HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

駅前と郊外の逆転

20年以上前、2年間米国に留学していた。学校の近くにアパートを借りて、中古車を買って、よくショッピングモールに買い物に行った。学校は街中の住宅街のちょっとはずれくらいにあった。どんどん街中の商店が寂れ、日本のダイエーと同じで街中にショッピ…

社員持株会

必要があって調べた。社員と会社の距離を縮めるためにはとても重要。逆にせっかくある制度が生きていないというのは、社員にまだまだ会社が信用されていない証拠。 「人」株式会社にも社員もいれば、株主もいる。特に、社員持株会が発達していているといえる…

ウォークラリー

コースからあまりにはずれた参加者に注意を喚起するというのが主な役割だが、初めてお手伝いさせてもらった。ウォークラリーはオリエンテーリングと違って、コマ図と呼ばれる断片的なコース図を使って歩いて行かなければならないので、なかなか参加者は大変…

運命の転換

先日、古市佳央さんの講演を聞いた。勇気を与えられる講演だった。全身の41%のやけどという重傷を負い、死を望むほどの絶望の縁に立たれた。何年もの間。まだ、高校生なのに。 昭和63年4月2日は僕にとって忘れられない一日となった。 4月3日には昨日まで…

記憶とはインシデントの密度

リアルな私のプロジェクトの納期が迫る中、多忙を極めている。いや、多忙を極めていた。それでも、どうしても今日は前々からの約束で今日の午後から日曜日まで続くイベントのお手伝いに出てこざるを得なかった。しかーし!なにもやることがない。ほんのちょ…

女の脚

どうしてわがままそうな女の脚は魅力的に見えるのだろう?素直そうな女の脚は普通の脚にしか見えないのに。いや、もしかすると逆かもしれない。足首からふくらはぎ、ひざ裏からももにかけて切れ上がる曲線の持ち主は、自分の脚が魅力的だと自覚しているに違…

ゴジラと福島

あまり3.11が近づく前に書いてしまおう。後付けの理屈かもしれないが、ゴジラは実に日本を象徴する映画キャラクターだ。先日雲仙に言って噴火の展示を見た。hpo.hatenablog.com当時のエントリーにはあまりに生々しかったので書かなかったが、雲仙岳災害…

大学とはなにか?

大学とはなにか?教養とはなにか?を考えさせられた。仕事の役に立たぬ教養しか身につかない中途半端な大学はつぶして「手に職」的な専門学校を増やせというご意見もありましたが、専門学校で働いてきた経験から申し上げれば、教養がないと高い技術もなかな…

日本の観光促進の阻害要因

山田桂一郎さんの「観光立国の正体」を読んでいる。観光立国の正体 (新潮新書)作者: 藻谷浩介/ 山田桂一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/11/16メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見るタイトルは明らかに共著者の藻谷さんの「デフレの正体」…

新日本風土記 成田

録画で見た。オープニングの成田山のドローン撮影に圧倒された。番組としても、よくここまで成田で活躍する個人に焦点を当てて追いかけたなと。 成田 千葉県 放送日:2017年2月17日 年間1000万人の参拝客を迎える名刹・成田山新勝寺。平安時代、下総の原野に…

98、再び

お仲間と気楽なゴルフ。距離があまりないコースだった。www.yachiyo-golf.co.jp元パブリックだったというだけあって、まわりやすかった。若洲リンクス以来の98。hpo.hatenablog.comロングでの大叩きがなければ、ベスト更新であったかも。ドライバーは相変わ…

人肉検索

先日、ある中国関係に詳しい方の話しを聞いた。クローズな話しだったので、申し訳ないがお名前はださない。中国では、日本以上にウェブ界隈が力を持ち始めているという話しであった。例えば、地震で大変な状況になっている村を李克強首相が視察したのを迎え…

休むということ

言うまでもないが長時間労働の改善は大きな問題として更に厳しく意識せざるを得なくなってきている。勤務時間管理についても、これまでの会社と社員のなれ合いではすまなされない。逆に徹底しなければならない。そんな問題意識を先鋭化している中、日本で有…

「経営の処方箋」は経営者のツボに効く!

数週間かけてようやく読了。これは本当に経営者にとって処方箋だ。経営の処方箋---社長の悩みに効く67のアドバイス作者: 新将命出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2014/10/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る同じ新将命さんの「経営…

小児国家日本

子供と大人の違いは、ものごとを表面で見るか、より奥底の仕組みまで見るか。ものごとを見る時の時間の単位が短いか、長いか。ひとつひとつに優先順位をつけられるかつけられないか。一見矛盾するものごとも、表面深層、時間の長短、価値でよくよく見ると矛…

Star Wars: Force Arena に自分の生き様を見る

五十男がゲームにはまる。あまり、見た目のいい景色ではない。プレイ中は、スターウォーズの世界にどっぷりはまる。いわば、SWエピソード4にでてくるホログラムチェスをやっている感じ。やりこんでいくとリーダーユニットに次第に自分を投影してしまう。k…

日本の人事米国化はアルバイトから

米国のテレビドラマ、「スーツ」の冒頭。辣腕弁護士ハーヴィーが自ら採用面接をするシーンがある。採用面接をいやいやながらも自分でやってしまったことから、この法律事務所の物語は広がっていくのだが、それはまた別の話し。弁護士事務所の人事採用は若干…

共同体としてのPTA

先日、増田のエントリーが火付け役でPTA不要論が論じられていた。anond.hatelabo.jpこの議論をよく追えているわけではない。ただ、PTAでお役をいただいてたことがあり、考えるところがあったので書く。PTAとは、保護者が学校と対等に話ができる数少ない場で…

スーサイドスクワット

私の周りで割と評判良かったので、期待して観た。ジョーカーとハーレイ・クインのぶっ飛んだ愛に支えられてた感じ。wwws.warnerbros.co.jpハーレイ・クインのスピンオフ映画が話題になるのもわかる。www.google.co.jpそういえば、ハーレイ・クインを演じたマ…

平成29年 桃組「小さな勉強会」

ひさしぶりに桃知さんの勉強会に参加させていただいた。自分の仕事とは桃知さんのおっしゃる「中景」を作ることなんだと改めて自覚した。思えば、外へ外へと「遠景」を求めて出て行くところから、自分自身と街との関わりが仕事の原点であると教えていただい…

人生とは習慣の織物なり

ある若い人と話しをした。習慣がいかに大切かを話した。ふと自分の五十年を振り返ると、人生の岐路にあたってAか、Bかと悩んだ末に出した結論よりも、日々をどのように生きてきたかが大切なのだと気づく。いまの道を選んだ私であっても、何度も挫折しかけた…

なぜ予算委員会だけが中継されるか?

国会中継だけはよく見る。いまは、かなり国のかじとりが難しい時期であるにもかかわらず、両院の予算委員会の重箱の隅をつつくような野党の質問がうざい。そもそも、民主党時代にかなり現在の諸問題のタネを自分たちでまいたのだから、その反省から質問しろ…

「トルク」を感じて振る

今日はお仲間とのラウンド。昨年の夏、とある名門コースに同じお仲間でまわらせていただいた。その時は、ラフがきつくて全然球が出てこず最後は、ピッチングで出していた。当然、スコアもぼろぼろ。しかも、ドライバーが全くあたっていなかったので、9Wでテ…

Star Wars: Force Arena (スター・ウォーズ:フォースアリーナ)に更にはまる

最近、ひまさえあればゲームしている。五十の親父がおかしいだろうと。hpo.hatenablog.comwww.mobirum.comこれがまた課金をして、「クリスタル」を増やさないとかなり地道なゲームになる。と、思って大人買いをしていまった。しかし、考えてみればこのゲーム…

Dr. Strange was not Strange Enought to Me

視てきた。映像は確かにすごかった。予告編通り。でも、なんかひと味たりないなと。 「ドクター・ストレンジ」 特報 ドクター・ストレンジ|映画|マーベル|Marvel| なんというか、ヒマラヤのどっか、 シャンバラ で世界を守っている聖人のイメージが私の…

ビットコインと電債

ビットコインというのがいまだに不勉強でなんなのかわかっていない。とりあえず、当初盛り上がったビットコインとは、結局取引を電子的に記録して使う取引の総称になりつつあると理解した。gigazine.netキーワードはブロックチェーン。 ブロックチェーンは多…

沈黙 - Silence -

遠藤周作原作の映画、「沈黙」を見た。 正確には、「沈黙ーサイレンスー」なのだが、「サイレンス」を"Silence"と書きたくなるほど、マーティン・スコセッシ監督作品だった。これは本当に遠藤周作作品なのだろうか? www.youtube.com 映画『沈黙‐サイレンス‐…

遺伝子検査を申し込んだ

池谷先生のご講演を聞いた。とっても面白かった。思ったよりもご自身の専門である脳と神経の話しよりも、意識と無意識という観点からお話しをされていた。hpo.hatenablog.com人間がいかに無意識で生きているか、意識がいかに無意識にだまされているかは、最…

「小さいおうち」のタキさん(ネタバレあり)

読了して深い印象を持った。Amazonの評者が書くように私にとってはこの作品は「この世界の片隅に」と対をなす、普通の女性の目から見た太平洋戦争頃の生活の話しとなるはずだった。 5つ星のうち 5.0昭和初期の東京市民の生活の完全な再現 投稿者 ymatsui4 投…

仏印進駐、南進は合法だった

「戦争まで」の中で、私としては驚きを感じたのが、仏印進駐が二度ともフランス政府との合議の上で行われたという事実。三国同盟を結んだ結果としての、仏印進駐であったと。hpo.hatenablog.com フランス領インドシナは、1887年から1954年まで、大日本帝国に…