たまたま、本屋で目について買った。
- 作者: 呉座勇一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 新書
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動機は、垣根涼介の「室町無頼」。
垣根涼介の「室町無頼」530ページを一気読み。ここのところ、読書量の落ちている私としては驚異的。やはり、垣根氏の小説は読ませる!
- 作者: 垣根涼介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: 単行本
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垣根氏得意の悪漢小説というジャンルを室町時代に時代を移して、物語ってくれている。分厚いステーキのようにバイオレントに、いつものおいしい脂身のような垣根氏のエロティシズムは薄く留めて。歴史的に見ればとても重く陰惨な事件であるにもかかわらず、室町時代の終わりを早めた土一揆という男たちの生き方を爽快に描いた。世間の表舞台からぬけおちた「無頼」漢たちを詳細なリサーチを元に描いている。
「室町無頼」 - HPO機密日誌
この魅力的な小説は、応仁の乱の直前までの十数年を扱っている。そんなにベストセラーになっている「応仁の乱」の歴史書ならさぞかし面白いのではと直観した。ところが・・・・、難しい。相当に日本史の基礎知識がなければついていけない。そう思ったのは、私だけではない。
なぜ売れた?「応仁の乱」 今年上半期最大の「問題作」: 山陽新聞デジタル|さんデジ
ちゃんと垣根涼介についても触れられている。
さすがにせっかく買ったのだから、もう少し読み進もうとは思っているものの、基本挫折。
ちなみに、この挫折をきっかけに物理的に重いと感じる本は、Kindleで読むことにした。Amazon安い!
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: エレクトロニクス
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