とりあえずtogetterにまとめた。
ほぼ誰もがなんとはなしに、Covid19の死亡率が下がっていることを感じているだろう。「致命率」と言うと感染から回復もしくは死亡までの長期にわたる観察と統計が必要になるので、現に発生している感染症例、死亡症例の比率を「死亡率」と言っておきたい。発症から死亡までの期間の推測については後で述べる。
まず、Covid19の日本での死亡者発生以来の累計でも、予測と実際のデータとの比は8月末時点で70%位になっている。
そうですね、予測(F.O値全国相当)と実際のデータの比を取ると7割くらいですね。差でとると割と乖離が広がっているように見えましたが、累計で計算するとそれほど下がったわけではないと。https://t.co/gVhcZyDK0l pic.twitter.com/aMyEbxSZIQ
— ひでき (@hidekih) 2020年9月2日
更に7月以降の感染報告、死亡者報告の数から言うと更に下がっていることは確定だと言っていいのではないだろうか?
「リセット」にヒントを得、7/15(F.O値相当値と実データが14日間隔でほぼ同じだった日付)以降で累計予測値を計算しました。この期間では6月の厚労省発表年代別死亡率の32%で最もフィットするように見えます。https://t.co/8sURmzoIEr
— ひでき (@hidekih) 2020年9月3日
この50日弱の累計相関係数0.99、新規相関係数0.75です。 pic.twitter.com/HVRZA8weRG
この辺の観察は厚労省の報告会での資料の数値とも一致するように思える。
夜中にたまたま起きたので。
— ひでき (@hidekih) 2020年9月3日
後でやってみますね。
厚労省検討の資料だとほぼ同じ数字のようではあります。https://t.co/L97H1VL9uJ pic.twitter.com/RFh9kjJCeg
いや、まだ確定していない、発症から死亡は14日よりもかかっているという方もいらっしゃる。大まかに待ち行列推定に使われるガンマ分布と同様の形実際なっている。分散の大きさを本来計測すべきだが、概ね14日で過半は超えている。平均14日の「期間間隔」を置いて多くの症例はcase closeになるとかんがえていいのではないだろうか?
まず診断(≒確定日)から死亡発表日までの分布です。平均を14日程度とするのは割と妥当性があるのかなと。左が4月以降の5日刻み、各月積み上げです。右が8月の同じく5日刻みの症例数と累計の折れ線グラフです。いずれも14日程度で過半を超えています。https://t.co/SUZuxqKS6E pic.twitter.com/dfvwq4LYxI
— ひでき (@hidekih) 2020年9月3日
仮にこの間隔を24日にしても、7月から8月に掛けての死亡率は、6月の厚労省発表の死亡率の60%程度であったと言って差し支えないのではないだろうか?
お約束の14日間隔を24日間隔に変えた場合のグラフです。これでも6月の死亡率の6割です。 pic.twitter.com/4Jh2lw5W8a
— ひでき (@hidekih) 2020年9月3日