HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

都道府県別リスクと実データの比較(個人的メモ)

「東京は重篤化のリスクが少なく、地方では高い。医療体制の充実の結果か」とツイットしていらした。

医療統計P on Twitter: "重症者のコントロールが一番できてるのが東京都という現象。

東京が危ないって言われ続けたおかげで、ハイリスクな人や、関連職種の人が、ものすごく気をつけていて、そのおかげで抑えられているのではないか。"

自分のスプレッドシートによるリスクと実データの死亡者数の比較ができていなかったので、改造を試みた。

hpo.hatenablog.com

すでに、フィルターもしくはスプレッドシートで年代別の陽性者数とリスクのグラフまではできていた。

hpo.hatenablog.com

足りなかったのは、都道府県別の死亡者数だった。結構さがしてたつもりででこなかったが、東洋経済のサイトからGitHubcsvデータが公開されていた。

toyokeizai.net

github.com

GitHubの使い方がまだわかっていないので、自動取り込みには成功しなかったが、GitHubデスクトップでローカルに落としてスプレッドシートにimportすることはできた。これをピボットテーブルで日付と都道府県で整理してグラフ化できた。なにせスプレッドシートなので都道府県名*1まで入れてからグラフができるまで1、2分程度かかってしまう。

割と、東京がリスクを死亡総数が下回ったのは最近に見える。それでも、なんどか書いているように従来の致死率から言えば、かなり低い。

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北海道などでは、いまだにリスクと死亡数が同程度。

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「東京以外」だと実際の死亡数が上昇傾向。ということは、まだ同定できていないがどこかの地方では死亡は増えている。

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よくよくあとで分析していきたい。東洋経済が提供しているファイルは他にも様々なデータが含まれている。

*1:東京都、大阪府、愛知県等、「都道府県」までがキーワード。「東京以外」は有効。