台風の被害に見舞われた方々に心からお見舞い申し上げたい。亡くなられた方々に、哀悼の意を捧げたい。
千葉県民としては、今回利根川の決壊警報が出た時の驚きが忘れられない。台風がすぎ、利根川の危険が頭をかすめていたとは言え、外出して食事をしていた。19時過ぎにまわり中から警戒音が流れた。もちろん自分の携帯にも。初めて見る利根川氾濫警報レベル4だった。
一気に周り中でスマフォ、携帯がなりだしてビビりまくり。 https://t.co/yJ85wpI3UY
— ひでき (@hidekih) October 13, 2019
私も建築関係者だったので、利根川決壊の恐ろしさは自覚していた。私にまずできることは、その恐ろしさを伝えることだと考え、できるかぎりメール、チャット、SNS等を通じて、関係者に浸水被害予想を伝えた。
利根川決壊したら相当まずいことになるぞ… pic.twitter.com/vpnmghlZEw
— 大翔 (@hiro_scul2la) October 13, 2019
#利根川決壊 レベル4の警報が流れてます。被害の恐れのある方は成田市等のハザードマップを確認して行動してください。著作権等問題ありますが、スクショ載せます。 pic.twitter.com/kqeIt7U3tX
— ひでき (@hidekih) October 13, 2019
この時、ソースをきちんと出せななかったので、今日改めてエントリーをあげる。今回のような緊急時はもちろん、住宅を買う時にはきちんとハザードマップ、災害予想を調べたほうがいいと大きな声で行っておきたい。
ちなみに、国土交通省の川の防災情報。現在進行形の災害情報はかなり完備している。
ちなみに、このポータルからリンクされている河川情報における警報が出た頃と15日午前現在の千葉県の利根川の状況。まだまだ水位は高い。
当然だが、堤というのは山形をしているので上にいくほど細くなる。13日夜の時点で本当に数パーセント流量が増える、あるいは何かがぶつかっただけでも、決壊していた可能性がある。建築土木関係者としては、国土交通省、千葉県などが利根川の堤の強化を営々と積み重ねてきたことに心から感謝したい。特に東日本大震災以来強化されたと聞く。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000683937.pdf
9月の台風とは異なり、今回は千葉県よりも他県での被害が大きかった。しかし、いつ同じような状態になっていたかわからない。今後の状況をよくよく見守りたい。
千葉に生きることを決めた私にとって再び千葉県が安心安全な場所だと多くの方に思ってもらえる仕事をすることは私の使命だなと改めて自覚した。