なんかはまっている。
isbn:01937510513041:detail
(「圓生古典落語1」という本のISBNのはずだったのだが廃刊らしい。ちかいのは、この辺かな?続古典落語名作選集・第四巻「居残り佐平次/蒲の油」 [VHS])
人情ものとか言うのだろうか。あまり滑稽とか、おちがあるとかより、これはきっと語りの良さなのだろう。また、今には伝わらない生き方の粋さを伝えてくれる。しかも伝え方に芸という確かな技術があるわけだ。
ああ、あれだ、落語は江戸から明治のブログみたいなものかもしれない。
でも、圓生さんは芸がうますぎたんだろうな。謡いから、声音から、ものまねから、なんでもできる人だったんだね。生でみたかった。
ついでに最近のお気に入り。
- 作者: 越川禮子
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 新書
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
郷土の友人から勧められた。ほとんど言葉通りとると「倫理」ってことになっちゃうんだけど、「しぐさ」っていうところがいいね。やっぱり、落語聞いてたって結局はしぐさ、行動なんだよね、行動。「粋」ってのがわからないと、江戸っ子じゃないよ、というところなのだろう。
ま、私も友人も江戸っ子とはほどとおい場所で生まれ育ったが、なにか人情のような街は彼と私の郷土にまだ残っている。
いまの東京には、江戸っ子のしぐさや、落語で語られる人情なんてのはのあるのかねぇ。
■追記
江戸とはほどとおいし、ハリウッドバイアスかかりまくりだけど、映像は奇麗だった。花魁の姿をここから想像するとか言うと非難ごうごうだろうけどね。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/07/05
- メディア: DVD
- クリック: 41回
- この商品を含むブログ (151件) を見る