HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

民泊の消防設備

民泊に関するエントリーがはてブの上位に上がってた。

fudousan-kyokasho.com

この中ではあまりに民泊にした時に必要となる設備について簡単に書いてあった。実際には適正な設備をするためには、1世帯あたり数十万円から場合によっては百万円超えのコストが必要となるだろう。

minpaku.yokozeki.net

特に自動火災報知器は既存不適格とかいう問題ではない。

自動火災報知器

民泊で利回りを高めようとすれば運営、メンテナンスコストを抑えるためにある程度の戸数が必要となる。そして、戸数がまとまれば前述の消防設備、場合によってはスプリンクラーなどの初期投資が増える。何度か収支計画を立ててみたが、よほどの観光地で宿泊施設が逼迫していない限り成り立たないと思われる。まして、稼働が百八十日と五十パーセント以下に抑えられたら商売としてはまず回らない。逆に残るのは、家族などごく少人数で手間暇かけて民宿的にご接待する形だけではないだろうか?

京都の試みの内容も興味深い。今後同様の条例はいろいろな自治体で確率されるのだろう。

airstair.jp