笑った。その軽い笑いの裏にある彼女の自信に背筋が凍った。 あれから何年すぎたか、改めて女の本気に背筋が寒くなった。
女が本気になると : 「ジーン・ワルツ」 - HPO機密日誌
この結果、人間でも「托卵」がかなりの割合で発見され続けているらしい。恐ろしい。
まさに、「浮気をしたい男」と「確保できる男に面倒を見させつつ、(遺伝的な意味でも)魅力的な男の子供を産みたい女」の果てしない「赤の女王」競争こそが人類の「進化」の歴史なのだと。
「赤の女王」とはルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』に登場する人物で、彼女が作中で発した「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」という台詞から、種・個体・遺伝子が生き残るためには進化し続けなければならないことの比喩として用いられている。
赤の女王仮説 - Wikipedia