HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

フィンランドの北方領土問題

昨日の続きのような話。フィンランドにもロシアとの領土問題が存在すると。

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img="https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7a/finnish_areas_ceded_in_1940.png"

フィンランドはカルヤラ全体(工業の中心地であったヴィボルグ、フィンランドの第二都市カキサルミ(現プリオゼルスク)、ソルタヴァラ、スオヤルビそしてヴィボルグ湾全体、フィンランド領域の10%ほど)を、大部分をフィンランド軍が支配しているにもかかわらず割譲することを強いられた。軍関係者及び住民は即急にカレリアから避難しなければならなかった(カレリア避難)。これにより、フィンランド国民の12%にあたる42万2千人のカレリア人が家を失った。

フィンランドスウェーデン支配、ロシア支配時代も経験しており、現在もロシアとの関係は不満はあってもつきあわざるをえないというところなのだと歴史的展開からは想像する。