Nicholas A. Christakis先生, @NAChristakis のツイートは大変刺激的であった。1957年のインフルエンザの大流行に今回のcovid-19対応は学ぶべきだととの主旨だと受け止めた。
Flu pandemics recur reliably but unpredictably every decade or so, and their extent and intensity varies. With COVID19, we may be in midst of a once-every-50-years event, perhaps similar to 1957 pandemic, but not as bad as the 1918 pandemic. Let’s talk about the 1957 pandemic. 1/
— Nicholas A. Christakis (@NAChristakis) 2020年3月14日
ご本人に断らないまま、PDFで保存してしまった。問題があれば、すぐに削除はする。
一定の平衡状態にたどり着くまで3シーズンかかったとおっしゃっていると私には読めた。
https://twitter.com/NAChristakis/status/1238934023075958786
「集団免疫」と呼ばれる状態になるまでは数十万の犠牲者を出したと。
1957年の大流行は、人々が3年間かかって免疫を取得したことで終わりました。ウイルスの毒性も弱くなった可能性があります。 COVID19が同様に「一般的な病気」(風土病、endemic)になると予想できますが、恐らく何度もの大きな苦難の波の後でしょう。
https://twitter.com/NAChristakis/status/1238934033901522945
*試訳は本ブログ
私は幸いにして1月の時点で新型コロナウィルスの恐ろしさを自覚していた。それでも、株式市場等が下落しないのを見て、世界はもう新型コロナウィルスの恐怖を織り込み済みなのかと思っていた。しかし、このところの株式市場のクラッシュ、コロナウィルスショックを見て、1月の時点では私を含め中国の一部を除いてほぼ全世界はまだ短期間の脅威だと思っていたのだと知った。この脅威は1957年ほどではないにせよ、長期間に渡ると自覚すべきなのではないか恐れている。
恐ろしいとしか言えない。 / “武漢の「原因不明の肺炎」について - 黒色中国BLOG” https://t.co/t0SaAWDqKM
— ひでき (@hidekih) 2020年1月4日
とはいえ、少しずつ知見も積み上がってきている。薬効が確かめられた薬も出てきている。1957年から学び、まだましだったと言える未来を期待したい。
新型コロナウイルスの治療に使えるのではないかと期待されている薬の1つ、「アビガン」は、中国で治療効果がみられたとされ、日本国内でも患者に投与する臨床研究が始まっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344331000.html
このうち、日本国内からは、免疫の働きを抑えるステロイドを吸入するタイプのぜんそく治療薬、「オルベスコ」、一般名「シクレソニド」という薬を患者に投与したあと、症状が改善したケースが報告されていて、この薬に効果がある可能性を突き止めた国立感染症研究所の松山州徳室長がNHKのインタビューに応じました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344251000.html
(中略)
同様の実験を新型コロナウイルスに感染させた細胞でも行ったところ、細胞の中のウイルスは、100分の1程度にまで減ったということで、ウイルスの増殖を抑えることを実験で確認できたとしています。