もう何十年も前の話し、高校生の頃、私の高校では軽音楽がかなり盛んだった。実際、かなりメジャーになった同級生もいる。そんな中、一人ピアノの弾き語りをする女子二人組がいた。彼女達が歌った「部屋とワイシャツと私」がとても素敵だった。その時の印象で、この曲はとてもかわいい印象を持っていた。先日、疲れ果てていたせいか、たまたまラジオで流れた「部屋とワイシャツと私」を聞いて、こは女子の側の「暴力」だなと想ってしまった。
部屋とYシャツと私 平松愛理 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
いや、ま、"Fly Me to The Moon"と同じ女の「暴力」を感じてしまった。
甘い響きで男を惑わせながら、しっかり、「服を買ってね」・「パーティ行かせて」(私の要求をあなたが叶えて当然!)、「毒入りスープ」(裏切ったら許さない!)と自分の主張をしまくっている。これを女の暴力と言わず何であろうか。あるいは、手練手管とでもいおうか。タイトルの「部屋とワイシャツと私」とは、まさに二人の「家庭」の象徴なのだろう。「私はしっかりあなたの部屋も掃除するし、ワイシャツにもアイロンをかけてあげるわ。だから・・・・、分かってるわよね?」というすごみが恐ろしい。
ひさびさになにかツボに入った。精神衛生上あまり良くない状態なのだろうか?