先日、成田山新勝寺の御護摩にあがった。御護摩の前の法話で「五大に響きあり」というお話しをいただいた。
地・水・火・風・空の五大からなる森羅万象には、皆、真理を語る響きがあり、地獄・餓鬼・修羅・人・天・声聞・緑覚・菩薩・仏の十界すべてに真理を語る言語がある。
空 海 の 名 句 (其の十二)
色・声・香・味・触・法の六塵、すなわち私たちの感覚によって把握される認識の対象は悉く真理を語る文字であり、究極のホトケたる大日如来とは、この世界の、あるがままの姿に他ならない。
新緑の木々に雨が降る、風そよぐ。当たり前の景色こそ「響きあり」なのだと。
これまでも、多くのものごとに五大を感じてきた。この話しを聞いて、自分の仕事の中に五大を発見した。正十二面体が五角形で構成されていることに神秘をすら感じる。仲間と仕事の上での五大を共有しようと想う。
お不動様の奴僕の行、羂索のおさとし、盤石の決意、燃えさかる火炎(精進努力)、ゆるぎなき御心(精神統一)の5つが仕事の上の信条から導かれる5つの行動と重なる。そして、この5つと5つが正十二面体を構成する。
この説明用に、これをAmazonに頼んだ。