HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

PSYCHO-PASS season 1

ものすごい勢いで見てしまった。見た理由はほぼアンブレラアカデミーと一緒。The 100の新しいエピソードが公開されないから。

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もう虚淵玄が自分が天才であることを証明するために製作されたような作品。

2006年から2007年にかけて、TYPE-MOONとの共同プロジェクト『Fate/Zero』の執筆を担当。2008年には『Phantom』や『続・殺戮のジャンゴ』で興味を持った広江礼威からの指名で、『ブラック・ラグーン』のノベライズ「シェイターネ・バーディ」を執筆した。同年に放送されたアニメ『ブラスレイター』でシリーズ構成・脚本を担当して以降は、アニメ作品のシナリオにも関わるようになり、2011年の『魔法少女まどか☆マギカ』で知名度を大きく上げた。

虚淵玄 - Wikipedia

作品からも虚淵玄がいかに読書家なのかが伺える。一体どうして2100年代における20代の刑事が「闇の奥」などを読んでいようか?パスカルを諳んじていようか?押井守を上回る衒学的センスを感じる。

闇の奥

闇の奥

少なくともシーズン1のストーリーは私が「悲しきフーガ」と読んでいる70年代(多分)のSF作品の影響を受けている。私が思い出して書いたプロットがつい2年前のものなので実証性はないが、同様の社会、同様の社会を安定させる「公安」の体制を描いている。

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ちょっと先も見てしまいそうだ。

都道府県別リスクと実データの比較(個人的メモ)

「東京は重篤化のリスクが少なく、地方では高い。医療体制の充実の結果か」とツイットしていらした。

医療統計P on Twitter: "重症者のコントロールが一番できてるのが東京都という現象。

東京が危ないって言われ続けたおかげで、ハイリスクな人や、関連職種の人が、ものすごく気をつけていて、そのおかげで抑えられているのではないか。"

自分のスプレッドシートによるリスクと実データの死亡者数の比較ができていなかったので、改造を試みた。

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すでに、フィルターもしくはスプレッドシートで年代別の陽性者数とリスクのグラフまではできていた。

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足りなかったのは、都道府県別の死亡者数だった。結構さがしてたつもりででこなかったが、東洋経済のサイトからGitHubcsvデータが公開されていた。

toyokeizai.net

github.com

GitHubの使い方がまだわかっていないので、自動取り込みには成功しなかったが、GitHubデスクトップでローカルに落としてスプレッドシートにimportすることはできた。これをピボットテーブルで日付と都道府県で整理してグラフ化できた。なにせスプレッドシートなので都道府県名*1まで入れてからグラフができるまで1、2分程度かかってしまう。

割と、東京がリスクを死亡総数が下回ったのは最近に見える。それでも、なんどか書いているように従来の致死率から言えば、かなり低い。

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北海道などでは、いまだにリスクと死亡数が同程度。

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「東京以外」だと実際の死亡数が上昇傾向。ということは、まだ同定できていないがどこかの地方では死亡は増えている。

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よくよくあとで分析していきたい。東洋経済が提供しているファイルは他にも様々なデータが含まれている。

*1:東京都、大阪府、愛知県等、「都道府県」までがキーワード。「東京以外」は有効。

アンブレラ・アカデミー Season 1&2

たまたま時間があり、1週間ほどで見てしまった。正直に言えば、The100のファイナルとなるSeason7のエピソードの配信が途中で止まってしまったので見始めたというのが本当のところ。

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いつぞや、コピーライティングの基本は商品を買わせること自体ではなく、広告のボディを読ませたくなるためにあると聞いた。そして、ボディの1行目は2行目を読ませるためにあり・・・、と続く。このテレビシリーズはまさにコピーと同じで、エピソード1は2を見せるためにあり、3は4と続く。これがシーズン2の最終話まで切れない。

物語がプロローグは1989年。この年は平成の最初の年であり、私が社会人になった年であり、想い出深いものがある。そして、その30年後の2019年が「現代」として設定されているのだが、携帯電話も、スマフォも、ウェブもない、もしくは一般的でない、ちょっと古く、なつかしい感じのする「今」として描かれる。ここがまた魅力的。原作のコミックが20世紀の設定だからなのかもしれないが。

en.wikipedia.org

エピソード1は、ヴァーニャのヴァイオリンによる「オペラ座の怪人」の演奏から始まる。この物語が家族の中のはぐれもの、機能不全として描かれるのに適切な前奏曲だろう。シーズン2にいたって更に少し前の精神病院、LGBT公民権運動など、抑圧された側を描いている。私にはそのメタモルフォーゼが必ずしても説得力があるよに描かれたとは思えない部分があるにせよ、カタルシスは感じられた。

シーズン2が終わってもまだ様々な「謎」TVシリーズで残されている。ぜひシーズン3に期待したい。

汎用性・自動性のあるスプレッドシート

Covid19関連でいくつもスプレッドシートを作ってきた。対外的にはDatatsudioも使った。いまとなってはあまりに稚拙で恥ずかしい内容、表現ではある。途中からimportdata、arrayformula、queryなどスプレッドシートをデータベースとして使いこなす手法を学び、だいぶ汎用性がある形での使い方を学んで来た。結局はいろいろ調べながら、トライ&エラー、そして時々ツイッターでマイスターレベルの方からヒントをいただき、実装という過程であった。

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スプレッドシートで現在進行形の現象の分析に使うには、新しいデータをいかに最小限の手間で取り込め続けられるかが肝。できれば自動化したい。そのためには、データと構造をできるだけ分けてスプレッドシートに載せるようにするか。実際、jag-japanさんのデータをフルセットのシートに取り込もうとして、限界オーバーになり別シートにした。症例のケースが5万件近くになればそりゃそうだと。この問題の解決のために、新しいデータ(csv)を別シートで取り込み、importdata等のURLを書き換えるだけで更新できるようにした。

年齢年代別死亡予想 20200810 - Google スプレッドシート

更に、importdataはかなり強力。厚労省のオープンデータを始め、ウェブ上のcsvデータを自動で取り込める。教えていただいた。

更に、地域別にデータを見たいというお声をいただき、試行錯誤の末にピボットテーブルのフィルター機能を使ったシートに改良した。

docs.google.com

フィルターは当然操作できなくなるが、ウェブ公開もサポートしているのは便利かなと。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vQOFYho8EKesU-Xu8I5K2sKi0V2IVbsh0tXAynxr2tutCZGkLDCtcm3UCSOFSYR6_7L_3255c44dQqf/pubhtml

まだまだ整理がついていないところがたくさんある。現在は、移動量のデータを最小限の手間で更新できるように苦戦中。すべては現在進行形。

「習慣の力」

少し前から読み始め、ココファームの素敵なテラスで読了した。これは確かに人生を変える本。

文字通り、習慣の力は大きい。以前は私ははてなブログのヘビーユーザーだった。2004年から数年前までは毎日ブログをアップしていた。いまは、それがツイッターに変り、時間さえあれば開いている。いずれもほとんど中毒症状だといえる状況。最盛期は、人と話している時も携帯でブログを書いていたし、いまは仕事の合間にツイッターを見ているのか、ツイッターの合間に仕事をしているのかくらい。Covid-19が仕事に影響するからという名目で自分でツイッター利用を肯定していた。

本書は、一旦できた習慣の力がいかに強いか、そして、その習慣の「中毒性」をなす「習慣」と「報酬」のサイクルの要素を変えることで人生も、組織も、そして社会すらも変えられることを様々な例を使って描いている。強い印象が残ったのは、アルコアの「安全第一」徹底による生産性工場と、公民権運動のローザ・パークスの話だ。

1980年代なかばのアルコアは、いくつかの経営上の失敗が相継ぎ株価が低迷。同社の取締役会は、経営立て直しの期待を込めて、オニールに次期CEOの白羽の矢を立てた。オニールはもともと官僚畑の出身で、ワシントン(連邦政府)で組織改革に関するいくつかの実績を残して頭角を現した後、その当時は野に下っていた。このオファーに当初はあまり乗り気でなかったオニールだが、いろいろ解決すべき課題をリストアップした上で結局オファーを受諾。そして「事故ゼロ」("zero injury")を目標に掲げ、社員の意識をそれだけに集中させることで、停滞していた大組織をすっかり生まれ変わらせたという。

企業変革のツボはどこにあるのか--アルコアから学び、フォクスコンを予測する - ZDNet Japan

オニール氏は徹頭徹尾、「安全第一」を語り続け、実践し続け、組織としての習慣として組み込み、会社の体質を一変させたという。日本企業でも、掃除の徹底、5Sの徹底により蘇った会社はたくさんある。組織の風土となるまで、社員の一人ひとりが「これが自分の組織の当たり前だ」と思うところまで習慣化することが本当の意味での組織の進化なのだと私は信じる。

私の組織ではこの数年ITリテラシーの向上に努めてきた。最初は半信半疑以下だった同僚も最近ではすっかりクラウドベースの仕事の仕方が当たり前になった。Covid-19ショックが来ても業務の進め方は微動だにしなかったように思う。

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そして、公民権運動。ちょうど「アンブレラアカデミー」にはまったのだがこのシーズン2にちょうど本書で描かれたような公民権運動と地域の草の根の人と人とのつながりの一旦が描かれていた。黒人による公民権の獲得運動は何度も起こっていたが、1955年12月に始まったこの動きはバス乗車に関する差別を受けたローザ・パークス夫人がアラバマ州モンゴメリーでは幅広い人間関係、まさにソーシャル・キャピタルを持っていた。そして、この「資本」が赴任したばかりの牧師、マーティン・ルーサー・キングJr.に火をつけたと。

ローザ逮捕の知らせが伝わると、モンゴメリーのデクスター街バプテスト教会で牧師に着任したばかりで当時26歳だったマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやラルフ・アバーナシー(Ralph Abernathy)牧師らが抗議運動に立ち上がり、モンゴメリーのすべての黒人にバス・ボイコット運動を呼びかけた。以前にも黒人が同様に逮捕されていたが素行の悪い者が多く、運動としては盛り上がらなかった。ローザの場合はまともな職業婦人であり、NAACP書記でもあったため関係者が迅速に動いたとされる。

(中略)

キング牧師はこの運動の勝利を契機として全米各地での公民権運動を指導し、非暴力直接行動と市民的不服従を掲げて1963年8月28日にワシントン大行進で25万人を集めた抗議集会を開催する。アメリカの黒人運動は最高潮に達し、1964年の公民権法成立につながった。

ローザ・パークス - Wikipedia

ちなみに、「アンブレラ・アカデミー2」では、1963年、公民権獲得前夜でも続く黒人差別の様子が描かれていた。

www.youtube.com

パークス夫人の誰に対しても裏表のない「習慣の力」が米国社会を変えることになったといっても過言ではない。どなたがおっしゃったのか忘れてしまったが、まさに「礼儀正しさは最強の武器」なのだと思う。

オニール氏や、パークス夫人を見習って、そろそろCovid-19を言い訳にしてツイッターに耽溺する「習慣」を変えよう。

「動的平衡2」読了

 たまたま、移動時間が長かったので駅チカの本屋に入った。そこで、見つけたのが本書。以前、ハードカバーで「動的平衡」は拝読した記憶がある。新書だと持ち運び安い程度の動機だった。しかし、本当に読み終わるまで本書を一旦置くことができないほど面白かった。

冒頭の美術における時間と生命感の話から多様性、大腸菌の遺伝子交換などなど、まさに「動的平衡」、どこまでが生物でどこからが外部なのかというテーマに沿った話題が盛り込まれていた。多様な話であるのに、短編連作推理小説を読むように次から次へとページをめくりたくて仕方がない読書体験であった。

私が下手な要約を試みるより、本書をとにかく読むほうがはるかに明晰なので内容についてはあまり触れない。触れられないという方が正解かもしれない。ただ、2点だけ。

以前、進化論とマルクスについてツイッターで議論した。私の印象では左派、リベラルな方々はマルクスと進化論は無関係だとご主張されている印象を持った。進化論を社会科学の考え方の基本と主張するだけで非難轟々だった。

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本書の一部を引用する。影響を受けていないわけがないと。

まもなく(ダーウィンと)同じロンドンで、カール・マルクスは「資本論」を書き上げた。彼は自筆でサインを入れ、ダーウィンに献本した。それに対してダーウィンは短い礼状を送っている。1883年3月に執り行われたマルクスの質素な葬儀で、マルクスの盟友フリードリヒ・エンゲルスはこう弔事を述べた。
「自然界ではダーウィンが生物進化の法則を発見したように、マルクスは人類史における進化の法則を発見した」
ダーウィンはその前年にこの世を去っていた。

もうひとつは西田哲学に影響を受けた生命と時間。もう驚愕でしかない。

CFRはIFRに近づくのか?(個人的メモ)

教えていただいたメタアナリシス論文によると、ずいぶん前からInfected Fatal Rate 、感染者致命率は0.7%程度なのだそうだ。新型コロナウイルス関係でよく出てくるのはCFR。CFRは、PCR検査等で確定した検査陽性者数が分母で、そのうちから亡くなった方を分子とする。このCFRは全体の平均で5%程度、高齢者だと10%を越えるということで、新型コロナウイルスが恐れられてきた。6月半ばまではPCRが感染者に「追いついて」いなかったのでCFRが5%程度だったのが、IFRに近い1%以下の数字になってきているのではないだろうか?

CFRの減少化を説明するのにはいくつかの前提が必要。まず、報告日ベースの年代別の感染者数に年代別死亡率(CFR)を二週間「ずらして」掛けて実データと合わせてグラフにしたのがこちら。予測死亡数と実死亡数がフィットしているのがよく分かる。

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相関係数

累計相関係数 0.9981
新規相関係数 0.7073

スプレッドシートはこちら。

docs.google.com

池田先生にものすごい指摘を受けた。

ので、作ってみたのがこちら、「移動(平均)致死率」。青棒が亡くなられた方の数で左縦軸。折れ線が当日までの一ヶ月間の死亡者数を分子として、二週間ずらした同じく一ヶ月間の新規感染者数合計を分母とした数値で右縦軸。

多分、これが4月から6月にかけて医療従事者の方々が現場で実感していた実感致死率ではないだろうか?過去一ヶ月に担ぎ込まれた患者が十人に一人、五人に一人と亡くなっていたことになる。もちろん、本来はCFRは累計のPCR等陽性者と死亡数で考えるべきなのでこのグラフの数値は採用すべきではない。それでも、数字で「感じる」しかない私のような者にとっては大変危機感が伝わる。

池田先生のご指摘のように、右に近づくに従って「移動(平均)致死率」が下がってきているのがわかる。話しを戻して、先の年代別致死率による死亡予測だと7月は100人前後が亡くなるはずであった。下の図は大変見にくいと思うが、スプレッドシートの一番左のタブ、「年代別感染者推移20200724」を開いて、右にずっといくと出てくる。7月1日付けの予測で932人、実データで954人。これに対して7月末の予測で1046名。その差は、114名と92名となる。

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実際は、7月28日の発表で998名、今日の統計で1000名目の死亡者が出た。今月は、約46名の方が亡くなられたことになる。ここ数日が重要だが予測の半分程度となるのではないだろうか?本当に被害を受けられた方のご冥福を祈りたい。ちなみに、6月は81名の方が亡くなられている。感染者は、7月の10分の1程度かなと。つまりは、致死率が以前よりも下がっている傾向にあるらしい。これがIFRとCFRの関係と、日本のPCR検査が行き届きつつある現状によるものかはまだ不明。この予測では8月前半で150名前後の死亡となる。これは今後よくよく数字を見ていきたい。

さらに言えば、かなり広く「第二波」が来ても以前よりは致死率は下がっている。例えば、イスラエル。すでに累積の致死率0.7%。まさにIFRの数と一致している。

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https://www.worldometers.info/coronavirus/country/israel/

米国ですら、3.3%。

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https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/

マスコミはこうした傾向を伝えてもいいのではないだろうか?「正しく怖がる」ことは「正しい現状を数値で把握する」ことから始まるのでは?

更にもとにもどって論文へのリンク。

t.co

論文中いくつか気になった部分。

けんもう先生いただいたご注意。

CFRがIFCに近づいている背景にPCRの鋭敏化があると考えるのは的外れなのか。これも、今後ご専門の方のご意見を待ちたい。

いずれせによ、これまで人類は風邪、コロナウイルスの開発は成功してこなかった。同様に特効薬も。ウィズコロナで現状の致死率や、リスクを理解して正しく怖がることが大切。更に強調されるべきなのは、経済がどうにもひどいことになっていること。バランスを取りながら、今後生活するしかないだろう。医療すらも経済活動の一環なので、経済全体がこければ医療もおかしくなり、最終的には命は救えない。民間、経済クラスターとしてはウィズコロナ時代の商売を考えるしかない。更に言えば、今回の新型コロナウイルスで少し感染症対策が国中で高まれば、来たるべき新型インフルエンザのパンデミックの時に対策となると私は信じている。


■追記 2020/08/02

予測を出したからには、答え合わせをしておかなければならない。

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https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12776.html

7月1日の累計死亡者が972人だったので、37名の方が7月中*1に亡くなられたことになる。単純に二週間の間隔で年代別の発症者数に年代別致死率を掛けるという予測で、本文中にあるように「114名と92名」となった。その3割から4割の数の死亡者で済んだことは大変ありがたいと思う。7月の最終日に5名の方が亡くなられている。8月は更に増える可能性がある。ちなみに、同様の手法で予測すると8月前半で130名となった。全国の感染者数は千人を超えて増えているので、更に8月後半は増える可能性がある。よくよく数値をアップデートしていきたい。*2

素人が非常に不謹慎なことをしていることは謝罪しておきます。

*1:正確には8月1日分を含む32日分。安全サイド側に書いておく。

*2:当初、自分の手元のオープンデータと厚労省の速報データを比べたが、ずれがあるとのご指摘をいただいて修正した。8月1日分5人を加えているので文中は37人とした。ありがとうございます。