HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェブのグラビティ

夢を見た。ネットの重心を割り出す方法を発見したと。ネットワークの重力、グラビティに従ってアクセスが集中してく様を見た。吸い込まれていくようにウェブのページが落ちていく。単にアクセスが集中するということでなく、ウェブのネットワークの重心が存…

身体の回転

ゴルフがうまくならない。今シーズンは、いつになくコースに出ている。練習場にも通っている。それでもうまくならない。先日、行きつけの練習場に行った時に、そこの支配人さんが見るに見兼ねてアドバイスしてくれた。云く、「練習のポイントがわからずいく…

空港機能強化

少々必要があって勉強中。 首都圏空港の容量拡大方策と騒音負担のあり方に関する研究 (PDF) 案外知られていないが、羽田のこれ以上の容量拡大のためには首都上空を飛ばす必要がある。羽田と成田の関係強化と言うときには、言外に羽田のためにもっと千葉の上…

「忙しい」は禁句

何度書いたかわからないが、「心をうしなう」と書いて「忙しい」と。ブログをかかないいいわけにはならないし、スケジュールが仕事で埋まっていても、義理を欠いていいという免責にはならない。忙しいといっても、10年前の忙しさとは違う。昔は本当におト…

ふるさとがあり、ふるさとで働き、ふるさとで暮らせる幸せ

ある集まりがあり、公園をぬけてあるいていった。ひさしぶりだった。もののけ姫のこだまがでてきそうだった。改めて、ふるさとで暮らせるありがたさを感じた。私などなんの力もない。しかし、このふるさとで働かせていただいている。ふるさとづくりを自分の…

「心配事の9割は起こらない」を読み始める

これは素晴らしい本。禅を実践の中で活かしてこられた枡野俊明さんだからこそずっしりと伝わる本。心配事の9割は起こらない作者: 枡野俊明出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2013/08/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る禅に関わる本は、自分の…

鳴門秘帖 読了

ようやく読み終わった。なんとなんと、読み始めたのが1月18日なので半年近くかかっている。 「鳴門秘帖」を読み始める。 - HPO機密日誌 読むのが遅いのにも、ほどがある。鳴門秘帖 06 鳴門の巻作者: 吉川英治発売日: 2013/10/22メディア: Kindle版この商…

「ガニメデ慕情」

中古で「Cowboy Bebop」のボックスを大人買いしてしまった。cowboy bebop 5.1ch DVD-BOX出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2004/12/23メディア: DVD購入: 4人 クリック: 207回この商品を含むブログ (175件) を見るこういうキャラに陰影があるスト…

PDCAはスパイラル

会議でPDCAサイクルと会社の進化の方向性について話しをした。それが1日であれば、1週間であれ、四半期であれ、年間計画であれ、仕事はPlan - Do - Check - Actionから成っている。しかし、PDCAサイクルの中にいるとPDCAの方向性だけになってしまい、自分…

なぜ色欲は罪か?

「リア王」を読んでいて、姦通、寝取り、色欲が罪だとしつこく書いてあった。また、リーガン、ゴネリル姉妹は色男エドガーをめぐって取り合い、お互いに殺し合う様まで描かれていた。性欲自体は人に与えられたもの。男と女の愛と尊敬とセックスは、天の下で…

吉田調書とSPEEDI

勝谷さんのメルマガで吉田調書の朝日新聞のスクープを知った。先日訪問させていただいた浪江町の風景を思いだし、怒りが込み上げてきた。 勝谷誠彦 | 『勝谷誠彦のxxな日々。』公式サイト 吉田調書 - 特集・連載:朝日新聞デジタル 現地の方がはっきりおっし…

手塚治虫の無性人間たち

finalventさんの「アポロの歌」についての評論を大変興味深く拝読した。 この作品が欧米の視点から風変わりに見えるのは、目をぱっちり描いた子ども向けのキャラクターで性と暴力が描かれているからだ。しかし、現在なお欧米からも注目に値するとされ、傑作…

浪江町の風景

先日、福島第一原発の被害に今も苦しむ福島県浪江町に行って来た。衝撃的だった。私のように状況を理解できていないものが浪江町の状況について書くことにためらいがある。それでも、なにも書かないよりはましかと考えられるようになった。まず、SF映画のよ…

成田空港第三滑走路署名活動が始まる

地元の方ががんばっておられると聞いた。日本経済新聞にも関連の記事が載った。 五輪後さらに発着枠を増やす案として、30年代までに両空港で3千メートル級の滑走路を増設する。羽田空港は5本目の滑走路を沖合につくる案が有力。事業費は約6千億~1兆円弱…

福島風評被害

福島の関係の方からお話を伺う機会があった。「美味しんぼ」の風評被害で、すでに周辺では宿泊や出張の取りやめが相次いてでいると嘆いておられた。現地に行って実際の状況を見れば、ああいう漫画はかけないと私は思う。ここに載せたい話しや写真があるのだ…

米倉誠一郎先生

大変、興味深くお話を伺った。先生はとにかくお元気。日本の企業こそがイノベーションしなければならないか、実例をもってお話をいただいた。少子高齢化していく日本の社会において、日本の企業こそが革新していかなければ、生先生を革命的に伸ばすことがで…

「鳴門秘帖」にふたたびはまる

いや、実に面白い。これだけ複雑なプロットをさらっとかけてしまう吉川英治さんの頭の中はどうなっていたのだろう。こんなに素晴らしい作品を0円でダウンロートして読めてしまう時代に生きていて本当に幸せ。鳴門秘帖 02 江戸の巻作者: 吉川英治発売日: 201…

Ted

この映画はいつまでたっても男は子どもでしかないという物語。男と女の関係が永続するのは、その子どもっぽさを女が認められるかどうかにかかっている。あるいは、その子どもらしさを「尊敬」にまで昇華できるかだとも言える。テッド [DVD]出版社/メーカー: …

長谷川三千子氏の「ボーダーレス・エコノミー批判」

長谷川三千子氏の言葉は古くて新しい。「正義の喪失 反時代的考察」に収められた「ボーダーレス・エコノミー批判」は現代経済の問題点を見事に描いている。本論文が平成2年、1990年に書かれたという事実の前に「銃・病原菌・鉄」は無力化されてしまう。…

お台場でBBQ

「アポロの歌」の感想を書きたいのだが、今ひとつ自分の中で腑に落ちない。ということで、脱線の上に脱線を重ねて先日行って来たBBQの話し。知り合いが行くというので、便乗してついて行っただけなのだが、とても楽しかった。 都立潮風公園バーベキュー広…

日本家屋の軒の出

以前から疑問に想っていた。なぜ日本家屋の軒の出は深いのかと。西岡常一さんは、兵隊に取られていった中国で見た建物と、日本の建築の比較を著書の中でしていた。いわく、中国の建築の方が元であったとしても、日本の建築の方が軒の出が長いと。 構造計算よ…

リア王の痴呆

安西版リア王をようやく読了。劇中でしかも王の言うことなので悲劇なのだが、普通に聞いたらたんなる高齢者で痴呆が始まった段階の言葉。 どうか、なぶらんでくだされ。わしは、馬鹿な、愚かな、老いぼれ。八十の坂を越えーーーそう、嘘も、いつわりもなく。…

知人の知人が自分の知人である確率

昨日のエントリーから考えている。ずいぶん前に一応の結論を出した気になっていたのだが、今回見直してみて論理が立ってないエントリーしかみつからない。 選んだ同級生から同僚、友達とかそれぞれが、またお互いに知り合いでない知人を100人ずつもっている…

違反者講習で思い出したこと

いわゆる違反者講習を受けてきた。 累積点数が6点以上の場合はこのように行政処分の対象となりますが、特例として累積点数がちょうど6点であり、その累積違反の経歴として軽微な違反(3点以下)の違反を繰り返したものであった場合に限り「違反者講習」と呼…

世の中がせまいという確率

まったくの仕事の関係で出会った方と食事をした。食事をしながら話している内に、昔の同僚が私の中学の同級生だということがわかった。出身も、生まれも、年齢も、学校も、現在の職業も、まったく違うのに。不思議なくらい「友達の友達は友達」が起こる。こ…

勝谷さんと某日会った

先日、勝谷氏と偶然お会いした。パブリックでないので、内容はオフレコ。いつもメディアではとんがっていらっしゃるのが、本当によい紳士然とされていた。残念ながら、ブログやってますとはカミングアウトできず。 勝谷誠彦 | 『勝谷誠彦のxxな日々。』公式…

「いちはらアートxミックス 2014」に行って来た

すごく楽しかった。「指輪ホテル」が見れなかったこと以外、大満足。たまたまお誘いをいただいて、夜のキネマの夕べまで参加できた。 ICHIHARA ART x MIX 2014 - a set on Flickr 詳しくては後ほど。とにかく5月11日までなので首都圏の方で時間があれば行…

安西版「リア王」を読み始める

こころの機微をついている。語り口が実に芝居調。語りやすそう。リア王 (光文社古典新訳文庫)作者: シェイクスピア,安西徹雄出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (45件) を見るエドマンド…

「いちはらアート×ミックス2014 公式ガイドブック」

ホームページだけだと、いまいち様子が分からないのでガイドブックを買った。とぉってもよくわかった。美術手帖4月号増刊 中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス2014 公式ガイドブック作者: 美術手帖編集部出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2014/02/2…

「7つの習慣」とは、人生の何を大切にするかを習慣化すること

私にとって「7つの習慣」とは、人生において大切なことを大切にすることにつきるとようやくわかった。言うまでもないが、「7つの習慣」で提唱された時間管理は、仕事を「重要か、重要でないか」、「緊急か、緊急でないか」で4つにわけるところから始める…