HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

十七清浄句は欲望の否定の否定

仏教は徹底的な否定だ。生老病死を否定するところからお釈迦様の修行は始まった。生老病死の原因である触れることも、感じることも、愛も、執着も否定、否定、否定する。この否定から根本原因にさかのぼり無明、貪ぼり、瞋(いか)り、(愚)痴が見いだされ…

テロとレジスタンスの違い

暴力について考えている。人の生きている限り暴力はなくならないだろう。問題は、暴力の使われ方だ。使われ方によって、暴力は、警察、自衛隊、処罰の執行という形で秩序形成に役立つ。究極、国を守りうるのも武力という暴力がなければ守れない。ウィン=ウ…

「五大に響きあり」

先日、成田山新勝寺の御護摩にあがった。御護摩の前の法話で「五大に響きあり」というお話しをいただいた。 地・水・火・風・空の五大からなる森羅万象には、皆、真理を語る響きがあり、地獄・餓鬼・修羅・人・天・声聞・緑覚・菩薩・仏の十界すべてに真理を…

かつんとこつん

ラウンドレッスン。Kプロから指導を受けるようになって、120近く叩いていたのが、100台になったのが昨年。半年以上空いて、先日のレッスンにより90代が出せた。hpo.hatenablog.comhpo.hatenablog.comそうして臨んだラウンドレッスン。ドライバーのシ…

感謝とは相手を全面的に認めること

タイトルを一つも出るものでもないのだが、感謝とは相手からの恩を決して忘れないという行為だと思う。ハラスメントの反対側の行為なのだと。感謝とは、「これから先、あなたのしてくれた恩を忘れない」、「あなたには借りが生じた」、「あなたに対してはハ…

和辻哲郎「孔子」再読

四大聖人、仏陀、孔子、ソクラテス、イエスで、孔子のみがその死が伝えられていないと。他の三聖人はそれぞれの死をもってもっともそれぞれの教えを体現している。孔子作者: 和辻哲郎発売日: 2012/10/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る和辻先…

ストレンジャーシングス 1-1話

見始めた。雰囲気だけでも、好きかな。E.T.とか、未知との遭遇の頃の米国を彷彿とさせる。www.netflix.comHuluはここのところ見なくなっていたので、解約した。SUITESもNetflixで見れるし、不便はなさそう。

Nantou Distillery: OMAR Whisky

台湾の友達にもらった。これが美味しい。友人の話だと、中国酒を作ってるメーカーなのだそうだ。 Distillation of whisky spirit started in 2008. The mash, wort and wash was then produced by a nearby brewery. In 2010 a German mash tun and washback…

BLAME! 東亜重音版

見に行ってきた。www.blame.jp感動した!と言ったら嘘になるが、よく弐瓶勉の世界をCGアニメにしていた。東亜重音、Dolby Atmosは、大変良かった。もうなんか360度からの気配感がある。「音が環境を支配する」とあるサウンドエンジニアの方がおっしゃって…

北朝鮮ミサイル四千キロとメルカトル図法

北朝鮮から雨のように降ってくるミサイルのニュースに接し、その飛翔距離の伸張に驚きを感じている。 ミサイルの射程は4000キロ超か 自衛隊元幹部が指摘 5月14日 14時27分 北朝鮮が今回発射した弾道ミサイルについて、海上自衛隊の元幹部は、「射程は4…

五倫と治国と教育勅語

和辻哲郎先生の「孔子」を再読している。幼少の頃から父の中国古典を学ぶ姿を見ているので、儒教の基本の基本である「論語」と言われただけで、無条件に受け入れようと私はしてしまう。そこをあえて、原典批判から入られる和辻先生の態度に敬服せざるを得な…

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おかげさまで法人接待コースだが、生涯ベストを更新。びっくりするほど黒塗りの車と運転手がいた。どこかの組みの方が来られてるのかと思うほど。とにもかくにも、ドライバーが好調。一打目が良いと二打目がいい。二打目、三打目で乗るとパー、ボギーが取れ…

「愛の嵐」ふたたび

前回見たのはは短縮バージョンだっただろうか?DVDとBDでは、少なくとも画質は格段なのはわかった。内容もフルバージョンになったのか。見覚えのないシーンがたくさんあった。しかし、前回受けたインパクトが感じられなかった。「愛の嵐」 - HPO機密日誌CRIT…

「事例でガッテン!相続税」

正直、仕事がら相続からみの業務も行う。それなりに関連する資格も保有し、支援の実務も行い、勉強も怠っていないつもりだった、本書を読むまでは。事例でガッテン! 相続税(発行:創知株式会社)作者: 木村哲三出版社/メーカー: 出版文化社発売日: 2017/04/17…

「応仁の乱」読了挫折

たまたま、本屋で目について買った。応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)作者: 呉座勇一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/10/19メディア: 新書この商品を含むブログ (16件) を見る動機は、垣根涼介の「室町無頼」。 垣根涼介の「室町無頼…

ホテルのAI化

パン屋さんのレジのAI化が取り上げられていた。道具としてのAIをビジネスに応用した良い事例だと想う。www.itmedia.co.jpひるがえって、日本の道具としてのAI活用は旧来からの法律、行政に阻まれている。なんどか本ブログで取り上げているホテルのレセプショ…

「成田 あの1年」 テロ事件抜粋

成田空港の歴史をまとめた「成田 あの1年」をテロ、ゲリラ活動に焦点を当てて抜粋した。成田空港の評判をこれ以上悪くしたくないというのが本当の気持ち。しかし、昨今の反テロ法に関する議論を見ていると、ほんのついこの間まで、日本国内でもテロ、ゲリラ…

男と女で同時にトイレを使えるか?

酔いにまかせて、下世話な話しになった。高級ホテルの水回りは、男女の同時使用をどう解決するかがデザインの基本。でも、どこのトイレでも男女で同時に立ち小便で用をたすのは、さすがに無理だよねという話になった。そういえば、男女で立ち小便をするとい…

「イシューからはじめよ」読了

はてブを作った伊藤直也氏の話がはてブで盛り上がっていた。codeiq.jpそのブコメの中に「イシューからはじめよ」を、読めとあった。で、読んだ。イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」作者: 安宅和人出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/11/…

「成田 あの一年」読了

断片的には経験していても、改めて成田空港の「難産」の歴史を読むのは意義がある。成田空港関係者は当然読んでおくべき内容だ。成田あの一年 (ふるさと文庫 (177))作者: 原口和久出版社/メーカー: 崙書房出版発売日: 2002/04メディア: 単行本購入: 1人 クリ…

法善寺

私にとっての聖地かも。ここのお善哉は、二つで一人前なのだそうだ。なるほどと。hpo.hatenablog.comもう一度このドラマを見てみたい。

ラ・ラ・ランド

久しぶりに「極東ブログ」を拝読。ああ、いい映画だったと共感した。[映画] ラ・ラ・ランド: 極東ブログ日本公開時に見て、ブログのエントリーに書いたつもりだったがどうにも見つからない。gaga.ne.jp曲はiPhoneに落としてよく聴いている。La La Land (Orig…

「福神見温公語」 子孫になにを残すか?

まさにおっしゃるとおり!臨済宗の寺宝展、「心は心でとらえられない」で購入してきた日めくりの11日。白隠禅師の書。hpo.hatenablog.com以前、「創業と守成」という話しを何度かしたことがある。その時のスライドの一枚。家を受け継ぐ側からの捉え方。 何…

94

初めての九十代前半。嬉しかった!距離が短く、OBは狭いご接待コースとは言え、スコアはスコア。きちんとハンディキャップの認定まで出ているコース。今日はドライバーのミスが少なかったのが勝因。ここのところ、ゴルフが楽しく感じられないプレイが多かっ…

西遊妖猿伝 大唐編

Amazonの書評でまだ続いているんだと始めて知り、大人買いしてしまった。[まとめ買い] 西遊妖猿伝 大唐篇(モーニングコミックス)作者: 諸星大二郎メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るついたのが、5月5日。その後も、昨日のエントリーの件で割と…

オープン

今日は新たなオープンだった。機会があれば詳しく書きたい。正直計画から数年に渡るプロジェクトを完遂したと言っていいオープンの日だった。何度、もうだめかなと想ったかしれないが、ここまでこぎ着けて正直ほっとしている。最後のお披露目の前はかなりし…

Marine Life Institute

なんと「ファンディング・ドリー」に出てきた「海洋生物研究所」がアトラクションになっていた。ファインディング・ドリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャ…

GHOST IN THE SHELLにゴーストは入っているか?

ようやく見てきた。この日のために出来る限り情報、感想を遮断してきた。2D吹き替え版ではあったが。いや、正直に言えば吹き替え版でよかったのかもしれない。youtu.beghostshell.jp正直、前半あまりに押井版映画へのオマージュ、レスペクトが多すぎこのまま…

「成田 あの一年」を読み始める

これまた引越しの効用で、昔の本が出て来た。成田あの一年 (ふるさと文庫 (177))作者: 原口和久出版社/メーカー: 崙書房出版発売日: 2002/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログを見る成田空港の閣議決定の年に生まれた私としては…

「理趣経入門」読了

大変、感激した。本書の内容はよくよくこれから自分にできる限り深く理解し、行動しなければならない。いまは、あえてその感動のまま浅薄な理解をメモしておきたい。図説「理趣経」入門作者: 大栗道榮出版社/メーカー: 鈴木出版発売日: 2008/01メディア: 単…