HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

近現代日本の危機と国体

本書は日本の危機において天皇陛下がいかなる役割を果たされたかという問題を描いている。直接的に書いているのは、関東大震災であり、戦前の農村をおそった米作不況であり、太平洋戦争であり、ゴジラである。国の死に方 (新潮新書)作者: 片山杜秀出版社/メ…

たったひとつの

不本意ながらなげかけた某ウェブサービスへの問い合わせに回答が来た。ちょっとなんで?って内容なので、疑問点を返信した。ちょうど同じ日に、某航空会社のウェブサービスのパスワード変更に関する案件のサポートにも「?」が頭の上で10個くらい舞ってい…

Google Solution Galleryがすごい

これはすごい。Analyticsの自分でカスタマイズしたレポートをテンプレートとして公開している。 Google Analytics Solutions Gallery まあ、すごいといってもさすがにスクリプトを書くとかではないので、限界はあるのだろうけど、諸先輩方の経験がこうやって…

新酒を頂いた

今年最後の造りだったそうだ。蔵に入ったとたんのよい香りに感激。炭酸が残るふなくちにまた感激。試飲用のぐい飲みに青い丸がはいっているのは、透明度をみるためだとか。

Google Analytics

なぜか知らないが、1年間コースではてなブログPROに申し込んだにもかかわらず、カウンターが表示されない。解析はできているようなので、機能はしているようなのだが、カウンターとして表示されない。それとも、表示されないのが仕様?当然すでにはてな…

「ハロー!純一」

見てきた。感動した。 映画『ハロー!純一』公式サイト 私は成田の人間なので、見る前には「内輪逆びいき」というか、成田オールロケでちゃんとした映画になっているのかなぁと、一抹の不安があった。最初のシーンで大風が吹いていて、ロケの関係で敢行した…

はてなブログに移行中

なにはともあれ、移行してみた。10年記念で1月中にやろうかともおもったが、タイミングを失していた。 ブログ開設1ヶ月で9万PV達成!アクセスアップに効果的だった6つの方法とは? - サラリーマン休日副業で月10万円以上目指すページ まだまだいろいろな…

うた恋 3と4一気読み

大変、面白かった。3は清少納言を中心とする恋物語と宮廷物語といった風情。4は紀貫之を中心とする、藤原氏に追いやられていった貴族たちの物語。超訳百人一首 うた恋い。4作者: 杉田圭,渡部泰明出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2013/12/13…

地震保険の起源

国の存亡と地震保険が関わっているとは知らなかった。関東大震災とそれに伴う暴動によりいかに国が危機に瀕したかを見事に描いている。国の死に方 (新潮新書)作者: 片山杜秀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12/15メディア: 単行本 クリック: 8回この商…

最近読もうとしている本

新しい出会いは、新しい読書体験をもたらしてくれる。自分の読書計画として、これから読もうとしている本をリストアップしておこう。日本語の哲学へ (ちくま新書)作者: 長谷川三千子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/09/08メディア: 新書 クリック: 11…

君臨するし統治もしないと治まらない組織

ここのところ太平洋戦争関連の本を続けて読んでいる。陸軍と海軍の対立は明治憲法の欠陥であると、これでは戦争など戦えないと東條英機が「遺言」に残したというのもわかるなと。海軍と陸軍の対立がひとごとではないなと。人ごとでないというのは、自分の会…

シンフォニア・タプカーラ

「国の死に方」を読み始めた。やっぱり、片山杜秀さん好き。作曲家、伊福部昭の科学実験による被爆体験から始まる。いうまでもなく、ゴジラの音楽の作曲者だ。国の死に方 (新潮新書)作者: 片山杜秀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12/01メディア: 単行…

日本決戦思想という病

「誰が太平洋戦争を始めたか」を読了した。昨日の続きになる。嫌いな思想、考えでも受け入れる努力をするのがリベラルだとおっしゃっていた方がいたので、受け入れるように努力しながら読んだ。それでも、いろいろな点で矛盾を感じざるを得なかった。誰が太…

「誰が太平洋戦争を始めたのか」を読み始める

まだ読み切っていないので、結論は早いかもしれないが、どうも著者には予断があって史実を集めている感じがする。誰が太平洋戦争を始めたのか (ちくま文庫)作者: 別宮暖朗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/17メディア: Kindle版この商品を含むブロ…

首都圏に国際空港が2つ以上必要な理由

先週は大雪で成田空港がめためただった。正直、都内近くから成田に夜自動車で帰るのに三時間かかった。高速道路が閉鎖されていたため、普通なら1時間のところが三倍かかった。 成田は“陸の孤島” 約8200人が空港で一夜 2014.2.9 22:26 関東甲信から東北…

沖縄観光

沖縄に対する認識が変わった。すばらしいリゾート地であり、日本人なら訪れるべき歴史の地だ。魚が綺麗に見えるスポットがすごかった。国際クラスのリゾートホテルだって実感。撮ったはずの写真が出てこないけど、万国津梁館は確かに世界のトップを迎えるに…

沖縄の歴史と観光のしたたかさ

諸事情あってソースは明かせないが沖縄は、文化と外交で王朝を四百年も継続させたお国柄だけあって、40年右肩上がりの観光産業を育成するにも大変したたかだと知った。文化と外交で、薩摩藩=江戸幕府体制と、中国への冊封体制の二重体制を生き延びたしたた…

坐禅と脳科学

「単純な脳、複雑な私」を読了した。徹頭徹尾、身が先だと書いてある。誤解を恐れずに書けば、道元さんの言説は現代の脳科学に照らしても正しい。単純な脳、複雑な「私」 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/05メディア:…

恋は盲目?

旅行の支度をしないといけないのに、うだうだしている。考えてみれば、池谷先生の恋愛論についてまだつぶやいても、書いてもいなかったなと。単純な脳、複雑な「私」 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/05メディア: 新…

いまさらながら佐伯胖先生の影響を感じる

池谷裕二先生の本を読んでいて、今更ながら自分がブログのエントリーで書き続けたテーマの根底に佐伯胖先生の影響があるのだと自覚した。もちろん、書いている時点ではその時、その時に応じて書いているつもりだった。10年書いてようやくなにを求めていた…

東京ディズニーリゾートの危機管理

いやはや、ディズニーリゾートが「夢の国」であるためのキャストさんを始めとする組織的な危機管理能力はすごい。自分の危機管理の甘さとの対比で痛感した。実は昨晩はディズニー周辺に一泊した。それは、それでエントリーをそのうち起こしたいのだが、なか…

雪のディズニーランド

思いがけなく。運がいいんだか、悪いんだか。奥の白いのは実は熊のプーさんのハニーハント。数時間後に反対側から。ディズニーホテル前。ちょっとミニチュア風に撮影した。夜のシンデレラ城。

なんとなく

気分があがっていかない。今日は新年会の名残みたいので、多くの方とお会いする機会が連続してあった。多くの方と会い、多くの方の話しを聴き、十分に意義は感じているのに、気持ちがあがっていかない。どうしちゃったんだろうと。年を取ると言うことは、や…

「単純な脳、複雑な私」を読み始める

とても面白い。心理学バックグランドの私としては、まさにこういう考え方で発想していきたいのだとなと。単純な脳、複雑な「私」 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/05メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見…

人間の本質はいまだに殺人ザル

だんだん、「殺人ザルはいかに経済に目覚めたか」という刺激的なタイトルは原題の「The Company of Strangers(他人同士の協力)」よりも本質を突いているのではないかと考えが変わってきた。殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?―― ヒトの進化からみた経…

iPhoneの修理

知人のiPhoneのボリューム調整用のボタンの二つあるうちの下のが押しっぱなしになってしまう状態になってしまった。たぶん、一番手っ取り早いのは、ジーニアスバーにいくこと。ところが、アドバイスして行ってもらったら、予約が必要だと言われたとのこと。…

圏央道 18.5/300

千葉というのは遅れたところだと改めて思い知らされた。圏央道の延長300kmのうちで、整備が最後になる18.5kmは千葉県なのだと知った。 圏央道(2014年6月に高尾山IC~相模原愛川ICが開通予定) | 八王子まちナビ 圏央道とはなにか? 圏央道(首都圏…

「殺人ザル」読了、又はいかにしてペリクレスがリベラリズムを語ったか

本書は、経済学的な見地から人類一万年の経済史を見ている。本書は、敢えて「徳の起源」、「繁栄」と言ったマット・リドレーの展開する進化心理学と、永続するための性質の保存という意味での「利己的遺伝子」の論を避けている。この試みは、野心的で興味深…

ブランドは犠牲なり、相互的にあらず

商品価値とは、企業がそのブランドを守るためにどれだけ犠牲を払えるかだ。顧客はその覚悟をじっと見ている。