首都圏に国際空港が２つ以上必要な理由

先週は大雪で成田空港がめためただった。正直、都内近くから成田に夜自動車で帰るのに三時間かかった。高速道路が閉鎖されていたため、普通なら１時間のところが三倍かかった。

成田は“陸の孤島”　約８２００人が空港で一夜
2014.2.9 22:26
　関東甲信から東北にかけた大雪の影響で、９日も航空便の欠航や鉄道の運休が相次いだ。成田空港はアクセスする鉄道や高速バスが全て運休し、“陸の孤島”と化した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140209/dst14020922310015-n1.htm

今週は羽田便がひどいことになっていた。沖縄、福岡、札幌などから羽田に飛ぶ便が欠航につぐ欠航、遅延に続く遅延となった。

羽田空港の雪の影響、欠航便数は朝と比べさらに増える
羽田空港は2014年2月15日、2月14日からの降雪の影響による滑走路閉鎖で、欠航便が多数、発生しています。午前10時現在、国内線の欠航便数は出発326便、到着277便となり、8時時点での欠航便数からさらに増えています。
羽田空港の雪の影響、欠航便数は朝と比べさらに増える | FlyTeam ニュース

多くの生き物に肺が二つ、目が二つあるのは、やはり片方に問題が生じた場合でも生き残れるから。今回の大雪という災害で日本ほどの経済国であれば、空港という基本中の基本のインフラは二重化されていて当たり前なのだと痛感した。

内陸の空港と海上空港というのは、防災上でもよい組み合わせ。あとは、いかにこのアクセスをよくするか、利便性を向上させるか。