HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

フィンランドのテレビでゾルゲ事件の特集

タイトル以上ではないのだが、フィンランドのホテルで出際にテレビをつけたらゾルゲについて1時間くらいの特集ドキュメンタリーをやっていた。

急いでいたので、どのチャンネルかまではわからなかった。しかし、ロシア、ドイツ、日本の研究者へのかなりの量のインタビューとグラスノスチで出てきたと想われるゾルゲ関係の写真を扱っていた。

またどこかで詳しく調べたいと想っている歴史的、領土的なロシア/ソ連との関係性から言えば、ゾルゲ、尾崎秀実のような存在は無視できないのだろう。残念ながらフィンランド語の学習が十分でないため、どこまで批判的であったか、肯定的であったかままではわからなかった。他国で作った番組の吹き替えでは決してなかった。それくらいのインパクトはあるのだろう。

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フィンランドWikipediaゾルゲの項目を見つけたのでGoogle翻訳させてみた。

ゾルゲは、バルバロッサ作戦の時期についてクレムリンに知らせたが、ヨシフ・スターリンはその情報が間違っていると疑い、行動に至らなかった[1]。 1941年の冬に日本が真珠湾攻撃を計画したことについてのソルゲからソビエト連邦への重要な出来事は、赤軍がモスクワを防衛するためにチェチェンとの国境から軍隊を撤退させることをもたらした。このように、彼らはあえて1941年11月 - 12月のドイツの主な攻撃と戦うのを助けた東アジアからモスクワに200万人の兵士を移すことを敢えてした。モスクワ戦を勝利するため、北方に進出したドイツ軍はレニングラードを阻止するだけで満足だった。モスクワの奪回の試みに失敗した後、1942年の春のドイツ人の進出は、南のエネルギー資源をつかむためにコーカサスに向けられた。

https://fi.wikipedia.org/wiki/Richard_Sorge

この辺のフィンランドの政治的な立ち位置がいまひとつ私にはまだ理解できていない。