HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「ギャングスター・レッスン」読み始める

結構面白い。

前作のギャング中のギャング、柿沢、桃井の過去の一旦が明かされていく。中年男にはそれなりの過去があるものだ。過去があるから、無口でいられる。男のしぶさというものがあるなら、やせがまんでも過去を口にしないことからはじまるのだとようやくわかった。

とはいえ、垣根涼介得意のコロンビアは出てくるし、なかなか楽しめる。そうそう、垣根涼介はコロンビアで人生を変えるほどのことがあったのだろうと邪推したくなる。でも、少なくとも前半は全くエロくない。

早く読了して、「サウダージ」へ移りたい。