台湾の友達からお見舞いのメッセージをもらった。その中のひと言が私の認識を変えた。
地球の温暖化で、これから日本が台湾の気象になり、台湾はフィリピンになる。
たしかに、台湾は日本と比べて上陸する台風は多いようだ。きちんとした統計は見つからなかった。
異常気象を追う - 台湾の台風
[https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/landing.html
台風発生回数 >
確かにフィリピンは熱帯にあるだけあって、過去の台風被害もすごいものがある。例えば、2013年の台風30号。
もっと検証は必要だが、千葉県民である私はまだどこかで「今回の台風は特別だ。こんな台風はそうそう来るものではない」という意識があった。今回の台風は、これまで災害の比較的少ない千葉県で安全対策を顧みられなかった古い建物、看板、倉庫、車庫、瓦屋根などが根こそぎ被害にあっている。災害復旧に全力を挙げていらっしゃる東電さんを悪く言うつもりはひとつもないが、送電経路も千葉県はまず問題ないだろうと想われていたはずだ。当然、大きな意味での複数経路を取れるネットワークからどうしても外れがちであるという半島性は大きい。しかし、今回の台風の教訓として台風に対して強い千葉県を作って行く必要があるのではないだろうか?地球温暖化の罪は確かに大きい。