HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ことばにならない

言葉で自分の人生を表現してしまうと、その特定の言葉でしか自分の人生をとらえることができなくなる。自分を「安売り」してしまう言葉は多々ある。「つまらない人生」、「苦労や悲しいことばかりの人生」、「涙の人生」、「あいつにしてやられた人生」など…

おなかがすいた...

某誌に載せてもらった。なんか全然面白くない記事。いや、担当の記者さんにはあれだけの取材でよくこれだけまとめられたと感心するし、実に適切に表現していただいて感謝している。ただ、そこに映っている自分があまりにも魅力的でない...自分のあまりに…

論理的思考の壁を破る

ものすごく興味ひかれた。本当にひとごとではない話だ。http://d.hatena.ne.jp/softether/20070324たしか、id:naoya氏のお話を伺ったとき、「直観的プログラマーは、俺とid:jkondoくらいだ」とおっしゃっていた。ある方から「ごちゃごちゃ考えてないで、あん…

生きていくために必要な心性

なんか自分でわかんないことを書けちゃうのが不思議。島尾敏雄を初めて知ったのは、川又千秋の評論を通してだった。 夢の言葉、言葉の夢 - HPO機密日誌 そうか、川又千秋は昭和23年生まれなんだな。じゃあ、もう還暦なわけだ。私の中だと川又千秋はいつまで…

リチャード.F.バートン

なつかしい。ほんとうになつかしい。 「マカロニほうれん荘」で、きんどーさんが言ってた、「知性が溢れちゃうから、バケツで掬わないと・・。」とは、まさにこのことかって思いました。その才能の無駄づかいつーか、浪費度合いの凄さがお気に入りの人物です…

アンドロギュヌスに恋愛感情はあるか?

羊頭狗肉な話なのだが、要は「海辺のカフカ」にでてきた話が気になって仕方がない。海辺のカフカ (上) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/28メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 1,037回この商品を含むブログ (962件) を見る…

すごすぎる!

知り合いの飛行機の達人に教えてもらったので、おもわずクリッピング。横風ですべらせたのか?かなり危険だったろうと想像する。http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=114527■追記日本で同様の体験をされたらしい...http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati…

韓国や米国で40代の出産が増えているそうだ

いわんや日本人をや!昔々シミュレーションを作って、結構絶望した。 寿命が長くなると絶滅しやすくなる? Population Simulator II: HPO:個人的な意見 ココログ版 んで、いろいろ考えたんだが、やっぱり昔の常識で言ったら「高齢出産」を平然とやっていく…

異性の見方

女性の表情をみるのが好きだ。お年を減れば経るほど女性の顔にはどんな想いで日々を暮らしているか出てくる。これは女たちはよく分かっているようだ。最近女性が女性を評価する言葉に触れることかあるのだが、その違いに驚かされる。男が女を評価する目はあ…

杉本彩

テレビで踊ってる。なんかどんどんきれいになってない?http://dougadeco.com/geino/1998.html不思議な人はいる。なんか男女の友情を信じたくなるね。

おだやかなフェミニズム

なぜ宮崎吾朗氏がル・グインに評価されなかったのか?それは、彼女が三部作を書いた頃から変わってしまったから。ゲド戦記外伝作者: アーシュラ・K・ル=グウィン,ディビット・ワイヤット,Ursula K. Le Guin,清水真砂子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 200…

落語の人情

なんかはまっている。isbn:01937510513041:detail (「圓生古典落語1」という本のISBNのはずだったのだが廃刊らしい。ちかいのは、この辺かな?続古典落語名作選集・第四巻「居残り佐平次/蒲の油」 [VHS])人情ものとか言うのだろうか。あまり滑稽とか、お…

東京の巨大な死と騒々しい再生

なんか気になっている。「帝都物語」を読み直すかな?死と再生があるからこそ都市は永続する。そうそう、ロジスティクス式だ。まさに。

触れ幅の大きな社会ではすべての教条主義は崩壊する

残るのは互いに学び合い、互いに信頼しあえる絆を作る意思だ。

親子

ムズイな。http://b.hatena.ne.jp/contentmobile/4258673進むも地獄、引くも地獄というか、親に反抗するところがなければ緩やかな破滅が待ち、従順でなければ血で血を洗う戦いが待っている。やはり身を立てようと思えば、真に社会に産まれ直すしかない。武田…

市場構造の崩壊

なんつうか一部の中小企業の買い手の構造がここまできて一気に変わったという話しを聞く。それはその企業からみれば市場が蒸発したように見えるに違いない。あるいは相転移と言うべきか。

アフォーダンスとは共感力だ

笑われてしまうかも知れないが、佐伯先生が以前「小人を飛ばす」という表現で認識を説明しておられた。自分の外、椅子の上、人の目、などに自分をおけるか?という問題は人と自分の認識の相互性なのだろう。認知科学の方法 (認知科学選書)作者: 佐伯胖出版社…

「米国のベンチャーキャピタリストは禅を勉強している」

藤沢久美さんの話しを聞いている。なんか感動!なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換作者: 藤沢久美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/08/20メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (10件) を見…

身体と脳って響くものかな?

「海辺のカフカ」を読んで、「ゲド戦記外伝」を読んで、なんかそんな気がしてきた。なんつうか中空で、波みたいのが、響いているような気がする。その意味ではいつぞや見たジョルジョ・ドンのボレロは象徴的だ。

2009年の職場教育

職場の日常学習に使われる主な道具として、2009年には従業員は何を使っているだろうか? "What will employees, in 2009, use as their PRIMARY tools for everyday learning in the workplace? " http://home.inklingmarkets.com/market/show/3714 今現在だ…

選挙、選挙、選挙

ちとテスト。 ありゃ、うまく表示できませんな。だれかはてなでの表示の仕方を教えてくださいませ。↓を表示させたかったんだけどな。http://home.inklingmarkets.com/market/show/3645なんか大幅に相場うごいてますな。一体何人がこの相場に参加しているので…

「海辺のカフカ」という音楽

読了して思い出せば、Danさんの感性に共感する。http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50785599.htmlこの本はひとつの曲として読まれたがっている。それはちょうど脳の中に不思議な形で記憶するとき全体でひとつの楽曲となるような感じだ。村上春樹…

「最大多数の最大幸福」

全員が幸福になることは不可能だという締念がそもそもある。

手仕事

村上春樹をひさびさに読んで、この人はちゃんと料理とかしいる人なんだろうと思った。なんか人の動きがすごく的確。私のようなものでも登場人物がどう行動するのかが、筋肉の動きまで感じられるようだった。男性でも、女性でも人が動くときには、筋が動いて…

読んじゃったよ!

記憶と言葉のつきるさきにあるものこそが大切ということかな。海辺のカフカ (下) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/28メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 124回この商品を含むブログ (729件) を見るそして、それは迷路を越…

アダルトニューロジェネシス

メモしとく。 動物実験の段階だが、中枢神経の再生を確認する報告がいくつも出され、中枢神経の再生をテーマとした国際シンポジウムも開かれるなど、人間の中枢神経でも再生、もしくは神経細胞やその前駆細胞を新に移植して機能回復できる可能性が明らかにさ…

無意味であることがわかっていながら、なぜかそれをやめることができなかった

戦勝は五分をもって上となす

痛いなぁ。うまくいっていると、そこに適応し、状況が変化したときに対応できなくなってしまう。まずまずうまくいっていると次への投資をおこたりがちになる。常に全員が危機意識を持っている組織ほど強いものはない。ま、一部で行き過ぎている組織もあるよ…

迷宮とは脳のアナロジーか?

記憶も辿るまでそこにあることが感じられない。迷宮も角を曲がるまで先が見えない。