HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

フィンランド語には冠詞がない

一生懸命フィンランド語教本のCDを聞き続ける毎日。フィンランドにいっても、たぶんほとんど覚えていられないとは思うものの、耳を少しでもなれさせたいと。

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割と発音はローマ字読みだし、文法は規則的だし、日本人には勉強しやすい言語かも。なによりかわいい!日本語的に聞こえる単語がいくつもある。(フィンランド語表記がまだできていないので綴は正しくない)

Tma on koira. 「たま おん こいら」 これはイヌです。
Se on kissa.  「せ おん きっさ」 それはネコです。
Tuo on kirja. 「とぅお おん きりや」 あれは本です。
Mika se on?  「みか せ おん」 それはなんですか?

「たまおんこら」とか言われてかわいくて悶死しそうになるのは私だけだろうか?

動詞も規則的。言語に詳しい方にしたら噴飯ものだろうが、私にとってはもうこれだけで十分。

この「-n -t () -mme -tte -vat」という変化の仕方はラテン語だか、フランス語の動詞に活用に見えて仕方ないのだが、さんざん調べてもでてこない。うーん。なんとはなしに動詞の活用っぽい感覚で覚えられる。

各変化が膠着語としてあり、結構複雑。とても覚えられないが、言葉の感覚が面白い。

Onko sinulla kartta?

これは、Be動詞に相当する(?)ollaに疑問形をつくる-koをつけた動詞、「あなた」の人称代名詞sinäのadessivi(〜につく)の"sinulla"、「地図」karttaのpartiivi、で一文となる。sinäがgenetiivi(所有格)でないのが不思議。「地図はあなにくっついてますか?」みたいな感じ。

なによりフィンラン語には冠詞がない!これは日本人の学習者にとってとっても大きい。私は死ぬほど英語を勉強したし、米国に留学までしたが、いまだに英作文をしているとaか、theか、それとも冠詞なしか迷う。大抵複数形にしたり、myとか所有代名詞をつけてごまかしている。たぶんいっぱい間違っている。

で、なにを言いたいかと言うと、この方すごい。よくよく拝読したい。

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