ビル・ゲイツ氏のワクチンに対する投資に心から感謝と尊敬を捧げたい。
7つに絞り込まれたワクチンの候補は、それぞれに特有の製造工程があるそうで、現在の投資は幾分無駄になるかもしれないと。それでも、ゲイツ氏はお金で時間を買うことにしたのだろう。
日本においても、世界においても、すでにCovid-19を抑え込むことは不可能となってしまった。一瞬、「中国は抑え込んだがために集団免疫が徹底せずにアフターコロナで他の国との交流に支障をしたすのでは」と思ったが、それもワクチンが開発されれば解決する問題。多分、ゲイツ氏以上にワクチン開発に中国国内ではしのぎを削っているのだろう。なにぜ米国の空母がCovid-19のために活動を停止せざるを得ない状態なのだ。産業、貿易から国防に至るまでワクチンの開発、普及に成功した国が次の覇権に向けて大きく踏み出すのは確実だろう。薬の開発も進んでいるようだが、アビガンの論文が取り下げられるなど(国家的圧力があったと個人的には考えるが)先行きはかなり不透明だ。
5月初旬と考えていたが、感染者増加傾向が3月末から速度を増していて月内にも国内感染者は1万人を越え、医療的な対応がかなり厳しくなる。
この方のご指摘通りなのだと認めざるを得ないのだとすれば絶望の上にも絶望ですね。
— ひでき (@hidekih) 2020年4月5日
ワクチン → 日米欧合わせても速くて年末?
抗体検査 → 英国で実施もポンコツ
とすると、以前のグラフの通り6月のピークというたった二ヶ月後に迫る地獄は避けようがないと。https://t.co/yGnvN1UPQk
医療リソースをいかに維持できるかが今後最大の国家的課題となるだろう。緊急事態宣言は発効されてもあまり効果はないのでは。
現状を戦争に例えるなら最も戦闘力のある兵士を一番大切にすべきだと思われます。そのためには、正面(Frontline)の戦闘以外の部分をいかに兵士以外に任せられる体制を作るかが長期戦では大切ではないかと素人の私でも考えます。https://t.co/XycIdMN2IZ
— ひでき (@hidekih) 2020年4月5日
つまりは、イタリアで起こっているようにいきつくところまでいきついて、重篤化する方々に感染しつくすレベルまで日本においてもパンデミックの波は止まらないと。
いや、横道にそれたが、いかにビル・ゲイツ氏でもワクチンの検証、増産には半年から1年かかることは間違いない。なにせ開発して特許を取っても認可を取るまでに特許期限が来てしまうのが製薬会社だ。人の命が関わることに人類の叡智をかけても時間はかかる。アフターコロナ、Covid-19の影響下でのBCPなどを考えているが、1年単位で考えていかなとならないようだ。そして、根絶、経済復帰までは3年かなと。
道は長く、犠牲は膨大だ。そもそも、3年後まで現在50代半ばでBMI25オーバーの私が生き残っていれるかは、90%くらいの確率ではないだろうか。それでも、やるべきことをやり続けていきたい。残りの人生をどう生きるかという意味でも、現在64歳のビル・ゲイツ氏が正しい。